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- カテゴリ:一般
- 発売日:2006/08/01
- 出版社: 集英社
- サイズ:22cm/168p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-08-780439-9
紙の本
DEATH NOTE ANOTHER NOTE ロサンゼルスBB連続殺人事件
著者 大場 つぐみ (原作),小畑 健 (原作),西尾 維新 (著)
原作大場つぐみ・小畑健、両先生が熱望した奇跡(コラボレーション)。「あなたはLの伝説(ノート)をみる」。【「BOOK」データベースの商品解説】大場つぐみ・小畑健、両先生が...
DEATH NOTE ANOTHER NOTE ロサンゼルスBB連続殺人事件
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商品説明
原作大場つぐみ・小畑健、両先生が熱望した奇跡(コラボレーション)。「あなたはLの伝説(ノート)をみる」。【「BOOK」データベースの商品解説】
大場つぐみ・小畑健、両先生が熱望したコラボレーションがここに実現。日本小説界の最先端を行く作家・西尾維新が、「DEATH NOTE」を完全ノベライズ化。あなたはLの伝説を見る!【「TRC MARC」の商品解説】
あなたはLの伝説を見る!
「週刊少年ジャンプ」で大人気を博した“予測不可能"なサスペンス漫画が、待望のノベライズ! 原作の大場・小畑、両先生が熱望した、ノベル界で最も熱い西尾維新先生が描く完全オリジナルストーリー。
【商品解説】
著者紹介
大場 つぐみ
- 略歴
- 〈西尾維新〉1981年生まれ。「クビキリサイクル」でメフィスト賞を受賞し作家デビュー。
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紙の本
デス・ノートの小説。
2017/06/26 12:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シザリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編の漫画の方でも軽く触れられていた“ロサンゼルスBB事件”の全容が描かれています。漫画で始まったDEATH NOTEの小説というのは何だか新鮮でした。
紙の本
番外編?後日談?でも物足りない
2011/01/18 15:14
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直言って、少し不完全燃焼だった。
まずミステリーとして面白みに欠ける。
本編の大部分を「偽L」が占めているのだが、殆どホンモノのLと同じ挙手挙動をとっているわけだ・・・だから、かつてのLを見ているつもりでLの探偵ぶりを見たい、というファンにとっては嬉しいのかもしれない。
ついでにナオミの言動や行動が、不自然というか、自然というか、キャラが壊れてるというか。なんとなくしっくりこない。
要するに、人物からしてなんとなく魅力に欠け、緊張感もあまりない。
そのかわりさすが西尾さん。
謎解きはたっぷりあるし、頭をこねくり返すところもあるはあるのでミステリというよりはなぞなぞ、ロジック、そうした解決モノとしては面白いのではないかと思う。
ただ、マジック解明程度の感じしかなくて軽く滑ってしまうのは、おそらく人間の感情や心の機微が描かれていないからだろう。
いや、もしかしたらオリジナル(コミックス)の方に私自身が思い入れしすぎているからかもしれない。
でも本書はあの「DEATH NOTE」の番外編。スピンオフ。
いわゆる同人誌のようないみではオリジナルとはまた色合いの違った謎解きがあり
楽しめるのではないかと思う。
紙の本
巧い推理小説ってかんじ
2006/08/12 13:48
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クジラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、原作は全く読まずにこの本を読みました。
でもすっごいおもしろかったです。
原作を読んでなくても、ふつうに楽しめるかんじです。
推理小説としては、よくできてるなあって思いました。
読者の固定観念をうまく利用してて、見事です。騙されましたよ。
紙の本
変化球&爆弾
2006/08/08 10:12
