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商品説明
ぴかこさんはざっかやさん。でもじつは、もうひとつ、ひみつのしごとがあるんです。あるひ、ぴかこさんはおみせをとじると…。心温まるファンタジー。【「BOOK」データベースの商品解説】
ちょうちんあんこうのぴかこさんは雑貨屋さん。でも、別の仕事もあるんです。ある日、お店を閉じたぴかこさんは、暗い海の上に出て、明かりを必要とする陸の動物たちに頭の光を売りに…。月の出ない静かな夜を舞台にした物語。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
松山 円香
- 略歴
- 〈松山円香〉1984年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。CGデザイナーとしてゲーム会社に勤務後、絵本制作を始める。作品に「アリゲイタばあさんはがんこもの」がある。
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紙の本
光を売る、という発想
2016/12/07 20:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
チョウチンアンコウという魚は、頭の先から光を発するという特徴が絵本に使いやすいとも思うのですが、
実際はあまりキャラクターとしては出てきませんね。
この絵本でも”チョウチンアンコウ”という言葉は使われていませんし、あくまで”ぴかこさん”です。
夜を売る、というお話はドラ○もんとかで読んだことがありますが、
そもそも人間には光が当たり前すぎて”光を売る”という商売はもう電力会社の役割で、そっけないものになりますが、
森の動物たちが相手なら美しいファンタジーになります。
副業でやっているというのがまた秘密な感じでいいですね。
紙の本
心躍る素敵な絵本
2015/10/21 17:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、主人公がちょうちんあんこうというのが変わっていて魅力的。ちょうちんあんこうのぴかこさんが海底に開く雑貨屋さん…それだけで惹きつけられる設定だが、ぴかこさんにはもうひとつ秘密の仕事があって…と続くところで更に期待が高まる。青を基調とした背景の中を、ふわりと浮かび上がるぴかこさんの姿が何とも魅力的。そしてそのまま海の外へ出て行ったぴかこさんは、光を必要とする動物たちに呼ばれていく。絵本を読み聞かせたいくまのおかあさん、編み物をしたいひつじのおばあさん…ぴかこさんの光で照らしてもらった彼らは、海底にはないものを代わりに渡す。なるほど、こういうわけでぴかこさんは変わったものを手に入れられるのか、と納得するとともに、ちょうちんあんこうの特徴を生かしたしゃれた商売に感心。
絵もとてもやさしくてきれいで、ストーリーにぴったり合っている。
紙の本
チョウチンアンコウ
2019/07/11 08:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑貨屋さんをいとなむ、ちょうちんあんこうのぴかこさんのお話。
夜、お店を閉じたぴかこさんは、暗い海の中に光を売りに行くしごとをします。
光を売るという発想がとても素敵で、美しい絵本でした。