「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
〈サラリーマン〉のメディア史
著者 谷原 吏 (著)
スーツを着て職場に毎朝通勤し、仕事をするサラリーマン。昭和・平成の映画、雑誌、ドラマ、漫画など、サラリーマンがサラリーマンをまなざすメディアを分析し、大衆化と差異化という...
〈サラリーマン〉のメディア史
〈サラリーマン〉のメディア史
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
スーツを着て職場に毎朝通勤し、仕事をするサラリーマン。昭和・平成の映画、雑誌、ドラマ、漫画など、サラリーマンがサラリーマンをまなざすメディアを分析し、大衆化と差異化という視点から〈普通の人々〉の通史を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
▼大衆化 と 差異化…。「普通の人々」の昭和・平成を描く。
▼「サラリーマン」という戦後の成人男性の典型的な表象が揺らぎつつある昨今。
昭和・平成の映画、雑誌、ドラマ、漫画など…サラリーマンがサラリーマンをまなざすメディアの分析を通じ、大衆化と差異化という視点から、日本社会を支える〈普通の人々〉の通史を描く。
▼我らしがない「サラリーマン」なのか?
「サラリーマン」という言葉を聞いた時に、皆さんは何をイメージするだろうか。
やや古い響きがあるかもしれない。現在であれば、ビジネスパーソンや会社員と言った方が一般的だろう。
それでも本書は、あえて「サラリーマン」という言葉を使っている。
なぜならば、「サラリーマン」という言葉が、戦後日本社会において典型的な成人男性を表象するイメージとして定着していたからである。
「サラリーマン」という言葉に違和感があるのであれば、適宜、ビジネスパーソンや会社員と読み替えてもらってもかまわない。
本書はスーツを着て職場に毎朝通勤し、仕事をする…このような、日本社会を支える多くの人のメディア史を描くものである。【商品解説】
目次
- 1章 なぜ「『サラリーマン』のメディア史」か
- 1 「サラリーマン」が「サラリーマン」をまなざす
- 2 本書の方法論
- 3 本書で扱う史資料
- 4 本書の構成
- 2章 戦前期における職員層とは何者だったのか
- 1 戦前期の「サラリーマン」
- 2 しがない「サラリーマン」としての職員層
- 3 「知識人」としての職員層
- 4 「消費者」としての職員層
著者紹介
谷原 吏
- 略歴
- 〈谷原吏〉1986年生まれ。博士(社会学)。神田外語大学外国語学部専任講師、国際大学GLOCOM客員研究員。専門はメディア史、情報社会論等。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
いまや死語?のサラリーマンを分析
2023/04/30 17:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の博士論文を書籍化したもの。
学術論文なので、タイトルほどの親しみやすさはないが、いまや死語とも言える「サラリーマン」。
その凡庸でもの悲しい存在は、いったい何だったのか。若手社会学者の著者が映画、雑誌、漫画などメディアに表れる姿を手がかりに、分析している。視点含め、面白い。ジェンダー研究にも接続できるのでは。