写真のボーダーランド: X線・心霊写真・念写 (写真叢書)
著者 浜野 志保
流体写真・心霊写真・妖精写真・ダウジング・念写――「見えない世界」への期待と疑惑を抱きながら、私たちは写真に見入ってしまう。写真と現実、科学と疑似科学の境界を示す80点以...
写真のボーダーランド: X線・心霊写真・念写 (写真叢書)
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商品説明
流体写真・心霊写真・妖精写真・ダウジング・念写――「見えない世界」への期待と疑惑を抱きながら、私たちは写真に見入ってしまう。写真と現実、科学と疑似科学の境界を示す80点以上の写真とエピソードをもとに、その不気味さ・奇妙さから写真の本質に迫る。
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想像力とテクノロジー
2022/06/17 00:31
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投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
青弓社『写真叢書』の一冊。
筆者は、パラノーマルな文化史の研究家で、博士論文やあちこちに発表した文章をもとに、編み直されたものである。
そういった成り立ちからか、写真論とオカルト領域の交差は、興味深いものの、練り上がってないように思える。
しかし怪しげなことの背景で、何が起きていたかについて、学者の手法で綴っていくのは手堅く、あまりまともにみられない歴史を把握するには良いと思う。
これは助走に過ぎず、いずれ、本格的な論考が書かれるものと期待する。
妖精写真から、ダウンジングまで、この世界に動く何かの力についての想像力と、山師たちと、信じたい人。
ここには大きな鉱脈が埋まってる。
地球線の話は、オカルト関係や神話について何か書く人には非常に便利。
風水や、レイラインといった大規模な枠についてものが、想像力との関係で論じられるのかも。