サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 18件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.5
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社文庫
  • サイズ:16cm/412p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-747697-9
文庫

紙の本

インコは戻ってきたか (集英社文庫)

著者 篠田 節子 (著)

インコは戻ってきたか (集英社文庫)

税込 713 6pt

インコは戻ってきたか

税込 713 6pt

インコは戻ってきたか

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 3.9MB
Android EPUB 3.9MB
Win EPUB 3.9MB
Mac EPUB 3.9MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー18件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

この小説の舞台で、2004年のいま、オリンピックが開かれている、それって本当のことなんだろうか。ギリシアとトルコの対立、それってサッカーの話じゃあないのと思ってしまう

2004/08/23 21:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

《女性誌サン・クレールの取材で、キプロスに出かけた平林響子。カメラマンの誘いを断りきれずに出かけた先は、ギリシアとトルコが対峙する村だった》

北上次郎が「冒険小説の時代」と謳いあげたのが1990年、その時点で誰がその重要な担い手が女性作家になることを予想しただろう。船戸与一だけを残して男性陣は殆ど撤退。ミステリに逃げ込み、世界の情勢に目を向けようともしない。そのなかで、桐野夏生や高村薫、恩田陸、高樹のぶこ、そして篠田節子たちが、静かに厳しく現実を見つめる。

タイトルからは予想も出来ないけれど、これは女性を主人公に据えた冒険小説だ。いや民族紛争を扱った政治小説と考えたほうがいい。その点は同じ篠田の数年前の作品『弥勒』における民族紛争の扱いに似ている。私たちを取り巻く世界が、いかに脆弱な基盤の上にあるのかは、つい最近のWTCへのテロや新型肺炎SARS騒ぎで改めて認識させられたけれど、篠田は女性を主人公に据えることで、それを見事に描き出している。

舞台は、民族が対立するギリシアのキプロス、といっても私を含めた日本人にとってはエーゲ海の美しい青が映えるリゾートでしかない。平林響子は十六年続く女性誌の編集に携わっているけれど、年齢もあって海外取材など思ってみたことがない。そんな響子に転がり込んだのは、政治などには全く感心のない同僚の提案するリゾート地キプロスと、それにふさわしい修道院の取材旅行だった。

慌しい旅立ち。少ない予算。三十九歳の女性の生理。不満・不安はあるが、唯一の救いは向うで落ち合うことになっているカメラマンが彼女と以前組んで仕事をしたことがあるということだけだった。しかし、ラルナカ空港で彼女を待っていたのは知り合いのピンチヒッターで、初めて組む檜山正章だった。

首都ニコシアで見かけたツアーバスのロシア人。国境近くの修道院での、修道士達の不審な動き。トルコ側で殺害された少年の事件に抗議する人々。右翼のモストラス。血の涙を流す聖母の画。仕事に理解の無い姑。光の当たる部分にしか目を向けようとしない日本人に突きつけられる厳しい現実。民族紛争に巻き込まれた無力な個人の姿。

響子の苛立ち、男の身勝手さに寄せる怒り、私たちが知ろうとすらしてこなかった民族間の憎悪。世界の真の姿を前に、人はいつまでも無神経に饒舌ではいられなくなる。一人の女性が見たそれは、深く無限に続く漆黒の闇。如何にも篠田らしい、硬質で奥深い世界だ。アフガン紛争、イラク戦争を通じて、日本人は今こそ、この小説が示すものを理解しなければならない。

ローマの歴史を中心に、イタリアという場所から私たちに、ヨーロッパを、世界を見せてくれる塩野七生といい、『上と外』で南米における民族独立の姿を見せてくれた恩田陸といい、日本の女性の視線は冷静だ。突き放すというのではない。甘えるのでもない。あるがままに見る。その眼差しこそが「21世紀が女性の手になる冒険小説の時代」であることを教えてくれる。北上さん、そう思いません?

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

どんどん怖い方へ−太陽と陰謀のキプロス

2005/03/01 22:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

「更年期障害なの」と人に言っても冗談と受け取ってもらえない微妙なお年頃の女性誌編集者であり、同時に妻、母、嫁の役割を果たさなくてゃならないというのっぴきならない日常の主人公。「究極のハイクラスリゾート(意味不明)」の特集記事のため、成田からロンドン経由、途中で英国在の臨時雇いカメラマンと合流してキプロスへ向かう。
とはいえギリシャ系とトルコ系で南北政府に分割されているこの島で、入国した日に少年が首都の非武装地帯に入り込んで銃殺されるという事件が起き、不穏な空気。しかし彼女は日程通り取材をこなして日本に帰れることを信じて、あるいは念じて取材を続ける。たしかに政治紛争をどうこうできるわけでもなく、それ以外にどうしようもない。それでも怪し気なロシア人、秘密警察やらが登場してくれば危機感を持つわけだが、それでもどんどんと怖い方にはまっていく。これもしょうがないのか油断なのかわからないが、取材とは言えあちこちで写真撮りまくってたら、あなた自身がリスクそのものですから〜。彼女も仕事の上では冷静で切れ者なのだと思われるが、現実世界で有能であるプライド故に、異常な環境に適応することを拒むのだろうか、ってこれはちょっといい加減。
ちなみに外務省の海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/)を見ると、「現在、危険情報は出ておりませんが、」という説明とともに、少し前までは
>北キプロスへの入域に際しての注意(2003/08/11)
というお知らせが掲載されてたんだけど、今時点では消えていてます。(本書ではギリシャ系南側への入国)
きれいな写真はこちらにたくさん! キプロス政府観光局:
http://www.cyprustourism.org/
実はギリシャというよりシリアに近いんですね。いや、観光どころではないのだが。
はたして彼女の運命は、そして「クラス感のあるリゾート(意味不明)」の特集記事の運命は?
「ゴサインタン」「弥勒」に続く日本人vs第三世界もの(キプロスは2.5世界ぐらいか)で、例によってきわめてシビアな展開ながら、日本人の珍しさからか、インコを飼う少年始め地元の人達の触れ合いが印象に残る。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/08/21 21:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/08/19 01:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/11/16 22:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/15 17:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/29 16:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/06/28 01:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/07/02 12:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/07/24 01:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/08/21 14:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/10/31 21:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/03/30 11:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/07/02 11:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/04/06 19:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。