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電子書籍
自公政権とは何か ──「連立」にみる強さの正体
著者 中北浩爾
自民党「一強」と言われて久しい。だが、実際には公明党との連立政権である。この政権には、政治学の理論では説明し難い謎がある。例えば両党の重点政策を比較すると、違いが少なくな...
自公政権とは何か ──「連立」にみる強さの正体
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自公政権とは何か 「連立」にみる強さの正体 (ちくま新書)
商品説明
自民党「一強」と言われて久しい。だが、実際には公明党との連立政権である。この政権には、政治学の理論では説明し難い謎がある。例えば両党の重点政策を比較すると、違いが少なくない。平和と福祉を重視する公明党は、民主党およびその後継政党の立場に近い。2016年の参院選以降、衆参両院で過半数を占める自民党は、単独政権を作ろうと思えば作れるのに、そうしない。なぜか? 本書は自公政権を中心に多角的な分析を行い、強さの理由を解き明かす。日本政治の“今”を深く理解し、今後を展望するための必読の書!
目次
- はじめに もはや単独政権の時代ではない/第一章 神話としての二党制/第二章 連立の政治学/第三章 非自民連立から自社さへ/第四章 自公政権の形成と発展/第五章 なぜ民主党政権は行きづまったのか/第六章 自公政権の政策決定とポスト配分/第七章 自民・公明両党の選挙協力/おわりに 野党共闘と政権交代を考える
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紙の本
日本政治の”今”を深く理解するための初の本格的分析
2019/06/11 18:37
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
自民党の一強状態であるにもかかわらず16年以上にわたって公明党との連立政権である。自公連立は現在の日本政治で唯一の安定的な政権の枠組みになっているのはなぜなのか。イデオロギー的な距離があるにもかかわらず、どのように自民党と公明党は長期にわたり連立を維持してきたかを詳細に分析。自民党は国家全体という「上から」の目線に立ち、公明党は個人の尊重という「下から」の目線を大切にする。違うからこそ、それぞれが別々の役割を果たし、独自性をアピールできる。野党連合を望む方々も参考になる政党「連立」論としても読める。
電子書籍
旧・統一教会問題で
2022/10/15 12:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨今の旧・統一教会問題で、公明党がフランスの反セクト法に強硬に反対していることは、意外と知られていないが、支持母体の創価学会がフランスの同法で適用対象となっていて、日本で同様の法律ができることを恐れているからである。自民党も差異はあれと同様の事情なのだろうか。