共和政の樹立 小説フランス革命12
著者 佐藤賢一
1792年8月の蜂起で王権が停止され、国王一家はタンプル塔に幽閉された。パリの民衆は反革命の容疑者たちを次々に虐殺。街に暴力の嵐が吹き荒れ、立法議会に代わって国民公会が開...
共和政の樹立 小説フランス革命12
商品説明
1792年8月の蜂起で王権が停止され、国王一家はタンプル塔に幽閉された。パリの民衆は反革命の容疑者たちを次々に虐殺。街に暴力の嵐が吹き荒れ、立法議会に代わって国民公会が開幕すると、新人議員サン・ジュストの演説をきっかけに国王裁判が開かれることに。議員たちのさまざまな思惑が交錯する中、ついにルイ16世の死刑が確定し――。フランス王政の最期を描く、血塗られた第12巻。
著者紹介
佐藤賢一
- 略歴
- 1968年山形県生まれ。東北大学大学院で西洋史学を専攻。99年「王妃の離婚」で直木賞受賞。ほかの著書に「象牙色の賢者」など。
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先鋭化するジャコバン党
2019/10/26 19:28
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
遂にルイ16世が断頭台に。罪名は国家反逆罪。すでに共和制に移行している中、なんで処刑されなければいけないのか。ルイが気の毒でした。ジャコバンクラブが、ますます先鋭化してくる気配がプンプンします。サン・ジュストという新たなキャラも登場し、次巻も楽しみです。