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紙の本
世界哲学史 4 中世 2 個人の覚醒 (ちくま新書)
著者 伊東邦武 (編),山内志朗 (編),中島隆博 (編),納富信留 (編)
古代から現代まで世界哲学史を一望する。4は、世界が一体化へと向かっていった13世紀の世界哲学の展開や個人の覚醒のありようを、同時代の諸文化の影響関係を視野に入れながら考察...
世界哲学史 4 中世 2 個人の覚醒 (ちくま新書)
世界哲学史4 ──中世II 個人の覚醒
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商品説明
古代から現代まで世界哲学史を一望する。4は、世界が一体化へと向かっていった13世紀の世界哲学の展開や個人の覚醒のありようを、同時代の諸文化の影響関係を視野に入れながら考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
モンゴル帝国がユーラシアを征服し世界システムが成立する中、世界哲学はいかに展開したか。天や神など超越者に還元されない「個人の覚醒」に注目し考察する。【目次】第1章 都市の発達と個人の覚醒 山内志朗第2章 トマス・アクィナスと托鉢修道会 山口雅広第3章 西洋中世における存在と本質 本間裕之第4章 アラビア哲学とイスラーム 小村優太第5章 トマス情念論による伝統の理論化 松根伸治第6章 西洋中世の認識論 藤本 温第7章 西洋中世哲学の総括としての唯名論 辻内宣博第8章 朱子学 垣内景子第9章 鎌倉時代の仏教 蓑輪顕量第10章 中世ユダヤ哲学 志田雅宏コラム1 ウィクリフと宗教改革 佐藤 優コラム2 トマス・アクィナスの正義論 佐々木 亘コラム3 キリストの肢体 小池寿子コラム4 東方のキリスト教 秋山 学【商品解説】
モンゴルによるユーラシア征服などで世界が一体化する中、世界哲学はどう展開したのか。超越者に還元されない個をめぐる思考を探る。【本の内容】
著者紹介
伊東邦武
- 略歴
- 〈伊藤邦武〉1949年生まれ。京都大学名誉教授。
〈山内志朗〉1957年生まれ。慶應義塾大学教授。
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東洋・イスラーム・ユダヤも扱う風通しの良い中世哲学入門
2020/05/21 17:51
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界が一体化へと向かっていった13世紀の世界哲学の展開や個人の覚醒のありようを、同時代の諸文化の影響関係を視野に入れながら考察する。第6章「西洋中世の認識論」は、抽象と概念形成というぼくらの研究課題にとっても、極めて有意義な論稿。「志向性」(intentio)の理論の系譜をわかりやすく整理してくれており、「概念」や「形象」について、認識を改めることができた。これに、第3章「西洋中世における存在と本質」、第7章「西洋中世哲学の総括としての唯名論」を合わせて読めば、結構な部分をカバーできるし、見通しを得ることができる。
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現在のヨーロッパの直接の萌芽
2023/01/24 13:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヨーロッパでは現在のヨーロッパの直接の萌芽が、また中国では朱子学など、相互の影響関係やシンクロより各地独自の展開が目立つのがこの時期なのかもしれない。