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紙の本
遺骨 戦没者三一〇万人の戦後史 (岩波新書 新赤版)
著者 栗原 俊雄 (著)
沖縄で、硫黄島で、シベリアで、今も親族の遺骨を探し続ける人々がいる。空襲や原爆では身元不明のまま多くの市民が仮埋葬されたが、その後どうなったのか。戦争の結果、遺骨となった...
遺骨 戦没者三一〇万人の戦後史 (岩波新書 新赤版)
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商品説明
沖縄で、硫黄島で、シベリアで、今も親族の遺骨を探し続ける人々がいる。空襲や原爆では身元不明のまま多くの市民が仮埋葬されたが、その後どうなったのか。戦争の結果、遺骨となった人々の「未完の戦後」を現地に探ったルポ。【「TRC MARC」の商品解説】
戦争とは? 国家とは? 「遺骨」となった三一〇万人の「未完の戦後」を探るルポ。【本の内容】
著者紹介
栗原 俊雄
- 略歴
- 〈栗原俊雄〉1967年生まれ。東京都出身。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了(日本政治史)。毎日新聞東京本社学芸部記者。著書に「戦艦大和」「シベリア抑留」など。
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紙の本
新しい歴史が芽生えることを信じたい
2018/05/31 19:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
栗原俊雄『遺骨 戦没者310万人の戦後史』を読みました。
戦後70年を経ても戦没者の遺骨は、遠い外地に、そしてわたしたちの暮らす足下にも眠っているという事実に粛然とします。
「「未来志向」を口にできるのは犠牲者の側である。加害者にその資格はない。しかし悲劇を土壌に、新しい歴史が芽生えることを信じたい。」と筆者は書いています。
そのためにも、過去の「悲劇」をしっかり知らないといけないのですね。
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戦跡
2018/08/29 06:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争の悲惨さが遺骨収集という行為で伝わってくる。あの戦争が引き起こした悲劇がいまだに収まらず野ざらしになっていることがひしひしと感じる。
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戦没者の遺骨問題を知るために
2022/03/27 16:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
アジア太平洋戦争で亡くなった人たちは、いまだに骨さえ見つからないケースが少なくない。本書はその遺骨を巡る遺族の思いや政府の対応など戦後史をわかりやすく解説してある。
「海の底に、シベリアの凍土に、あるいは南方の密林に、さらには日本本土にさえ、身元の分からない戦没者の遺骨が眠っていることを、そうしてそんなことになったのかを含めて、我々は知り、後世に語り継がなければならない」という筆者の言葉が胸に染みる。