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晩節遍路~吉原裏同心(39)~
著者 佐伯泰英(著)
吉原会所の裏同心神守幹次郎にして八代目頭取四郎兵衛は、九代目長吏頭に就任した十五歳の浅草弾左衛門に面会した。そして吉原乗っ取りを目論む西郷三郎次忠継が弾左衛門屋敷にも触手...
晩節遍路~吉原裏同心(39)~
晩節遍路 文庫書下ろし/長編時代小説 (光文社文庫 光文社時代小説文庫 吉原裏同心)
商品説明
吉原会所の裏同心神守幹次郎にして八代目頭取四郎兵衛は、九代目長吏頭に就任した十五歳の浅草弾左衛門に面会した。そして吉原乗っ取りを目論む西郷三郎次忠継が弾左衛門屋敷にも触手を伸ばしていることを知る。一方、切見世で起きた虚無僧殺しの背後に、吉原をともに支えてきた重要人物がいることに気づく幹次郎。覚悟を持ち、非情なる始末に突き進んでいく。
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思わぬところに敵が
2023/04/17 08:02
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
晩節を汚すとはここに。
かつては共に吉原を守ろうとした盟友を、自らの手で斬らずによかった。
でも生きて巡礼の旅を続けるのとどちらが辛いかわからない。
友禅が重要な鍵だったりするが、全体は暗く色のない世界だった。