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紙の本
おまわりさんと招き猫 2 おもちとおこげと丸い月 (ことのは文庫)
著者 植原 翠 (著)
かつぶし町のちいさな交番に住まう、しゃべる猫・おもちさんと新人おまわりさんの小槇くんは、今日もこの海辺の町を見守っている。ある日小槇くんは、おもちさんそっくりの、もう1匹...
おまわりさんと招き猫 2 おもちとおこげと丸い月 (ことのは文庫)
おまわりさんと招き猫 おもちとおこげと丸い月
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商品説明
かつぶし町のちいさな交番に住まう、しゃべる猫・おもちさんと新人おまわりさんの小槇くんは、今日もこの海辺の町を見守っている。ある日小槇くんは、おもちさんそっくりの、もう1匹のしゃべる猫に出逢い…。シリーズ第2弾。【「TRC MARC」の商品解説】
しゃべる猫・おもちさんと、新米おまわりさんの小槇くんが見守る海辺の小さな町に、ある日おもちさんそっくりの猫が現れて――!?【商品解説】
しゃべる猫・おもちさんと、新米おまわりさんの小槇くんが見守る海辺の小さな町に、ある日おもちさんそっくりの猫が現れて——!?【本の内容】
収録作品一覧
ひだまりと綿毛 | 6−33 | |
---|---|---|
新しいかつぶし町 | 242−273 | |
真夏日と招き猫 | 274−277 |
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紙の本
小さな町のふんわりほっこり不思議な事件
2023/05/04 22:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読人不知 - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれのお話は独立した短編ですが、小さな町のことのなので、住民たちが交番とお巡りさんを介した小さな関わりが、それぞれの話から垣間見えます。
この巻の第二の主人公は日生さんかもしれないません。ふんわりほっこり。ケセラセラ♪
日生さんの素直に信じる心が、幸運を引き寄せる秘密かもしれません。
伝えられなかった言葉はいつまでも心に引っかかって却って忘れられないものです。
言葉を交わせない文鳥でも、お互いに理解しようと真摯に向き合えば、気持ちは伝わるのかもしれません。
山狩り中の遭遇。いざとなったら拳銃があるとは言え、この状況では命中させるのが大変。
特殊詐欺……あのかつぶし町で本格的な犯罪? と思いきや、犯行形態が特殊過ぎて高難易度!
お菓子泥棒。多分、最初から小槇君にちょうだいって言えば普通にもらえたんじゃないかな。
でも、盗み食いのスリルも同時に味わっていたとすれば……
北里さんは、昔流行った猫虐待コピペ「汚い仔猫を見つけたので虐待することにした」と「合法ハーブSHISO」を体現したような刑事さんだなぁと思いました。
じわじわ来る味わい。話が進むにつれておもちさんを見る目が変わりました。
冷静に考えれば、北里さん目線が世間一般の認識で、かつぶし町住民のゆるふわスルーが普通じゃないんだよなぁと再認識。
いつも平和なかつぶし町で飄々としているおもちさんも、危険な目に遭ったことがあるのが意外。証拠採用されちゃうのか。
福もち堂の現店主、そこ、変えちゃダメな部分!
時代に合わせて変えなきゃいけないと思うあまりに一番大事なことは何か、見失った感があります。
近所の人しか買いに来ないのに、お客さんにきちんと向き合っていなかったみたいな。
しばらく家を離れたからか、梓さんは本質をきちんと見る目を養えてGJなワケですが、ツンデレだなぁ。
ガチホラー回その一。トンネル。
お巡りさんは心霊スポット巡りの近所迷惑対応もしなきゃいけないから大変。
カメラマンの人は自覚があったのにずっと居たのか……
おもちさんそっくりの不思議猫おこげさんの謎の一端が、少しわかりかけました。
似ているのは姿だけで、性格も目的も危険な香りが漂う闇の存在。
ガチホラー回その二。うさぎのぬいぐるみ。
これ、夫の祥平さんにとっては、真相がわかったところでホラーな事象であることに違いはなさそうな……
お子さんの誕生と合わせて一生記憶に刻み込まれて、義実家に行った時どんな顔をすればいいか困るホラー。
おこげさんは闇属性……良かれと思ってしたことがよくない結果を招き寄せてしまう。
新しいかつぶし町の「人懐こくて軽いノリの柴崎さん」のコレジャナイ感がスゴイ。「透子ちゃんでっす」の破壊力。
番外編を読んで、タイトルに納得!
電子書籍
おまわりさんと招き猫 おもちとおこげと丸い月
2023/01/16 10:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:メガネ定食味噌汁付 - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった!キツネに化かされた様な不思議な感覚と優しい気持ちになれる読了感でした。
前巻を超えた不思議な世界は素敵でした。
おもちさんは最高にいいですね。全てを悟っているような掴みどころのない感じと確信をつくセリフ、ミステリアスな魅力に溢れていて可愛いです。今回もそんなおもちさんをあますことなく体験できて最高の読書旅でした。次の出会いがあることも熱望します。
紙の本
しゃべる猫
2022/12/24 00:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワガママボディのしゃべる猫「おもちさん」と新米おまわりさんが、長閑な海辺の町で起こる珍事件を解決していくハートフルファンタジー第2弾。
人懐っこい高校生の春川くん、ツンデレ&お茶目な先輩達など、小さな町ならではの助け合いが自然と連鎖していく優しさに包まれた作品。現実と紛う様な絶妙な境界線で現れるからこそ、自然と受け入れてしまう「あやかし」の描き方がとても好き。