紙の本
店長は大変よ
2024/02/13 12:01
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろん、オーナーもバイトもみんな大変なんだけど。
この作品の中でいうと、周りに厳しいくせに、
いきなり口頭だけで辞めちゃうバイトが気になった。
自分勝手だよね。
紙の本
店長がいっぱい
2021/10/12 12:43
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投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルと表紙絵から、勝手にドタバタコメディだと思って読み始めました。
2章読んだ所で、真面目な話なんだな、と。
最初は2代目にイライラしていましたが、店長も2代目も、それぞれの成長や心の動きに最後は温かい気持ちになりました。
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色んな店長のオムニバス。
表紙のイラストのせいか、店長ばかりが集められたところでの話かなー、と思って読み始めてしまったので、少し期待とは違っていました。
まあ、あるあるです。
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友々丼はどんな味がするのかな?
友々丼をメインにチェーン店約120店舗を展開する友々家
そこで働く各店舗の店長をメインとした話。
広告代理店から転職
一癖も二癖もあるバイトに手を焼く
などなど問題点を解決していく。それを纏める容姿が美しく仕事が出来る本社の霧賀久仁子。
各章は別々の店の店長の話だが霧賀が関わっている為細かな所で話が繋がる。
最後の方の章は一代で友々家を築いた現会長「真田あさぎ」とその息子でポンコツ二代目社長の話。
ドタバタが最後まで続くのかと思いきや最後はしんみりとして終わった。
山本さんの小説は映像化が多いように感じます。
この本もいづれは映像化するんじゃないでしょうか。
店長のドタバタ
美しい霧賀の恋愛
ポンコツ社長の成長
刺激がいろいろあって楽しめます。
個人的にかなり不評だった卵の殻をかぶった豚のぬいぐるみが気になって仕方がない。ぜひ見てみたいものです。
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長編で店長が表紙のように一致団結して会社の危機だかに立ち向かう話かと思った。違った(笑)
自分も小売業に従事していたので人を使うのってホント、大変だよなぁ…としみじみしながら読んじゃいました。自分でやった方が早いし楽なんだけどそれでは店舗としては良くないんですよねぇ。お客さんも勝手ばかり言う人が多いし。仕事内容よりも人間関係で辞める人の方が多そうだなぁなんて思いました。
この間、海外にいらした方がフェイスブックで日本は人的素材を使いすぎてないかって書かれてました。その方がいらした国は高速はETCで無人。SAのファストフードも注文は液晶で、商品受け取り時のみ店員が対応していたって書いてありました。日本って「お客様は神さま」精神が大なり小なりあるので店員に無理難題言う人が多いんですよねぇ。でも考えてみてほしい。この値段でそこまでのサービスを求めるのはどうなのか、という事を… お金が全てではないけれどもやはり適正価格というものが商品にもサービスにもあるのだからその辺りは客側も弁えてもらわないと困るってのはありますよねぇ…
個人的にはクニコさんがバツ2男にひっかかった理由が全然理解できない。声か?声が良かったのか?もしくは小説だからわからないけれどもイケメンだったからか?
会長と言い、同期の店長と言い、研修先の元ヤン店長と言い、女性の方が気風が良くて颯爽としていただけになんかその男かぁ…という感じが非常に勿体ない(笑)
最後のオムライス店にはホロリとさせられました。
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丼チェーン店【友々屋】を舞台に様々な事情を抱えながらも懸命に働く店長たちの姿を描いた連作短編集。装幀のポップなイラストに相反しどの話もほろ苦いが、もがき苦しみながら奮闘する彼ら彼女らの姿に共感を抱かずにはいられない。海外進出店舗が舞台の「夢から醒めた夢」は特に秀逸で、ダメダメな二代目社長を母である前社長目線で追う「寄り添い、笑う」も感慨深いが、いまいち活かされないまま終わる設定がちらほらあるのは少し勿体ない。『仕事の効率が上がるほど多忙になり幸せを感じられない』という台詞は現代を象徴しているように思えた。
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うまい表現ができないのですが、あたたかくていい小説だと思いました。
他人丼のチェーンのいろんな店舗を舞台に、各話主人公(店長)が変わる、形式としては連作短編集なのですが、各話バラバラなのではなく、有機的につながった独特の構成で、それが物語に強さと深みを与えています。文庫で読んだ感じ、計算は全く感じさせないけど、すごく考えて書かれている印象も受けました。
それから、個性豊かで、でも共感できる、しっかりとしたキャラクター設定。一人ひとりの内面の描写が繊細かつ自然で、読んでいるうちにどの登場人物も応援したくなります。
タイトルだけ見て、ブラックな職場を皮肉ったギャグ的な話なのかなと思いましたが、とてもあたたかいヒューマンな作品でした。
働くこと、生きることにちょっと息苦しさを感じたとき。もしくは、色んなものに流されて何となく生きてるけど、自分の人生このままでいいのかなと疑問を感じたときに、手にとってみるといいかもしれません。啓発本のような具体的な解決策(大抵役に立たない)は書いてないけど、小説らしい優しさで働く人の背中を推してくれると思います。
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【あらすじ】
ここは友々家。国内外に総数百二十七店舗を展開する他人丼のチェーン店だ。ひと癖ある社長と創業者会長の元、左遷組、転職組、離婚した主婦、家出青年と、いろんな店長たちが奮闘中。不満は山ほど、疲れも溜まりトラブル多発。でも店長たちは今日も明日も、誰かのために店を開けています。さあ、いらっしゃい。超絶技巧のトロトロ卵で、きっと元気になれますから。
【感想】
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友々亭というチェーン店の店長たちの
様々な人生のお話。
チェーン店はどこにいっても店構えは
変化はあまりないけど、そこで働く人は個性的。
その対比の書き方が面白かった!
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国内外に百二十七店舗を展開する他人丼チェーン店『友々家』を舞台に、いろんな店長の様々なトラブルを描く、元気がもらえるお仕事小説。
ちょうど年末年始のチェーン店のカフェ で読むことになった。レジの不具合や客とのトラブルなど、ここでも頼りになるのは店長でした。全国どこでも同じような店構えのチェーン店でも、店長の人柄で雰囲気は変わる。本書に登場する店長さんたちのたくましさは、是非とも行きたくなる店のムードである。
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他人丼のチェーン店「友々家」
スタンダードなメニューの友々丼は、豚バラ肉とたまねぎを甘辛く煮込んだものを卵でとじて、ご飯にのせます。
それぞれのお店で働く、店長さんの奮闘する姿に元気が出ました。
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短編のようであるが、各章で共通の登場人物が出てくる
読み進める程に、面白い作品。
いずれ再読するだろうし、続編がでたら必ず買うと決めました。
エィエィイオー!
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いわゆる他人丼を提供する外食チェーンの店長たちを描いた連作短編集。
同じチェーンだから単調になるかと思ったが、結構バラエティーに富んだ話になっていた。しかも、共通の登場人物もいたりして、ちゃんとした群像劇になっている。
バイトの人間関係に悩み、売上に苦しみ、夢や家族など自分の問題にも振り回される店長たち。つらそうではあるが、それぞれに光明も見出だせる終わり方がよかった。
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短編連作。チェーン店の店長が主役かと思いきや連作で頼りない2代目社長がメインですね。
チェーン店で働いたり、バイトしたことがある人にはとてもイメージしやすく、刺さるものもあるのではないか。
仕事の大変さ、店長のやりがい、孤独などが表現されていて面白い!
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他人丼チェーン店の店長たちと本社創業者と家族の物語。
それぞれの人間像が魅力的。
読後感もよく、おすすめの作品でした。