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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/04/24
- 出版社: KADOKAWA
- サイズ:20cm/397p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-102836-0
紙の本
過ぎ去りし王国の城
著者 宮部 みゆき (著)
早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことからヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめる...
過ぎ去りし王国の城
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商品説明
早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことからヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。友だちの少ない真は、同じくハブられ女子で美術部員の珠美にアバターを依頼、ともに冒険するうち、パクさんという大人と出会い、塔の中にひとりの少女が閉じこめられていることを発見する。それが十年前のとある失踪事件に関連していることを知った三人は、ある計画を立てる…。「今」を引き受けて必死に生きるすべての人へ―心にしみこむ祈りの物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
ヨーロッパの古城のデッサンを拾った中3の真は、絵の中にアバターを描きこむと、その世界に入れることを知る。真はハブられ女子の珠美と冒険するうち、塔の中に少女が閉じこめられていることを発見し…。『怪』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
居場所なんか、どこにもなかった――
気まぐれな悪意と暴力、蔑みと無関心が、いたいけな魂を凍りつかせる。
ネグレクト、スクールカースト、孤独や失意・・・・・・ふるえる心が共振するとき、かつて誰も見たことのない世界が立ち現れる――。
早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことから中世ヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。友だちの少ない真は、同じくハブられ女子で美術部員の珠美にアバターを依頼、ともに冒険するうち、探索仲間のパクさんと出会い、塔の中にひとりの少女が閉じ込められていることを発見する。それが十年前のとある失踪事件に関連していることを知った三人は……。【本の内容】
著者紹介
宮部 みゆき
- 略歴
- 〈宮部みゆき〉1960年東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。99年「理由」で直木賞、2007年「名もなき毒」で吉川英治文学賞を受賞。
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書店員レビュー
絵の中に入れる!?
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
高校の推薦入試に合格し、一人暇をもてあましていた`尾垣 真‘は、古城のデッサンを拾う。
とても精密に描かれているデッサンに惹かれ、眺めているうちに絵の中に入れることに気づく。
驚きつつも、絵の中の冒険を楽しんでいたが、10年前に起きた少女失踪事件の当事者と思われる女の子を絵の中で見つけてしまい、楽しい冒険から、一気に謎が深まっていく。
なぜ、絵には入れるのか?失踪した少女はなぜ、ここにいるのか?
イッキ読み必死のSFファンタジー。
紙の本
温かいけれども、リアルでもある宮部みゆきファンタジーの世界。
2022/07/07 10:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校への推薦入学が決まっている中三の尾垣真は、家の用事で訪れた銀行でその絵と出会う。
絵が上手だが理不尽な目にあっている同級生・城田珠美と、絵の中へと冒険を進めていく。
ファンタジーのなかに、リアルな中学生の人間関係が絡む。温かいけれども、リアルでもある宮部みゆきファンタジーの世界。
紙の本
ほしいのは「きっかけ」
2016/11/18 11:25
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
う~ん。。。宮部さんの本にしちゃぁ。。。って思う私は
今を幸せに生きてるからか??
もちろん、人生そんなに甘いものじゃなくて、
それをわかりつつのタマちゃん、パクさんの行動。
欲しいのは、「きっかけ」なのよね。
後半一気読みだったんだけど。。。
きっと、私、ラストが好きじゃないんだ!
もしも叶うなら、タマちゃんがその後どのように成長したのか、
後日談が読みたい。
そしてそこに真がいるといいな^^
紙の本
原点に…
2015/10/15 16:39
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、氏には、こうしたファンタジーが多い。読者の要求か、編集者の方針か?あくまで個人的好みの問題だから、とやかく言うべきでないことは承知だが、初期のミステリの方が出来が良いと思う。
紙の本
宮部先生 戻ってきて
2016/12/20 12:17
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部先生はスクールカースト+ファンタジーを書く事にはまり込んでしまわれた。正直読んでいて かなり疲れた。かっての宮部作品にあった吸引力は無い。