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商品説明
入稿、校了、企画会議、書店イベント、原稿取り…弱小出版社の編集者はきょうも地味に働き続ける! 出版業界のリアルをマンガで描く。ウェブサイト『DOTPLACE』ほかに加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
川崎 昌平
- 略歴
- 〈川崎昌平〉1981年埼玉県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。作家、編集者。東京工業大学非常勤講師。著書に「自殺しないための99の方法」「小幸福論」など。
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紙の本
編集者という仕事は大変だ
2017/09/08 07:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本のジャンルはといえば、やはり漫画になるのだろう。
では、よく似たタイトルの松田奈緒子さんの『重版出来!』と同じお仕事漫画かというと、確かに業界漫画ではあるが、『重版出来!』が大手の出版社から出ている漫画雑誌の人気連載なのに対して、こちらは弱小の出版社で編集の仕事をしている著者は好きが高じて同人誌として作成したものだ。
それがきっかけとなって、こうして河出書房新社という大手出版社から刊行された。
しかし、描かれている内容は創業者一族の資産にもたれかかってなんとか赤字経営が続けられているような弱小出版社の、そしてきっとそのような出版社の方が多いのだろうが、編集者の身につまされるお仕事である。
編集者という仕事は大変だ。
出版社の数はどれくらいあるかというと、この本によれば2015年時点で3489社だという。こんなにあるのと驚くが、これでも1992年からすれば1000社近く減っているのだそうだ。
出版不況といわれる昨今、それでもこんなに出版社があるとすれば、どうしても玉石混交にならざるをえない。
ではこの本はどうかといえば、出版業界に就職したいと思っている人は一度は目を通しておく方がいい。
そのハードな仕事ぶりに恐れをなすかもしれないが、著者はけっして残酷物語を描いたのではない。
そういう過酷な仕事のなかにも出版業界で働くことの矜持を描きたかったのではないだろうか。
きっとそんなことありませんと著者の漫画なら言いそうだが。
電子書籍
出版社の
2020/03/14 09:59
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
お仕事は、自分には未知の世界。子供の頃は、作家になりたい!などと思っていたこともあるので作家の入り口だったりもする出版社のお仕事は興味深い。
電子書籍
これも現実なのがつらい
2017/11/12 02:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中小企業の出版社のお話で、基本的に華やかなエピソードは無い。
淡々と進んでいくのと、文字での解説が多いのでそう言ったスタイルを苦手と感じる人もいるかも知れない。
とは言え、地味だけれどもリアルに近く感じる編集者の話は読んでいて非常に面白い物なので、出版業界に興味がある人にとっては一見の価値があると思う。
紙の本
働くって大変なのよ
2017/05/19 23:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の台詞からにじみ出るブラックユーモア。主人公の新米編集者が四苦八苦しながら、仕事をこなしていく内容。出版業のこともよくわかります。かなりハードな業務なんだなあ。半分くらいギャグを織り交ぜているのだろうけど、ギャグと思っている部分がリアルにあるのだったらそれはいけない笑えない。例えば、編集長と主人公のやりとりで、編集長「お前さあ、何考えてこの本編集した?」。主人公「間に合わせることだけ考えました」。編集長「ならOK」のくだりとか。