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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.8
  • 出版社: ポプラ社
  • レーベル: ポプラ文庫
  • サイズ:16cm/243p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-591-10435-4
文庫

紙の本

ガン病棟のピーターラビット (ポプラ文庫)

著者 中島 梓 (著)

2007年11月、人気作家を再びガンが襲った。痛みに眠れぬ夜を過ごし、築地を見おろしてグルメを考察し、死を思い、生をふり返る日々。もっと、もっと書こう。一行でも多く—告知...

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ガン病棟のピーターラビット (ポプラ文庫)

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商品説明

2007年11月、人気作家を再びガンが襲った。痛みに眠れぬ夜を過ごし、築地を見おろしてグルメを考察し、死を思い、生をふり返る日々。もっと、もっと書こう。一行でも多く—告知から手術、退院までをかろやかに綴って、毎日を生きる勇気にあふれるエッセイ25篇。【「BOOK」データベースの商品解説】

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みんなのレビュー22件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

それでもがんと闘い続けていく意志表明の1冊

2009/04/29 00:19

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

2008年に新たに創刊されたポプラ文庫の書き下ろしで、2007年秋から冬にかけての中島梓のガン闘病記です。ポプラ文庫としてはこちらが先に刊行されましたが、同じくポプラ文庫に収められた『アマゾネスのように』から続けて読むと、それだけで中島梓のガン体験記が一まとめに読めることになります。中島梓はスーパーウーマンのように思っていましたが、55年の人生で2回もガンの手術をし、今も尚薬物療法を続けてみえるわけで、けっこう病者だったのだと改めて気づきました。
そんなことを改めて気づくほど、基本的には人生に対して積極的に向かっている人なので、ガン体験記とは言えあまり暗いとか辛いとかいった印象はありません。しかし、前作(?)『アマゾネスのように』ではひたすら前向きだった著者が、この本では何だか達観したかのような文章がところどころに出てきます。まあさすがに37歳と54歳では思うところが違って当然なのでしょうが。
また以前の乳がんとは異なり、今回はすい臓がんであったためか、内蔵に触れる(と言うより取り除く)手術を経験するとどのように大変なのかを知ることができました。やむを得ないこととは言え、食事が摂れず、体も衰弱して起き上がるのも困難な状態が続くと言うのは、自分の命を守るためであっても辛そうです。そのあたりが、作家という仕事を持った人の手によって詳細に書かれているのは、同じ病を経験したり、今後そうなるかもしれない私たちに非常に参考になるのではないでしょうか。
残念なのは、この本のあとがきで肝臓へのがんの転移が明かされていることです。手術や化学療法が無駄であったとは云えないものの、はかばかしくない結果を知らされるのは、他人のことであってもうれしくはありません。それが中島梓/栗本薫のことであるというのが、また一層辛くなります。彼女にはこのような体験記はもちろんですが、もっともっと私たちが待ち望んでいる物語を多く書き続けてもらいたいからに他ないからです。

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紙の本

結局、自分の病気も飯のタネにしちゃう、作家っていうやつは、なんて思います。これ読んで勇気づけられるより反発感じるほうがフツーじゃないでしょうか、才能とお金の自慢ばかりじゃねえ、貧乏人はひがむだけ

2009/05/18 20:13

10人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

つい先日安野光雅『語前語後』で安野がガンに罹っていたことを知ったばかりですが、今度は中島梓です。私としては、昨年、大好きだった藤原伊織をガンで亡くしたばかりなので、安野と中島のそれが良性であることを祈るばかりです。ちなみに、この本を読むまで中島が以前、17年経つんだそうですが乳がんの手術をしたことを、私、完全に忘れていました。いやはや・・・

しかもです、カバー後ろの案内には

2007年11月、人気作家を再び
ガンが襲った。痛みに眠れぬ夜
を過ごし、築地を見おろしてグ
ルメを考察し、死を思い、生を
ふり返る日々。もっと、もっと
書こう。一行でも多く――告知
から手術、退院までをかろやか
に綴って、毎日を生きる勇気に
あふれるエッセイ25篇。
       文庫書き下ろし

と書いてあるのに、これは中島が老いた母親を介護するノンフィクションだと思い込んでいたんです。たまたま開いた頁に中島が自分のマンションの隣の一戸を母親のために購入し、老後の面倒をみる、みたいな文章を見つけたんです。ケアマネであり、つい先日社会福祉士の資格試験を受けた(合格発表は未だ先)ばかりの私にとって、母親の介護のことを平易な文章で書いた記録、っていうのは公私両面で興味の対象なわけです。

でも、これはかなりの確率じゃないか、って思うんですが、そういう文章があるのは本当に限られていて、殆どが中島の闘病記なんです。ま、闘病記、っていうと陰々滅々、なんて思うと大間違い、ある意味、入院中に思ったことや他の患者さん、或は自分の今後のことなどを記した、どちらかというと明るいエッセイ風ではあるんです。

