紙の本
8割のその先へ
2018/07/28 09:24
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投稿者:まきちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
印象に残った部分を一部抜粋
物ごとというのは、たいてい八割までは、がんばった成果が順調にかたちになってゆきますが、そこから先は別次元になります。
八割のその上に行くにはどうすればいいか。つまりそれは、残りの二割に挑むかどうかです。
上の世界に行くためには、まずその存在を知っていなければなりません。
残りの二割が存在しているということを知ることができるかどうかが大きなポイントになってきます。
本来、八割から上の世界こそ、とても素晴らしいものです。走ることに限らず、どんなことにおいてもそうです。
人間の体は面白い一日休むと次の日はさらに始めるのがつらくなります。続けていることは一度止めると、すぐ元のゼロにもどってしまうーこれは真実です。そしてもう一度、かつて築き上げていたところまで戻すのには、時間がかかるのです。
自分を苦しめる必要はありませんが、時には少しがまんをしたり、チャレンジしながら、習慣として続けなければ、物ごとはかたちになりません。ともかく休まずに続けなければ、成果が出ることもないという事実は、走り始めて改めて実感したことです。
紙の本
いつからでも遅くない
2022/06/03 11:42
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
多忙な職務の合間にも、ランニングで身体と心をリフレッシュするコツが参考になります。人生の折り返し地点に立っているだけに、著者を見習いたいです。
紙の本
まだまだやれる、と思うために。
2019/11/09 15:07
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
松浦弥太郎さんだから、
もちろんマラソン指南本な訳でなく。
40代以降にマラソンにはまる人って、
何かのきっかけで走ってみて、
自身の目標を達成して、
自分もまだまだ捨てたもんじゃない、って思った人ですよね。
かくいう私もその一人。
その感覚を、
他の日常にも投影できると教えてくれる一冊です。
紙の本
セレンディピティ
2019/02/28 22:20
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読むと「じゃ、ちょっとそこまで走ってみるか」という気になりますよね。最初はジョギング程度からでもいいですけれど。
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暮しの手帖元編集長、まるで同期、ということで読んでみた。
立ち読みでサクっと読めてしまう内容(すまん!)。
なにも新しいことは書いてない。
食事、生活習慣、トレーニング方法、故障 etc... 共感できるところが多く。。。というのも、ランニングを趣味として始めた人は誰もが通る道ばかりだから。
ほとんど斜め読みでいい内容と思い読んでしまったので、もし少しでもいいこと書いてあるとしたらゴメンナサイ。
でも私の目には止まりませんでした。
ただ、著者のランに対する姿勢は、今の自分にはフィットしたかもしれない。7㎞45分のペース、記録は狙わない、走り続けられる習慣とする。。。
今の気分には合う内容だった。
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マラソンのテクニックについて書いている本ではありません。
松浦弥太郎さんが日々走り続けたことによって
何が得られたか
自分がどう変わったか
走るうえで何を大切にしているか
そんなことが書いてある本です。
私は元々この人のエッセイが好きだったのですが
この本もやっぱり気に入りました。
自分も走り続けるうえで今後何を大切にしていきたいか
考えたいな、と思いました。
読後が清々しい、良本です。
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著者は自分と同世代。
今まで気になってはいたものの著者の作品を読んだことはありませんでした。共通の趣味があると知り初めて読みましたが、とてもしっくりきました。
40~50代の市民ランナー、あるいは何か仕事以外に打ち込んでいるモノを持っている人なら解る共通の感覚・・
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松浦氏の事も好きだし、マラソンやっていたのかと親近感で手に取る。ストイックにマラソンに向き合っている事がわかり、色々と勉強になる。マラソンシューズのインソールを買おうと思う。
【学】
