- 販売開始日: 2013/12/13
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-371390-9
Q.E.D.―証明終了―(46)
著者 加藤元浩 (著)
未発表のルポ『巡礼』。舞台は1941年、ハノイの法廷から始まる、殺人の罪で死刑判決を待つ犯人に助命嘆願の申し出が。しかもその嘆願は被害者の夫からだった! 上海からハノイま...
Q.E.D.―証明終了―(46)
商品説明
未発表のルポ『巡礼』。舞台は1941年、ハノイの法廷から始まる、殺人の罪で死刑判決を待つ犯人に助命嘆願の申し出が。しかもその嘆願は被害者の夫からだった! 上海からハノイまで、1000キロを歩きとおして駆けつけた憎き相手の裁きの場。愛する妻を奪われて何故、彼は慈愛の境地に至ったのか? そして何故『巡礼』は発表されなかったのか? 72年前の事件の真相を探るため、燈馬(とうま)と加奈(かな)がハノイに飛ぶ!
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☆Q.E.D.☆
2024/08/21 18:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
燈馬想[MIT帰りの天才少年]
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水原可奈[元気全開の女子高生]
2人を謎が待ち受ける!
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【失恋】
演芸場の楽屋から亀吉師匠の500万円が消えるという事件が発生。しかし、当事者の落語家達は、本気で事件を解決しようとしない。前座の猫柳あやめは、被害者と犬猿の仲である角丸師匠に疑念を抱くが・・・
芸を通じての師匠達、いいですね!
また、本作は、別話「初恋」と時系列的にリンクしています。
【巡礼】
今は亡きノンフィクション作家の書斎から見つかった没原稿。そこに書かれていたのは、戦争という混乱期に起こった1つの殺人事件とそれを巡る裁判での遺族のありえない主張だった。最愛の妻を殺した男を赦した外交官の真意は、慈愛によるものなのか? 彼の行った《巡礼》の意味とは?
『Q.E.D.』の中でも、人間の心理を描いた特に重厚な作品だと思います。
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Quod Erat Demonstrandum