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紙の本
東京すみっこごはん 2 雷親父とオムライス (光文社文庫)
著者 成田名璃子 (著)
年齢も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる共同台所「すみっこごはん」には、今日も誰かが訪れる。そんな「すみっこごはん」が街の再開発の対象地区に含まれているとい...
東京すみっこごはん 2 雷親父とオムライス (光文社文庫)
東京すみっこごはん 雷親父とオムライス
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商品説明
年齢も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる共同台所「すみっこごはん」には、今日も誰かが訪れる。そんな「すみっこごはん」が街の再開発の対象地区に含まれているという噂が流れ…。連作小説。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
本物の唐揚げみたいに | 9−88 | |
---|---|---|
失われた筑前煮を求めて | 89−174 | |
雷親父とオムライス | 175−252 |
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紙の本
料理は人間のまんなか
2018/07/23 17:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年が雷親父を通して全うな人間に近づき、その少年を通して母親も全うになっていく。
それは料理が中心にあるのだ。
家族のなかで料理は大事。
大阪への新幹線で読んだこの本。
紙の本
現実世界に近づくユートピア
2016/05/15 16:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作が見事なラストで締めくくられていたので、続編の出版にはやや驚かされた。
再開発にさらされる「すみっこごはん」と商店街、常連たちのバックボーンが次々明らかにされる中で、一種ユートピア小説的だった前作から、どんどん現実世界に近づいてきた気がする。
むろん小説としては面白く読め、特に“有村さん”の二つの章には定年後の管理職のやり場のないプライドと妻に先立たれた熟年の意地と悲哀が感じられ、反感を覚えつつも共感するところがある。再開発問題には一応の安堵が得られたが、まだまだ予断を許さない状況で、その意味では続巻が楽しみ。ただ、ここまで来ると、前作と色彩が異なるので、スピンオフ的な気もするシリーズとなりそう。
電子書籍
良かった!
2019/08/31 14:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年と老人のエピソードがよかったです。一つのテーマで、一貫して書かれている感じがいいです。面白かったです!
電子書籍
すみっこご飯の危機にハラハラ!
2017/08/21 16:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃじゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
再開発の標的にされた危機にハラハラしながらも、登場人物一人一人のエピソードにしっかり心温められる内容でした。特に有村さんは、よくある高齢者だなぁなんて最初は思っていたけど、よくよく考えたら現代では貴重な存在で、奥深い想いを感じられました。