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商品説明
「とにかくいい仕事をしよう」とひたむきに歩んできただけなのです-。日本で初めて衣装デザイナーとして米アカデミー賞を受賞したワダエミが、「仕事」について語る。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- はじめに
- 第1章 衣装デザインという仕事(1)−映画
- 「HERO」のキーワードは「色」
- 衣装を作る人材まで育てる
- 撮影終了後も仕事は終わらない
- 第2章 衣装デザインという仕事(2)−オペラ
- オペラの衣装デザインで大切なこと
- 縄文時代からイメージした「エディプス王」の衣装
- 市民が参加して一体感を作り出したフェスティバル
- デザインだけではないデザイナーの仕事
著者紹介
ワダ エミ
- 略歴
- 〈ワダエミ〉1937年京都府生まれ。京都市立美術大学西洋画科卒業。衣装デザイナー。演劇、映画、オペラ、ミュージカル、パントマイム、コマーシャルなどで幅広く活躍。著書に「ワダエミの衣装」など。
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紙の本
追悼・ワダエミさん - 自分の人生は誰のものでもない
2021/12/08 15:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2021年11月13日、84歳で亡くなった衣装デザイナー、ワダエミさんについては黒澤明監督の「乱」でアメリカのアカデミー賞の衣装デザイン賞を受賞したことくらいしか知識がなかった。
ワダエミさんとはどんな女性だったのか、伝記なり自伝なりがないだろうかと探すと、2010年にポプラ社が「未来のおとな」である子ども向けに編んだ「未来のおとなに語るシリーズ」の一冊として、自身の仕事や半生を綴った本があることがわかった。
それがこの本である。
子ども向けにはなっているが、書かれている内容はワダエミさんを知るには格好の一冊になっている。
衣装デザイナーについて、ワダさんは映画や演劇で単に衣装をデザインするだけでなく「脚本を読み、そこで表現されようとする人間像を分析し、ふさわしい衣装を考える」職業だとしている。
代表作となった「乱」にしても、黒澤監督からのオファーが先にあったのではなく、自身の売り込みだったことも明かしている。
その作品で作った衣装は千を超えるというから、もし黒澤監督でなければワダさんの才能は認められなかったかもしれない。
あるいは、京都下鴨の2000坪もあるお屋敷で育ったワダさんが大学在学中の20歳の時にNHKの演出家だった和田勉さんと結婚したことも、奇跡のような出会いだと思える。
和田勉さんが異能の演出家と呼ばれるのはまだ先のことだろうから、ワダさんもまた先見の明があったのだろう。
さらにこの本ではワダさんの若い人へのメッセージも載っていて、「人生に枠を作らない」と説くこの人のことはもっと知られてもいいと思えた。
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彼女が紡ぐのは
2020/05/26 16:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
衣装デザイナーとして、国際的に活躍している著者の言葉が素敵です。自分の仕事に誇りを持ち、人と人との繋がりを大切にすることを考えさせられます。