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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/11/27
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:20cm/152p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-390373-6
紙の本
透き通った風が吹いて
著者 あさの あつこ (著)
野球部を引退したら、空っぽになってしまった渓哉。故郷美作を出て都会の大学に行けば、楽しい生活が待っているのかもしれない。でも、それは自分が望んでいることなのだろうか。親友...
透き通った風が吹いて
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商品説明
野球部を引退したら、空っぽになってしまった渓哉。故郷美作を出て都会の大学に行けば、楽しい生活が待っているのかもしれない。でも、それは自分が望んでいることなのだろうか。親友の実紀は、きちんと自分の将来を見据えている。未来が見えずにいる渓哉は、ある日偶然、道に迷っていた美しい女性・里香を案内することになる。里香は美作に「逢いたい人がいる」と言うが…。モラトリアムの時期を迎えた高校生の焦燥、そして淡い恋を描く、心が澄み渡る青春小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
高校3年生の夏。野球部を引退したばかりで、未来が見えずにいる渓哉は、ある日偶然、道に迷っていた美しい女性・里香を案内することになる。里香は「逢いたい人がいる」というが…。心が澄み渡る青春小説。【「TRC MARC」の商品解説】
誰のことより、自分のことが分からない
野球部を引退したばかりの渓哉は未来を前に立ち竦んでいた。モラトリアムの季節を前にした高校生の逡巡を丹念に描く、傑作青春小説。【商品解説】
著者紹介
あさの あつこ
- 略歴
- 〈あさのあつこ〉1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師を経て、作家デビュー。「バッテリー」シリーズで小学館児童出版文化賞、「たまゆら」で島清恋愛文学賞を受賞。
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紙の本
少年の一途さ
2015/12/31 16:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校三年の男子生徒の友情。女子生徒が絡み、やがて年上の美女が登場。主人公・渓哉の一途な気持ちが清々しく描かれる。伏線の張り方が抜群。冒頭の世界史の補習授業、旅館の古いオルガン…今回も野球がベースの物語だが、これまでのあさの作品には無い魅力で、新境地といっていい。
紙の本
ささっと読める
2015/12/26 17:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やましお - この投稿者のレビュー一覧を見る
大きめの字で、
分量はさほど多くない。
どんどん話が進んでいくので
突っ込んだところまでの描写は少ないが、
一気に読めばそれなりの読後感はある。
物足りない読者も多いと思うが、
良い一冊と思った。
紙の本
大人の事情は高校生にはまだわからない。
2016/04/21 07:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
150頁くらいで中編と言ってもいい長さの高校生青春もの。
若い人を描いた本は言葉遣いが私にとってはキーとなるのですが、岡山弁ということで、 言葉遣いは大丈夫でした。
ただ、さらっと読めるのですが、その分、ひっかかるものも少ないという無難さがあります。
分厚い本を読破するのも良し、さらっとさわやかスプライト気分でこういう本を読むのも良し。
高校生には大人の事情はまだわからない、というお話。