アプリ ストラバ 使ってみよう
色々なマラソンが有るのだなぁ
空腹で走らない。食べて飲んで走る。
足を柔軟にする マッサージ
8割を越えた後、美しさ
1キロ5分45秒
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2018.3.18
私の好きな著名人は、走ってる人が多いような気がする。身体を動かすことで心身がリフレッシュできる感覚、そうなんやろうなあって。私もたくさん経験して、失敗して、学びとしていきたい。
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松浦弥太郎氏の、マラソンが与えてくれたもの。
美しく走ること。人生を考えてみて、走ることにそこまで固執しても良いことはない。走る楽しみを、爽快感や疲労感、達成感などに結びつけて行く。2度の故障にもめげずに続けた松浦弥太郎氏。
きっかけは衝動的なものだったが、計画を立てて、しっかりと進めて行く。
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村上春樹の本とはまた全然違った。
止まっていいし、休んでもいい。
タイムや距離を目標にするのも楽しいかもしれないが
とにかく、リフレッシュできることが大切。
自分に向き合うこと、
自分を調整することができる時間。
私自身が走っているときにそれを感じたので
すごいよかった。
とても素敵な考えだなと感じたのが
物事は8割ぐらいまでしっかりこなしてから、
残りの2割を高めていくことが難しい。
例えば45分で7km走ることは出来るようになっても
そこからタイムを縮めるのはグッと上がる。
年齢とともにタイムが落ちることもあるかも知れない。
そういう時に、弥太郎さんは
【美しさ】を求めるのだという。
この表現がとてもストンと落ちた。
走ることも、それ以外のこと、
例えば仕事でも、意識したい考え方だと思った。
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心療内科の薬を出されたものの飲む気がしない。仕事、現実から離れる、疲労を溜めない、このままだと精神的にもまいってしまうかもしれない。「ちょっと走ってみようか」という思考回路に共感しました。
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この本は読んでよかった、、
なかなか深い。
ストレスが身体に出てきて、松浦さんは「走る」ことを生活にプラスした。そのことで得られた効果がとても多かったことがこの本では語られている。
走ることで心身ともに健康になれるんだなあ、と素直に思ったし、最終的に美しく走るところに到達する、というところがいいなと思った。
わたしも、仕事も生活も趣味も「美しさ」に到達できたらいいなと思ったりした。
あと、気になった箇所は「準備をしておく」ということの大切さ。10時間走れる身体にしておく、というのも準備のひとつというのは確かにと思った。天災のときとかね。いつ何があるかわからないし、、。わたしもそういう準備はしておきたいなあー とすごく思った。
この本は買って手元に置いておきたいな。
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「暮らしの手帳」の編集長だった著者が、多忙な仕事とプレッシャーで体調を崩す。しかし、医者からもらった薬は飲まず、思い立って走り始める。それから徐々に、生活にランニングが根付き、リズムのある充実した生活を送れるようになった。
ランニングはどうしてもタイムを追い求めがちだけど、著者のように、タイムは気にせず、自分のリズムで生活の一部として走り続けることが、本当は大切なんだろうなと思う。とかく多忙な40代、50代にとって、ランニングは人間関係から離れて、自分に向き合える貴重な時間。そういう捉え方を私もずっと忘れずにいたいと思います。
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走り始めた当時、自分が思っているよりもはるかに走れない自分に気づいた時のショック。
走ることが気持ちの良いものだとわかっているのに、家を出るときに億劫さを感じる。
そんな文章を読み、あ、同じ!!とちょっと嬉しくなった(笑)
自分は、フルマラソンを走ることが決まってから、走ることを始めた人だ。
そして、完走は自分の力以外のものに左右されていない、つまり、「自分だけで完遂できるもの」だと思った。
著者のいうように、「自分ってできるじゃん!」という感覚。
それが、気持ちよかったのを覚えている。
著者じゃないが、10キロは、もう当たり前の感覚になっている。
しばらく、走れていないが、そろそろ、その先を見据えて、2時間(自分はキロ8分台で走るので、20キロ行かないが)、走ろうかね。