紙の本
極めて重要で、且つ日常的な内容。
2023/03/06 21:22
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前読了した『トヨタ公式 ダンドリの教科書』にも本書と類する内容がありました。それは上司からの指示に対し、曖昧であれば復唱したり、確認を入れるという事でした。これを行えば上司と自分とにズレがなく、やり直しが発生しないが故に最短で的確な仕上りとなる、という内容です。この「復唱」と「確認」は何気ないものですが、実は地味に大事な事。改めて本書で気付きを得ました。
本書の終盤では、上司の「異常」に気付き、先回りして仕事を片付ける事で、「気の利く奴」となる、といった高等テクニックも紹介されています。
自身の脇息にしておくべき一書だと感じます。
電子書籍
横山さんの中で読みやすい部類
2024/02/04 19:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の本は優れていることが書いてあるが、よむためには読むためにはこちらの忍耐も必要な文章が多い。
その中で、本書は編集とのやり取りのおかげか、非常に読みやすくなっている。
もちろん、内容も充実している。
今までの本も、この調子で書き直してくれないかと思う。
紙の本
話のズレをなくす
2023/07/09 15:43
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あい - この投稿者のレビュー一覧を見る
話のズレをなくすための基本的なことが書かれている本。
話が脱線しないための話し方(SDS法、PREP法、DESC法)、確認漏れがあった際のリカバリー法が参考になった。
電子書籍
参考に
2023/10/01 16:49
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常的な誰でも起こるようなことが書かれているので、参考になりやすかったです。しかも、わかりやすかったです。
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話のズレを無くすための初歩的な考えや対策が分かります。
話がズレるのは相手の意図を理解しないことによるところが大きく、相手に意図を”確認”することの重要性を説いてくれる。
確認する際の考え方に5W1Hや抽象的な要素を抑える等、具体例も多く記載される。また四コマ漫画で実例を紹介されているので読み易さもある。
話がズレないようにするために本書を読むと良い。
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<本のタイトル>
キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ
<本の紹介>
「話が長い」「脱線する」「何を言いたいかわからない」など、
「仕事で避けたい話し方」をやめるコツを紹介するのが本書。
誰もがやりがちな、ぼんやり話したり、聞いたりする点を直し、
仕事で正確かつ円滑にコミュニケーションを取るための
「上手な聞き方」「確認の仕方」「質問の仕方」「話の展開の仕方」などをわかりやすく具体的に紹介します。
<感想・気づき>
・オフラインでは「膝を相手に向けて座る」
膝を向けた方向に体も顔も合わせて向く。相手と面と向かっていればちゃんと聞いていると思われる。
聞く姿勢が出来上がっていれば会話の主導権を握れ、相手はいつも以上に話す気になってくれるはず。
・「聞き間違い」や「認識違い」を防ぐには声に出してオウム返しで聞き返すのがよい。
これは「復唱(バックトラッキング)」という基本技術である。他には「指差呼称」も有効。
内容をリピートしていくと、ぼんやりしていた部分が具体化されていき、認識のずれを無くせる。
・自分と相手とで会話のスタンスを最初に合わせてから話を展開していくこと
営業であれば、単に情報共有だけなのか、今日購入判断をしようとしているのか、
この前提のスタンスが両者で異なると、会話内容がズレて知らない間に信用を失う。
・細かいことを確認する場合は、気が引けることもある。そういうときは「ちなみに作戦」を使う。
既に分かっていて確認するまでもないことを先に確認してから、「ちなみにですが、、、」と本題に迫る。
そうすることで、相手も嫌がらずにすんなり教えてくれることが多い。
・話は長くなってもいいが、話の1文1文はコンパクトに短くするべき。
そのための秘訣は「主語と述語を近づける」こと。
ダラダラ話すのではなく、短く1文ずつ切って、順を追って説明していけば
少々話が話が長くなっても相手に理解してもらえるような話し方になる。
・ロジカルに話すときは結論ファースト、エモーショナルに話すときは結論ラスト、で使い分ける。
またロジカルに話すときは淡々としたトーンで、エモーショナルに話すときは感情をこめて話すこと。
・脱線しない3つの鉄板レール
①SDS法:自己紹介や商品紹介に向いている。短時間で分かりやすく伝えるときに使う。
Summary(論点):こうなんです
Details(詳細):詳しくはこうです
Summary(論点):ということで、こうなんです
②PREP法:結果報告や悩み相談に向いている。説明するときに説得力が増す話し方である。
Point(論点):こうなんです
Reason(理由):なぜかというと、こうですから
Example(具体例):たとえば、こんなこともありました
③DESC法:背景を説明してから問題提起や提案をするときに向いている。
Describe(描写):こんなことがありました
Express(説明):このま���だとこうなります
Suggest(提案):こうしたらいかがでしょうか
Consequence(結果):こういう結果になります
・口数の少ない人と仲良くなるためには、相手が答えやすい質問をする必要がある。
よくありがちな「趣味は?」「週末の過ごし方は?」はNG。ぼんやりとしか答えられないから。
そうではなくて、
1、唯一無二のことを質問する。一問一答形式だと答えやすい。
2、コンパクトな質問にする。文字数20文字程度でおさめる。相手がノッてきたら質問を長くしていく。
3、抽象度の高い質問は同じテーマで3~5往復させる。1回で期待した回答が返ってこないものと理解しておく。
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具体的でわかりやすかった!
