２２ＸＸ （白泉社文庫）

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投稿者：TOMY　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

LaLaでリアルに読みました。
そして
今読んでも色あせていない傑作。

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投稿者：ねむの木　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

紙本読了
表題作 他４作
ジャック&エレナシリーズをコンプリートしたい方は表題作『22XX』(と『ロボット考〈擬態〉』)を。

『22XX』
人間の3大欲求の一つ“食欲”がテーマ。
アンドロイドというジャックの特性を最大限に生かしている。
重いテーマを読む覚悟が必要とされる作品です。

ジャックにとっての食事は、生命維持には不要だが欠乏すると“耐え難い飢餓に襲われる”もの。
片や、フォトゥリス人のルビィにとっての食事は“他者を取り込む”神聖な儀式。
価値観の異なる二人が迎える結末に胸が締め付けられます。

『世紀末に愛されて』
初期作品
SFとファンタジーの中間的作品。
この頃の、重たいテーマをコメディタッチで軽やかに描く作風も好き。

『夢のつづき』
作者の好みなのかな？
時々登場する、無邪気なワガママ少女と大人の男性の物語。

『8月の長い夜』
現代ミステリー
少し重めのテーマです。

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投稿者：るう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

清水作品の中でも傑作だと思っています。食べる事は他の命を奪い 受け取る行為だという事をまざまざと思い知らせてくれました。食べる事で感じたであろうジャックの痛みはあまりに残酷。

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投稿者：まち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大泣きした記憶、、

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投稿者：みるちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ジャックはロボットだから食べても身にならない。でも付き合いで食事をすることができる。それでも食べてあげた方が良かった。清水玲子さんの作品の中で特に後に引きずる作品です。

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投稿者：ぶーにゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ジャックとエレナのシリーズもシリアスな面がありましたがこちらはもっとヘビィです。切なくやるせない読後感。でも何故かこの本を手放すことができない。だから他の人がどんな感想を持つのか気になり、家族にも読んでもらいました。彼曰く「救いのない物語」だと評してました。

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投稿者：麒麟　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ジャックとエレナのシリーズ番外編とでもいうのでしょうか。
ジャックが主人公のとても暗いお話です。

ジャックはロボットだけど、人間に似せて作られたため、食欲もあり、物も食べる。物を食べなければ飢餓感も生まれる。
食べても身にならないのに、食べなければいられない。
過去に、普通の人間と二人で牢屋に入れられたときに、人間の方は、食糧が足りないために餓死。
ジャックの分の食糧も与えていれば、生き延びることができたのに……。
食欲をプログラミングしたのは人間なのに、ジャックは自分の食欲に苦しみ続ける。
そんなとき、人肉を食べる種族の少女と知り合って——。

清水さんの漫画は、暗くて考えさせられるテーマが多いです。
とくに、ジャックやエレナの出てくるこのシリーズは、ロボットゆえの悲しみが胸を打ち、また、それを通して、人間としての自分たちの行動を考えさせられてしまいます。

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投稿者：saya　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この方の作品って切なさが後を引くお話が多いです。この作品も好きなんですけど、すごく切なくてやりきれない感じがします。