「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
崖っぷち侍 (文春文庫)
著者 岩井 三四二 (著)
戦国末期。千葉房総の大名、里見家に仕える下級武士・金丸強右衛門は、戦で勝てば領地が増えて、生活も楽になり、妾も囲えると意気揚々。ところが主家は、秀吉に領地を減らされ、徳川...
崖っぷち侍 (文春文庫)
崖っぷち侍
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
戦国末期。千葉房総の大名、里見家に仕える下級武士・金丸強右衛門は、戦で勝てば領地が増えて、生活も楽になり、妾も囲えると意気揚々。ところが主家は、秀吉に領地を減らされ、徳川幕府によって滅ぼされてしまう。負け組大名に仕えた強右衛門一家が、戦乱の世でも明るくたくましく生きる姿を描く痛快時代小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
戦国末期。安房里見家の水軍にいる金丸強右衛門は、主命に従い、船を繰り出し、小田原、京都、名護屋に東奔西走。なのに領地は減るばかり。暮らしのために海商として身を立てようと転身を考えるのだが…。〔「江戸へ吹く風」(2012年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
理不尽な形で主家を滅ぼされた下級武士・金丸強右衛門。戦国から江戸に世の中が変わっても逞しく生きる道を探す新しい武士像を描く!【本の内容】
収録作品一覧
海と風の郷 | 9−68 | |
---|---|---|
江戸へ吹く風 | 69−124 | |
帰り荷 | 125−179 |
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
したたかに生き抜く
2020/06/20 19:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代が終わり天下泰平の江戸時代へと時代が大きく変化する中、翻弄される人々の姿を描いている。
この作者の描く登場人物は、みんな江戸時代の武士のように忠義や義理にガチガチにとらわれていない。生き生きとしていて どこかユーモラスでひょうひょうとしていて 実にいい。
主人公たちは、最後に主家がつぶれて浪人してしまうが、農業も営んでいるのでそちらの方で自活してゆく。
現代に置き換えると、会社がつぶれて失業してしまうが、手に職があるのでそれを元手に暮らしてゆく という今も昔も変わない真理を実感した。