根本的にはまず集中。
そして「自分は思い込んでるだけかも」と意識しよう。
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これは非常に良かった。
話が長い、とかそういうFBをするメンバーに読ませたいと思う。
話が長い人にどう改善すると良いかと言う説明はこの本から使ってみようと思った。
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意図を伝える際に、相手によっては伝わらなかったり間違って伝わったりする。正しく伝えるための注意点を学び、活用するために読んでみたい
#キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ
#横山信弘
23/3/1出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3KMHxU4
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人との会話が上手くいかないことがあるため、この本を購入した。
リアクションの下手さに悩んでいたが、まずは体の向きを話す相手に向けることから始めようと思った。
ズレの原因となる3つ
①反射
②思い込み
③知識不足
解決策はそれぞれ
①曖昧、言い足りないことを明らかにする
②自分の考えを言葉にして確認する
③自分の知識が少ないことを忘れずに、質問力を鍛える
その場で確認。内容を具体化して、それぞれの常識はメモする。
細かいことを聞くためには、初めに大ざっぱな質問をして、「ちなみに」で細かい部分を質問する。
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部下、他部署の後輩がうまく行ってなさそうなので、横山さんのメルマガでの宣伝に乗って購入。まさに、彼•彼女のことを語っている内容。部署内の回し読みで、アプローチすると、本人も悩んでいたようで、ページをめくるごとにまさに自分のことだと納得していました。なかなかそこから実践に繋げていくのは簡単ではないですが、きっかけになったのではないかと思っています。
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日々人間関係に生じる「話のズレ」を修正する方法が語られていました。自分は話の途中で思考が迷走するクセがあるのに気付いたので、瞑想は後回しにして、そのぼは一言一句もらさず傾聴するクセをつけようと思いました。
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新入社員や若手が読む本だな。
私は対象じゃなかった感!
要は、ちゃんとコミュニケーションとろってことだね…
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メルマガも愛読している横山さんの本。会話において重要な聞き方、確認ぐせ、質問の仕方、話し方について事例を交えてわかりやすく、詳しく書かれている。特に確認グセについては出来てない人が多いのでオススメしたい。
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徹底しますとか、頑張りますが口愚な人、なんか違うな、と言われる人、あの件どうなった?と聞かれてしまう人、意見が通らない人。
すごく自分もストレスだろうなと思う。こんな状態で仕事していたら、自分が頑張っていると思っても、他人評価との乖離が凄すぎるからだ。どうなってるの?と聞かれたら終わり、これは新人時代から若手の時代で卒業しないといけない壁だと思う。頑張っていれば見てくれているという幻想と、上司はそんなに暇じゃないという実態に気がつくまでは難しい。。
パターン分析は秀逸だ。反射、思い込み、知識不足。確かにこれが、原因になる。これやっといて、はいわかりました!というやりとりはまさに無限大のリスクだろう。いつまでに、どういうアウトプットを求めているかわからない。ぼんやりしたメールを送ることも絶対にダメ。何をやって欲しいのか、細かすぎるくらいまで書いた方がいい。あとは曖昧な言葉は削る。徹底的に、全力で、一生懸命、など何をどのレベルまでやるのかさえわからない。英語でも、Stronglyという言葉を使うことがあるが、指示の内容を形容することはない。重要性などをより強める強めることに使うことが多い。メッシーなので、言葉を減らして欲しいというのも、フォントまで指定したり、ページ数を指定する。1ページに絞って欲しい、ブレットポイントのみで表現してほしい、等々になる。偉い人の話す時は、例の件、というのは全くもってアウトだと思った方がいい、確かにこれも項目を割いているのはよくわかる。自分にとっては、1つしかないので、あの件と言いたくなるが、偉い人からするとどれのことだかさっぱりわからない。いずれにせよ、相手の気持ちにまずは立ってみて、自分がその人だったらどういうことを言われると判断したり、決断したり、返答をくれるか考える。
もう一つ、本書で面白いのは、時系列を止めること、という点だ。これは聞いていて、地獄だ。また、結論を先に言う、これを知らない社会人はいないと思うが、では結論を先に言ったとして、それがそうだねとなるかというとそうでもない。おそらく、逆張り型の上司にとっては、何を言ってもその意見を否定することで正しい方向に持っていく。なぜなら、部下は楽な方に行きたがるからだ。それを正論で、あるべきろんで崩すことで、楽で本来あるべきではない方向性にいくのを止められる。これが、結論を先に持ってくる人の弱点ではある。論理構成の弱さを指摘されてしまうからだ。
信頼されるやりとりは、お互いが誤解せぬよう確認するプロセスと、それをアップデートする期待値とのコミュニケーションにあると学べる一冊。