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紙の本
ビッグデータの罠 (新潮選書)
著者 岡嶋 裕史 (著)
ビッグデータはいいこと尽くめじゃない。電話番号、スケジュール、写真、ドキュメントなど、クラウドに委ねることが当たり前となった時代、便利さと引き換えに個人情報が少しずつ侵食...
ビッグデータの罠 (新潮選書)
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商品説明
ビッグデータはいいこと尽くめじゃない。電話番号、スケジュール、写真、ドキュメントなど、クラウドに委ねることが当たり前となった時代、便利さと引き換えに個人情報が少しずつ侵食されている! 新・監視社会への警鐘の書。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
岡嶋 裕史
- 略歴
- 〈岡嶋裕史〉1972年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。関東学院大学経済学部准教授、同大学情報科学センター所長。著書に「構造化するウェブ」「ポスト・モバイル」など。
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紙の本
我々が利便性と引き換えに、差し出しているもの…
2018/02/01 20:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2014年11月発行の本。
色々な情報が豊富で、勉強になった。
我々は、利便性と引き換えに、個人情報を差し出しているという。
そして個人情報と利便性の関係性については、今が過渡期だという。
つまり、これからどういう方向を社会が選んでいくのか、
個人情報が企業などにどんどん蓄積されていって、一種の監視社会のようになっていくのか。
そうならないための警告を筆者はするけれど、きっとそういう方向に、社会はなっていくのかもしれない。
ヤフーが行っているという、選挙の議席予測の話も面白かった。
政党の主義主張などは一切関係なく、サイト上の検索数やSNS投稿数などのビッグデータから機械的に当落を予測し、
そしてその的中率が、かなり高い数字になっているという。
まだまだこの本を読んだ限りでは、今現在ではそれほど恐ろしい事態にはなっていないという感じはするけれど、
これからが怖いと思った。