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紙の本
果てしなき渇き (宝島社文庫)
著者 深町 秋生 (著)
部屋に麻薬のカケラを残し失踪した加奈子。その行方を追う、元刑事で父親の藤島。一方、三年前。級友から酷いイジメにあっていた尚人は助けてくれた加奈子に恋をするようになったが…...
果てしなき渇き (宝島社文庫)
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商品説明
部屋に麻薬のカケラを残し失踪した加奈子。その行方を追う、元刑事で父親の藤島。一方、三年前。級友から酷いイジメにあっていた尚人は助けてくれた加奈子に恋をするようになったが…。現在と過去の物語が交錯し、少しずつ浮かび上がる加奈子の輪郭。探るほどに深くなる彼女の謎。そして用意された驚愕の結末とは。全選考委員が圧倒された第3回『このミス』大賞受賞作品。読む者の心を震わせる、暗き情念の問題作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【「このミステリーがすごい!」大賞(第3回)】【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
渇望と欲望のお話です。
2015/01/27 01:19
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
一人の女子高生を起点に麻薬・売春・暴力団が絡む凄惨系作品です。「このミス」大賞を取っているだけあって、伏線の張り方は良く出来てるし、結末に向かってどんどん破滅していく主人公(女子高生の父)がヤバくてとても楽しいです。
読んでいる時に周りが目に入らなくなるほど引き込まれるので、疾走感のある目の醒めるような作品が読みたい方は是非一読を。
紙の本
兼ヒロイン
2008/10/06 22:48
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:青木レフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハードボイルド。というか大宮ノワール。深町秋生は初めて読む。
大宮に住んでる人で14才以下は閲覧禁止にすべきと思った。リアル感のある地名の本を読むて こんななのか。東京者は見知った地名がドラマに頻出してて、よく平気だ。
序盤ノロノロしてて読みにくいが、後半の加速力は圧巻。よく編み上がってる。
宝島社の『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。選者の1人に「ありがち」と批判されているが、全然同意しない。ストーリーの型は"seek and find(探して見つけるよ)"でヒネリが無いが、主人公(父)の暴走ぶりは1000冊読んでも出てこないし、主人公(娘)の「心の闇」は深すぎるくらいだ。で、物語の真のヒーローは主人公(少年)、と。
細かい点だが、主人公(父)を"彼"と人称する時に文章的な違和感。
仮想ライバル作家は東山彰良か。
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地名に関して「さいたま市」を使っているのは残念。「大宮市」で良いのに。
浦和とさいたま新都心の使い方にニヤリとする。(さいたま新都心は新しいビルがニョキニョキ建ってる新興エリア)
大宮圏の話なので上尾、春日部、蓮田辺りもロケ地。岩槻・越谷・川越なども少し出てた…と思う。
しかし、長崎屋なつかしい。
.
(投射by「短歌と短剣」探検譚)
紙の本
ノワールの迫力。
2020/07/17 16:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
離婚した妻から一人娘が帰宅してこないと連絡が入る。警察を辞めて警備会社に勤める主人公は元妻からの言葉に違和感を覚える。
そこからどんどん底なし間に引きずり込まれる。
ノワール小説をお好みの人に引き込まれるだろう。バイオレンス描写の苦手な人には難しい。
紙の本
果てしなき渇き
2023/10/13 10:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
娘の加奈子が失踪した!元妻からの連絡を受けた元刑事の藤島は加奈子を探し始めるが、加奈子の周りには驚くべき状況が待ち受けていた・・・・・。
藤島はいい父親でもなんでもなかったですね。挙句の果てには暴力団の殺し屋にまで堕ちるとは。予想外の結末ではありましたが、読み応えもあり面白い作品でした。
紙の本
映画化
2015/10/06 10:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
のCMが視覚的にとても印象的で面白そうだなと思ったので読んでみましたが、私は誰にも共感できず、生理的に受け付けない作品でした。頑張って全部読みましたがやっぱり無理でした。気に入っている人がいたらすみません。
紙の本
先を急ぎすぎた
2020/02/25 18:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:4mh - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後はどうなるのかと、先を急ぎすぎてしまいもったいない読み方をしてしまいました。そのため、釈然としないところはあるものの「果てしなき渇き」という題名には自分なりの解釈を持つことができました。つらくて嫌でやるせない話でした。