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紙の本
光の山 (新潮文庫)
著者 玄侑宗久 (著)
【芸術選奨・文部科学大臣賞文学部門(第64回)】放射能に汚染された土や葉の仮置場はやがて、瑠璃色の光を放つ山になった−。福島に住む僧侶作家が、震災に見舞われた人々のリアル...
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商品説明
【芸術選奨・文部科学大臣賞文学部門(第64回)】放射能に汚染された土や葉の仮置場はやがて、瑠璃色の光を放つ山になった−。福島に住む僧侶作家が、震災に見舞われた人々のリアルな姿と心情を、深く静かに物語る短篇集。『文學界』掲載「東天紅」を追加。〔平成25年刊にあらたに「東天紅」を追加〕【「TRC MARC」の商品解説】
震災後の苦難に満ちた日々の中で、七編の小説が生まれた……地震・津波の記憶が鮮烈に蘇る「蟋蟀(こおろぎ)」「小太郎の義憤」、原発事故後の放射能と除染を背景にした「アメンボ」「拝み虫」「東天紅」、厳粛さとユーモアが混在し、不思議な光に包まれる表題作「光の山」。福島在住の僧侶作家が、生と死の現実を凝視しながら、祈りと鎮魂の物語を描く。芸術選奨文部科学大臣賞受賞【商品解説】
収録作品一覧
あなたの影をひきずりながら | 7−13 | |
---|---|---|
蟋蟀 | 15−46 | |
小太郎の義憤 | 47−70 |
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紙の本
東日本大震災を題材にした貴重な作品群
2023/03/13 16:08
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
東日本大震災を題材にした小説は初めて読んだ。7つの短編が収められているが、発表年月を見るとかなり早い段階から書き始めているのが分かる。福島在住の作家なので、とても臨場感があり、当時の光景が頭に浮かんでくるようだ。貴重な作品群である。