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商品説明
「40で酒乱、50で人格崩壊、60で死にますよ」と医者に宣告された著者。なぜ、自分だけが脱け出せたのか? 約20年の歳月を経て、自分がアル中であったこと、脱アル中への道がどんなものであったのかを綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
「50で人格崩壊、60で死ぬ」。医者から宣告を受けて20年----
なぜ、オレだけが脱け出せたのか?
「その後」に待ち受けていた世界とは??
壮絶!なのに抱腹絶倒
何かに依存しているすべての人へ
アル中は遠くにありて思うものです。
山にかかる雲と同じで、その中にいる人には、なかなか気づくことができません。
一度、雲の外に出てみないと、視界が確保できないからです。
私の告白が、雲の中で苦しんでいる仲間にとっての蜘蛛の糸みたいなものになったら良いなと思っています。
まあ、私はお釈迦さまではないわけですが。
(告白─ 「まえがき」に代えて より)【本の内容】
著者紹介
小田嶋 隆
- 略歴
- 〈小田嶋隆〉1956年東京生まれ。早稲田大学卒業。テクニカルライター。コラムニスト。著書に「超・反知性主義入門」「ポエムに万歳!」「ザ・コラム」など。
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紙の本
「アル中は遠くにありて思うもの」
2018/07/30 23:14
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小田嶋隆さんの作品も好きで、だいたい新刊が出るたびにチェックしています。本書は幸い、サイン本を手に入れました。
自身のアルコール依存症時代を告白した一冊。淡々とした語り口で綴られています。別な人の著書のよう。わずかに差し込まれるコラムに、オダジマさんらしさを感じました。
興味を持ったのは、青山正明さんの「依存物質があるのではなく、依存体質があるんだ、という仮説」(本書p54)。説得力がある感じがします。
本書も、後半はスマホ普及の影響といった話題にシフトしていきます。こちらの内容の方が私は好きです。
ぜんぶ読みましたが「元アル中コラムニストの告白」という部分には、正直、語るべき言葉が出てきません。
紙の本
タイトルは、何か人を食ったかのようですが、読めば、その理由が香り立ちます。
2019/03/19 10:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルは、何か人を食ったかのようですが、読めば、その理由が香りたちます。 内容は、結構濃くて、「重さ」も有ります。 かと言って、そこはコラムニスト。 上手に、その「濃さ、重たさ」をオブラートに包んで読者への「衝撃」を緩和しつつも、「中毒・依存」の内幕を描いています。ーーーーそれは「アル中」と、簡単に言うとほどの、薄くも、軽くもありません。 がしかし、その内容を、知りたいと思う人は、こころして読むのも、良い一冊です。