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紙の本
フリークス (角川文庫)
著者 綾辻 行人 (著)
「J・Mを殺したのは誰か?」—巨大な才能と劣等感を抱えたマッドサイエンティストは、五人の子供に人体改造術を施し、“怪物”と呼んで責め苛む。ある日、惨殺死体となって発見され...
フリークス (角川文庫)
フリークス
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商品説明
「J・Mを殺したのは誰か?」—巨大な才能と劣等感を抱えたマッドサイエンティストは、五人の子供に人体改造術を施し、“怪物”と呼んで責め苛む。ある日、惨殺死体となって発見されたJ・Mは、いったいどの子供に殺されたのか?小説家の「私」と探偵の「彼」が謎に挑めば、そこに異界への扉が開く!本格ミステリとホラー、そして異形への真摯な愛が生みだした、歪み真珠のような三つの物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
〔光文社文庫 2000年刊の改訂版〕【「TRC MARC」の商品解説】
狂気の科学者J・Mは、五人の子供に人体改造を施し、”怪物”と呼んで責め苛む。ある日彼は惨殺体となって発見されたが!?――本格ミステリと恐怖、そして異形への真摯な愛が生みだした三つの物語。【商品解説】
収録作品一覧
夢魔の手 | 5−79 | |
---|---|---|
四〇九号室の患者 | 81−186 | |
フリークス | 187−321 |
著者紹介
綾辻 行人
- 略歴
- 京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。1987年、在学中に『十角館の殺人』で衝撃的デビュー。新本格ムーブメントの契機となる。1992年には『時計館の殺人』により第45回日本推理作家協会賞を受賞。
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書店員レビュー
なにかを守りたくて、...
ジュンク堂書店福岡店さん
なにかを守りたくて、目の前にある現実を認めたくなくて、人は狂うのか。
精神病院を舞台とした3種のものがたり。
「フリークス」というタイトルにあるように、テーマは「異形」で、
著者も自らを「異形」と称しています。
なにが「正」でなにが「異」なのか、
灯台下暗しとはよくいいますが、当事者になると、とたんにその境界は曖昧模糊で、
「正」であると思い込んでつっぱしって読んでいたら、思いがけないパンチをくらいます。
欠けていない人なんて存在しないし、
その欠けた部分こそが、愛おしかったりする。
綾辻さんの「異形」への愛が、ここに。
文庫担当 弥益
紙の本
精神病院を舞台にした綾辻流ホラー×ミステリ。
2011/08/01 16:22
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
精神病院を舞台にした、3人の患者の物語。
読んでいて、
どこからが現実でどこからが空想
――もしくは妄想、はたまた幻想――
なのか、わからなくなる。
「普通」と「普通じゃない」の境目ってほんっと曖昧。
表の裏の裏はまた表だもんね、
っていう曖昧で確実な言及ができないものが
題材になっているのかな。
すべて、紙一重なんだろう。
ジャンルとしては、
ミステリでもあり、
ある種のホラーでもあると言える。
面白かった。
好き。
しかし綾辻さんはやっぱり文章がお上手だ。
すごく疲れているときだったけれど、
簡素で簡潔な文章ですらすらと流れるように入ってきた。
(実はその直前に他の本を読もうとしたのだけれど、
2ページくらいで入ってこなかったのだ。疲れていたから)
巧い、と思う。
『フリークス』収録作品
・夢魔の手――三一三号室の患者――
・四〇九号室の患者
・フリークス――五六四号室の患者――
紙の本
感想
2021/12/05 10:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yu - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある人に勧められて購入。
それぞれの話が繋がっているのかと思っていたがそんなことはなかった。
どの話もどこか歪んでいて、その不安定感が心地よく、世界に浸ってしまいました。
紙の本
三人の患者の話
2022/11/07 18:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
精神分裂、記憶障害など三人の患者たちの日記を用いて物語が進むミステリー。ただ最後の話はいまいちわからなかった。多重人格とかで設定したほうがすっきりまとまったのではないか
電子書籍
うーーん
2017/05/27 04:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
意外感がすくない。どんでん返し感もすくない。はじめの話なんか途中で急に話が変わったようにさえ感じてしまった。私の感受性が落ちてるのかもしれないが、綾辻さんの他のお話に比べて物足りなかった。
紙の本
気がふれそうになる。
2013/05/11 23:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MUNINN - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんていうのかな、読んだあとの異様な不快感。3つの短編から構成されてますが、全て歪みすぎて、怖気が走るくらいの不快感でした。まだホラー文庫のグロテスクな表現のが私には優しい。