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紙の本
のろのろ歩け (文春文庫)
著者 中島 京子 (著)
ふとした縁で航空券を手にし、忘れられぬ表情、言葉、情景を心に刻みこまれてしまう三つの旅―亡母の知己である未知の台湾男性に会いに行く美雨。北京初の女性誌創刊のため、真冬に春...
のろのろ歩け (文春文庫)
のろのろ歩け
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商品説明
ふとした縁で航空券を手にし、忘れられぬ表情、言葉、情景を心に刻みこまれてしまう三つの旅―亡母の知己である未知の台湾男性に会いに行く美雨。北京初の女性誌創刊のため、真冬に春服の撮影を決行する夏美。駐在先の住居探しで上海を彷徨う亜矢子。芭蕉派にも「旅は読む」派にも旅時間を満喫させてくれる中編集。【「BOOK」データベースの商品解説】
北京、上海、台湾。刻々と変化する隣国を訪れた3人の女たちが未知の風景の中で出会う、未知の自分−。時間も、距離も越えて、新しい扉をひらく彼女たちの物語。異国情緒溢れる中篇集。【「TRC MARC」の商品解説】
笑って泣いて怒って再び笑う――旅は恋とよく似ている
母を亡くした美雨は「台湾の三人のおじさん」を探しに台北に。彼らは母のかつての恋人か、それとも…三都の旅をめぐる女たちの物語。【商品解説】
母を亡くした美雨は「台湾の三人のおじさん」を探しに台北に。彼らは母のかつての恋人か、それとも…三都の旅をめぐる女たちの物語。【本の内容】
収録作品一覧
天燈幸福 | 7−60 | |
---|---|---|
北京の春の白い服 | 61−140 | |
時間の向こうの一週間 | 141−223 |
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ゆっくり行ってね。
2017/03/20 19:21
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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
初中島さん。文体がドライでとても読みやすかった。舞台は台湾、北京、上海。北京編での一文。「さよならの代わりに「慢慢走」って言うんだよ、まあ、ゆっくり行けよって感じかな」とてもいい言葉だなあと心底思った。お別れの時、「ゆっくり行ってね」ってとても優しくてなんとも温かい。よし早速使ってみようと中国人男子に得意げに「慢慢走」と言ったら、まずきょとん、とされ、続いて「慢走」か、と言われ、「それとても古い言葉。もう使わない」と一蹴。儚く終了。現代語じゃないかもしれないけどさ、わたしは使おう。だって美しいんだもん!