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、JCコミックス単行本『DEATH NOTE』全12巻のノベライズ。死神のノートを持ち、自らの理想世界をつくるために犯罪者を殺す月(ライト)を追った、世界の名探偵L。そのLの過去の事件をテーマにしている。
ということを前提とした上で書くけれども、私はL派である。月より断然L。あのぎょろ目も猫背もとぼけた物言いも、勿論ものすごく切れる頭脳もすべて好きだ。けれどもそれは漫画ならではの魅力かもしれない。いくらLを主人公に据えているとはいえ、ノベライズとはいかがなものか。と思っていたところ、某誌で作者もL派であることを知った。好きなポイントとして挙げておられる特徴もうなずける。これは…、と思って求めることにした。結果は「ぎゃあ!」と叫びたいようなものだった。L派ということを断言しておいてこれですか!いくら何でもこれはないんじゃないですか?うう…。そういえば、L派ということを語りつつ、自らの作品については「怒らないでほしい」と語っておられた。その意味が、読んで初めてわかりました。私はてっきり、個人個人Lという人物に対する思い入れはあるだろうから、自分のL像と多少異なるLであってもごめんなさいねというほどの意味にとっていたのだが…だが…、ネタバレすることはできないのでこれ以上書くことはできないけれども、このくらいはいいだろう。作者の巧みなところは原作を読んだ上で、読者が高みの見物人を気取ってしまう、その足元をすくうところにある、と。そのやり方が小気味よいほど決まっている(と少なくとも私は思う)ので、ぎゃあと叫びながらもある種の爽快感を感じてしまう。そして、よく考えてみるとはかない悲しみのようなものも。
繰り返して書くけれども、私はL派である。だが、それは、月との拮抗した勝負においてのLが最も好きだったのだろうと思う。だから、ちょっとちがうだろうと感じたのは、ナレーターが月を必要以上に貶めていること。「非現実的な殺人ノートの能力と頭の悪い死神の手助けに、終始おんぶにだっこしている」という、ひどい書き様。まあ、ナレーターはメロなのだから仕方ないといえようが、L自身、月のことを「凄い 私の考えている事をここまで的確に…」などと考えている以上、月とてやはりすごい頭脳を持っていたと考えるべきだろう。拮抗する勝負の中でLが死ぬことになったのは、レムという死神の、思いもかけない「気持ち」。今にして思えば、L・月共に、頭脳に秀ですぎていて、感情というものを見落とすことがあったのではないだろうか。その点、メロはどろどろした感情が煮つまったような人間だ。作者は(本気かどうか知らないが)副題に「Lにメロメロ」とつけようかと思っていたらしいが、確かにLが死んだと聞いた時、はっきりと動揺をあらわにしたのはメロだった。だからこそ、メロには本書の事件の犯人の気持ちがよくわかったのだろう。高すぎる山のようなL。それに挑んだB。ある意味、Lという存在そのものが罪だったとも言える。
そういえばまだ「本書の事件」について何も触れていなかった。ロサンゼルスBB連続殺人事件。この一言から、よくまあこれだけの細かい意味を作り出せるというのが正直なところ。頭文字というのは思いつくにせよ、死神の目と関係づけようというのは意外だった。もしも死神の目を生まれながらに持っていたら?あくまでノートはなしにだ。こんな仮定、死神のノートそのものがある意味主役といえる原作ではなかなか思いつかない。この点がおもしろかった。
何ていうのか…他にも書きたいことは多いけれども、それらはネタバレにつながってしまうというのが苦しいところ…。ああ残念…。
紙の本
デットコピーの意地
2006/08/05 00:22
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
南空ナオミと先代Lの出会うきっかけとなった事件の物語をメロが語る。
冒頭から犯人がわかっているということで、コロンボ式の推理小説なのかな、と思ったけれど違いました。先代Lの協力要請を受けたナオミが、竜崎と現場を捜査しながら、連続事件を食い止めようと奮闘します。本編では一瞬で消えてしまったナオミですが、この作品では暴れまわります。FBIで虐殺ミソラなどと呼ばれるぶっ飛んだ正確に設定されているため、ナオミに幻想を抱いているファンには怒られてしまうかも知れません。
本編を知らなくても、推理小説風の作品として、十分楽しめると思います。本編を知っていれば、そこかしこに垣間見えるエピソードに思わず頬を緩ませてしまうことでしょう。