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紙の本
偏差値45からの大学の選び方 (ちくまプリマー新書)
著者 山内 太地 (著)
重要なのは「第2志望」の選び方! 日本にある約800大学をすべて見学した著者が、有名私大や憧れの国公立大学にあと一歩届かないという人に向けて、おすすめの第2志望の大学を厳...
偏差値45からの大学の選び方 (ちくまプリマー新書)
偏差値45からの大学の選び方
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商品説明
重要なのは「第2志望」の選び方! 日本にある約800大学をすべて見学した著者が、有名私大や憧れの国公立大学にあと一歩届かないという人に向けて、おすすめの第2志望の大学を厳選紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
「有名大に行きたい」と思うけれど、合格するのは上位数%だけ。だから重要なのは「第2志望」の選び方を知ること。足りないのは努力でもお金でもなく情報だ!【商品解説】
模試がD判定以下でも行きたい大学がある、そんな受験生は「第2志望校」の選び方が重要。足りないのは努力でもお金でもなく情報だ!【本の内容】
目次
- はじめに
- 高校と大学の違い/学部案内−理系編/学部案内−文系編/リベラルアーツを学んで人類の課題を解決する
- 第1章 文理の壁をすり抜ける
- 大学に進学するのは当たり前なのか/大学へ行かないとどうなる?/何者かになれるか決まっていないなら/文系と理系とどっちに行くか/どんな学問を学びたいのか早い段階で考える/文系だけど理系大に行きたい/そもそも自分はどうなりたいのか?/将来はやりたいことで考えなくてよい/あなたの仕事が誰かのためになるか/やりたいことを親に反対されます/親を納得させるには/親は心配している/足りないのはお金ではなく情報/タダで神奈川大学に行けるかも/悩んでいるなら受けてみる/夜間という手もある
- 第2章 お得な国公立大を探せ!
- 国公立大学は5回受けられる/国公立か私立か?/地方の国公立大学 対 都会の私立大学/地方は文理で就職先が変わる/理系は積極的に地方へ/旧帝大とは?/数学だけで入れる旧帝大がある!?/九大共創という不思議な学部/共創学部に向いている人/九大は芸工も面白い/東北大工学部の魅力に迫る/東北大学工学部の特徴/地方国立なら地元でいいや?/科研費ランキングより自分に合うか/地域産業に根ざした工学部も/農学部・水産学部という道もある/医療系は学費の安い国公立へ/伝統のある人文系学部/経済学部なら旧高商が狙い目/公立という手もある/おすすめ公立大学工学部/地方国公立の生活/なんといっても安い/地方という選択肢/編入が狙える短大/名門大に編入できる!
- 第3章 厳選! 魅力的な私立大160校
- 日本全国から優良私立大を厳選!/早慶・GMARCH/コラム法政大はMARCHで最弱?/上理・三女子大/成成明学濁國武/コラムMARCH 対 國學院/日東駒専・女子大/東京四理工など/大東亜帝国など/首都圏の個性的な大学/コラム首都圏の大学受験事情/関関同立/近甲龍産など/関西の注目私大/コラム関西私立受験の現状/愛知県の私立大学/コラム愛知の大学受験事情/東日本のおすすめ私大/西日本のおすすめ私大/コラム地方の大学受験事情/偏差値にとらわれない
- 第4章 推薦で半分が大学に行く時代の勝ち方
- 推薦を受けさせてもらえない/自称進学校はなぜ厳しいのか/自発的に勉強しない自称進学校の生徒/反発しても大学に受かるわけではない/高校の先生を説得する/まずは先生の意見を受け入れる/プラスアルファの挑戦としての推薦/推薦だけに絞らない/勝ちに行くために/面接で人と差をつける方法/面接が突破できない人のココがダメ/面接を突破する方法/面接対策で重要なこと/推薦落ちる人のダメな志望動機3つ/難しい言葉は必要ない/指定校推薦で有名大学に行く友達がずるい/オープンキャンパスを制せ!/オープンキャンパスは、ここを見ろ/オープンキャンパスで見るその他のポイント/推薦合格のためのオープンキャンパス活用法/学生にも聞いてみよう
著者紹介
山内 太地
- 略歴
- 〈山内太地〉岐阜県出身。東洋大学社会学部社会学科卒業。教育ジャーナリスト、学校経営コンサルタント、教育YouYuber。著書に「大学のウソ」「就活下剋上」など。
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紙の本
偏差値で志望大学を決めない、著者の視点が活かされている1冊です。
2023/04/11 16:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は全国各地の大学に詳しい識者で、大学受験生の質問に答える動画も多数出していることで知られています。
当書はその著者の視点が思う存分活かされており、単に偏差値・人気で決めない志望大学の選び方を伝授しています。
具体的には、例えばこの大学はこの学部が伝統があり卒業後の就職もいい、といった情報が文章で著されています。各地方を代表する大学もたくさん名を挙げています。
真面目に大学選びをしたい受験生に読んでいただきたい1冊です。紙幅は薄いですが、中身は大変充実しています。
紙の本
デメリットないので鵜呑みにしてはいけないだろう
2023/08/13 14:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り高学力層でない人へ向けた書物であり、その点偽りはない。しかし、問題としては、本書に記載されていることをそのまま鵜呑みにしてはいけないのではないかと思ってしまう。というのも各大学をとかく褒めちぎっていて、その大学のメリットとデメリットを公平に評価しているようには感じられないからである。
そもそも、大学とは学力をそれなりに持っている層が、更なる勉学のためにいくところであり、勉強しないで行くべきところではない。分数ができない大学生などと揶揄される昨今、低学力層に血税を投入して大学への進学を勧めるのは社会的に望ましいことではないはずである。最低限の勉学を身に着けてから大学に行くべきであるので、そういった耳の痛い話は全くしないように心掛けているのだろうか。
最後の章で、美大に関しては、大学に行っても食べていけるようになるわけではないという当たり前のことを書いているが、なぜ普通の大学については安易に行くことを推奨するのだろうか。このくらいのことはできるようになってから大学に行きましょうと書くべきではないのかと思い、高い評価を本書に付けることはできないと感じた。