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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2022/07/14
- 出版社: あすなろ書房
- サイズ:28cm/1冊(ページ付なし)
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-7515-3114-3
紙の本
はだしであるく
スイカ畑をはだしで歩くと、葉っぱのうぶ毛がちくちくぞわぞわ。アスファルトの上をはだしで歩くと、ちっこい石があたっていたい。川の中に足を入れてみると…? 足のうらで地球を感...
はだしであるく
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商品説明
スイカ畑をはだしで歩くと、葉っぱのうぶ毛がちくちくぞわぞわ。アスファルトの上をはだしで歩くと、ちっこい石があたっていたい。川の中に足を入れてみると…? 足のうらで地球を感じる、身体感覚を呼びおこす物語。【「TRC MARC」の商品解説】
足のうらで地球を感じる。身体感覚を呼び起こす絵本!
夏、スイカをつついたカラスを追って、はだしで道路へ。
小さい石が、足の裏に、くいくいあたる。
マンホールの上は、あっつあつ。目玉焼きができそう!
横断歩道を渡ると、あれれ? 白い所は熱くない!
川の土手から一気に川へ。
ひんやりした川砂が、足の甲をすべっていく。
川の音がする。風の流れる音がする・・・。【商品解説】
著者紹介
村中 李衣
- 略歴
- 〈村中李衣〉山口県生まれ。児童文学作家。ノートルダム清心女子大学児童学科教授。
〈石川えりこ〉福岡県生まれ。イラストレーター、絵本作家。
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紙の本
地球はこんなにあたたかい
2022/09/11 07:42
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「はだし」という言葉で思いだすのは
1964年の東京オリンピックのマラソンで金メダルをとった、
エチオピアのアベベ選手。
その前回大会のローマで「裸足のランナー」として有名になった。
アベベをまねしたわけではないだろうが、
昭和30年代の小学校では、
運動会の徒競走になると、はだしで走る子が何人もいたものだ。
さすがに今ではそういう子どもも見かけなくなったし、
そもそも屋外ではだしになることも
海水浴とか水遊びぐらいしかないのではないか。
現代人は裸足で土を楽しむことを忘れてしまっている。
村中李衣(りえ)さん文、石川えりこさん絵の
絵本『はだしであるく』は、
裸足で歩くことを忘れた私たちに
裸足で歩くことの楽しさを思い出させてくれる。
畑ですいかを盗み食いしていたカラスを追いかけているうちに
はだしになった女の子。
雨あがりの畑の土はぐにゃりとしている。
はだしのまま、アスファルトの道へと追いかけて、
ちがった地面の感じはおもしろい。
公園の土や川のなかの感触、みなそれぞれちがう。
やがて、女の子は風の気持ちになったようにもなる。
大きく描かれた、女の子の顔の表情がいい。
絵本の魅力を感じとれる瞬間といっていい。
こんな絵本を読んだあとは、
そっとはだしになって、地球にふれたい気分になる。
紙の本
裸足で歩きたくなる絵本
2022/10/17 16:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
私たちは今、当然のように靴を履いて過ごしている。
でも子どもの頃は裸足が好きだった。
今も夏の砂浜で、運動場で、足湯で、何かのきっかけで裸足で地面に触れると気持ちいい。そういう感覚を思い出させてくれる絵本。読んでいたら、裸足で歩いてみたくなる。