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紙の本
吉井勇全歌集 (中公文庫)
著者 吉井 勇 (著)
谷崎潤一郎の親友であった近代短歌の巨星・吉井勇が、晩年に自選した代表作2402首を収録。祇園の歌人、耽美派と呼ばれた歌風が、私生活上の曲折を経て最後の境地にたどり着く過程...
吉井勇全歌集 (中公文庫)
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商品説明
谷崎潤一郎の親友であった近代短歌の巨星・吉井勇が、晩年に自選した代表作2402首を収録。祇園の歌人、耽美派と呼ばれた歌風が、私生活上の曲折を経て最後の境地にたどり着く過程が一望できる。吉井自身による解題つき。【「TRC MARC」の商品解説】
近代短歌の巨星・吉井勇が晩年近くに、それまでの自作から代表作として二四〇二首を選び『吉井勇全歌集』と名付けたもの。〈解説・年譜〉細川光洋【本の内容】
収録作品一覧
酒ほがひ | 9−24 | |
---|---|---|
昨日まで | 25−34 | |
祇園歌集 | 35−41 |
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紙の本
大正から昭和衣の初期に活躍された歌人・吉井勇氏の美しい歌が堪能できる一冊です!
2020/08/14 11:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、大正から昭和の初期に活躍され、『舞姿 祇園画集』、『新訳 絵入伊勢物語』、『祇園双紙』、『麻の葉集』、『髑髏尼 脚本』、『狂芸人 戯曲』、『河霧』といった数々の歌集を発表された吉井勇氏の作品です。同氏は、谷崎潤一郎氏の親友としても知られる人物で、その晩年、それまでの自作を歌集ごとに読み直し、代表作を精選して刊行したのが同書です。収録短歌数は2402首となっており、「祇園の歌人」、「耽美派」と呼ばれた歌風が、私生活上の曲折を経て最後の境地にたどり着く過程を一望することができます。同書の構成は、「酒ほがひ」、「昨日まで」、「祇園歌集」、「黒髪集」、「仇情」、「未練」、「祇園双紙」、「毒うつぎ」、「鸚鵡石」、「河原蓬」となっており、吉井勇氏の美しい歌が堪能できる一冊です。
紙の本
名歌人
2016/04/03 23:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
2万首を詠み、歌会始の選者を務めた吉井勇は名歌人である。2400首を収めている。吉井自身の解題や略年譜もあるので、理解しやすい。
紙の本
古都に息づく
2022/07/01 17:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
「遊蕩歌人」などと皮肉られることもありながら、言葉の季節感と美しさは文句無しです。毎年11月8日で行われるかにかく祭など、今でも京都で愛されていることが伝わってきます。