そういう意味で祖父江ヒロコの装画と、それを使って全体を明るい、っていうか柔らかい基調でまとめた緒方修一のデザインていうのは、内容を上手く体現しているな、子どもだけではなく大人路線も取り入れるようになったポプラ社が文庫本を出しているなんて知りませんでしたが、一般書並にいい装丁だな、って思います。

でも明るいといっても、そういう表現部分を削ってしまって事実の羅列風にすると、かなり辛い内容です。(笑)っていう表現を見つけては、これって口述筆記?なんて思いながら読み進めるんですが、最後なんて、ご当人にしてもキビシイ話だよな、なんて思うんです。でも、やっぱりこの(笑)は、浮いてるなあ・・・

中島が最初に宣告を受けたのは、2007年11月17日だそうです。でガンセンターに入院したのが12月18日で退院が2008年の1月19日。で、手術をしたのが20日。私の経験では、入院して二日目で手術というのは驚異的な早さだと思います。普通は一週間とはいわなくても五日くらいかかる。運悪く金曜入院で土日祭日が続くなんていうことになれば簡単に一週間経ってしまいます。

でも中島の場合は違います。ガンセンターのシステムがいいのか、中島の運がいいのか、それとも年末を控えていたからそうなったのかは別にして、本来の医療はこうあってほしい、と患者側が望むものではあります。ただしご当人にはそういう意識はないんでしょうが、特別室に入ったことについての記述を始め、本のあちこちに散見する収入自慢は、止めたほうがいいんじゃないか、だって下品だもの、って思います。

それに関連するんですが、自分が劇をやっていることやピアノを演奏していることも、どうも根っこが同じ気がして、あれ、中島梓っていつからこんなキャラだったんだろう、って思います。確かに昭和大学病院に入院しているあいだ(2007年11月12日入院)に『グイン・サーガ』の121巻を書いたっていうのは立派です。私も買いました。そういうファンに支えられていることは分かります。

ファンクラブもあるし、感謝の意を表したイヴェントの企画をけっこうやっていることもグインサーガのあとがきを読んでいれば分かります。でも、なんだか違う。中島が純文学ではなく物語りこそ彼女が求めるものであり、それが文学の王道であるという主張も、その通り!って思います。桜庭一樹も似たようなこと書いてましたね。読書日記で。

でも、それがお金の使い方、見たいにして示されるとなんだか落ち着かない。ま、貧乏人の僻み、って言われればそれまでなんですけど闘病記で自慢しなくてもいいだろ、ってね。それとオーガニックな食材への唐突な切り替えが気になるんです。宋哲さんのこと、で盛んに語られるんですがどうもその達観のありかたが、どうもわざとらしい。

無論、理解できないわけじゃありません。だって、中島はガンなんだから、自分の体にいいことならば、おまけにそれが地球のタメニなることなら積極的にやりたい、っていうのも。第一、年齢が年齢ですから、そろそろ美食を控えても少しも不思議ではありません。でも、そういう所に嵌っちゃってどうしようもなくなってしまった作家って、結構いるんです。

例えば、平井和正。『幻魔大戦』の途中からおかしくなってしまいました。平井が、ではなくて小説が。主人公たちの会話が、すべてお説教になってしまった。最近では田口ランディがそうです。盗作で騒がれて、執筆量が落ちたかと思ったら、やたら霊的な話ばかり振り回しての復活となった。

ま、あれを復活といえるのかどうか、私には疑問です。だって『コンセント』三部作を書いていたころの凄さを知っているに読者にとっては、今の作品は抜け殻としか思えない。で、です。似てるんです、中島のオーガニックな食材や宋哲さんの持ち上げ方、そして食事のあり方にたいする意見表明の仕方が。更に言えば、自分が小説家であることに対する意思表明が。なんていうか神がかってしまった。

アニメ化が決まったので、あらためて『グイン・サーガ』が注目されるでしょう。文庫も第一巻から新装版で出しなおされる。これで息子さんはサラリーマンにならなくて済むし、旦那さんも今の仕事を続けていくことができる。そういうことが不幸の中にある中島を、元気付けているのは分かるんです。でも、なんだか不自然でしかたがない・・・

最後に目次について。扉には目次とは違って日付も書かれていますが、じつは、私にはこの日付の意味がわからないんです。見てもらえばわかりますが、日付は話の順番通りにはなっていません。しかも、中島が最初に宣告を受けたのは、2007年11月17日でガンセンター入院が12月18日で退院が2008年の1月19日なのに、扉の日付は最も古いもので2008年1月5日で、最後が同月24日です。

ガンセンター入院は12月18日ですが、章のタイトルの「ガンセンターへ」の扉には2008年1月21日と振ってある。黄疸は2007年11月に分かっているのに、章の「黄疸」の扉には2008年1月17日とあります。執筆日だとしても、じゃあ、日記じゃなくて一月以上前に事を回想しているわけ?なんて思ったりする。これなんて簡単なことなんでしょうから、ひとこと断りがあれば助かったのに、なんて思います。

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2008/08/26 23:31

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2008/08/25 04:38

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