紙の本
天才の証明
2001/08/24 19:27
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫やなぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
寡作で知られる著者の初作品集。今なお色褪せることの無い傑作が数多く収録されている。テーマの設定、描写、構成、すべてにおいて傑出している。
紙の本
大切にしたい本
2016/01/31 23:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと大切にしたい本のひとつ。一コマ一コマが繊細で美しい。「田辺のつる」が一番読み返してるような気がする。
紙の本
とんがってたよ
2024/04/03 11:59
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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
だれかれ構わず突っかかっていきたくて、イライラしてた。女子だろうと男子だろうと変わらない。大人になりきれない、でも子どもに戻りたくもなければ見られたくもない。とんがってたよ。
紙の本
記憶の17編
2017/04/15 04:13
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
「玄関」のようにページを開くと遠い昔の記憶がよみがえってくる。1980年代に連載されていた短編が多いので、当時の状況が伝わってくる。
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この本がはじめて出たとき―もう20年以上前だけれど、自分にとっては聖書のような本だった。今ではそれほどではないが、そのころの自分を思い出す懐かしさがある。
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かなり古いものですが、当時これを読んだ時の衝撃は忘れられません。
叙情的なものから笑えるものまで、その間が何とも心地よい。
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ずっと読みたかった高野文子。いろんなとこでリスペクトされていてずっと気になっていた。本当に上質な初期短編集。説明するのにシュールという言葉だけでは足りない。こんなに完成された世界をもつ人の作品を読めて幸せ。
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高野文子の処女作。日常を通して雰囲気を抉り出す、俺の大好きな作家です。文学的作品が傾きがちな哲学要素は少なく、主観的な心情を描いている。
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はじめて読んだ、高野文子作品。脱帽です。
アネサとオジの話が好き。私にも弟がいるが、弟にとっての私はきっとアネサだと思う。
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私が生まれる前の短編だってあるのに、こわいくらい古くない。強い強いうそつきになりたい……だっけ? この本に出てくる女の子たちへ湧いてくる種類の共感は、ほかでは味わえない。
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私の生まれる前の作品も載ってるんですよね・・。全然古くさく感じないんですよ。あとそれぞれの短編が色が違うというか・・・でも必ずゾクッとする悲しさが含まれていると感じるのは私だけでしょうか。「田辺のつる」「あぜみちロードにセクシーねえちゃん」「ふとん」が好きです。「ふとん」の女の子はきっと自分の境遇を後から実感するのでしょう・・・。あ、それは「絶対安全剃刀」の主人公も同じか。そして私は高野文子さんの絵が好きです。
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八十歳のおばあさんが少女として描かれている「田辺のつる」、自分の葬式の日、ポップな観音にため口で話す「ふとん」など、あっという間に通り過ぎる少女の時間が、結晶化されている。
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西炯子 は、ここが原点なんだろうなぁ、とわかってすっきり。
あ、でも私、西さんはあまり好きじゃないよ。だって何か怖いんだもん。
でもこの本は面白かったです。
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線が好きストーリーも好き視点も好き危ないにおいが好き。色々と新しすぎて今でも追いつけない感じがする。
初めて読んだときになんじゃこらとなってから以来ずっとなんじゃこらのまま好きでいる一冊。田辺のつるは本気で怖い
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高校時代にハマり、新刊が出るとつい買ってしまう漫画家。他には『おともだち』『ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事』『るきさん』『棒がいっぽん』『黄色い本』を所持。