「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/06/25
- 出版社: フィルムアート社
- サイズ:19cm/239p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8459-1600-9
紙の本
釜ケ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム
著者 上田 假奈代 (著)
大阪で誕生したアートのNPO法人「こえとことばとこころの部屋(ココルーム)」の活動について綴るほか、働くこと、生きること、表現することについての質問と応答、釜ケ崎芸術大学...
釜ケ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
大阪で誕生したアートのNPO法人「こえとことばとこころの部屋(ココルーム)」の活動について綴るほか、働くこと、生きること、表現することについての質問と応答、釜ケ崎芸術大学についての解説を収録する。対談も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
詩のエネルギーが巷を変えていく!
暮らしをアートで解放するこれまでになかった運動、
そのいろいろから生まれたこれまでになかった本。
———谷川俊太郎
笑って、泣いて、聴いて、問い続ける…、
アートNPOこえとこころとことばの部屋=通称「ココルーム」の15年の歩みと、
釜ヶ崎芸術大学
2003年、大阪市との恊働事業として「新世界」で生まれた「NPO法人こえとことばとこころの部屋」、通称ココルームによる活動記録と、その精神性、社会への提案を伝える1冊。
釜ヶ崎(日本最大のドヤ街、日雇い労働者の寄せ場)で、「カフェ運営」の形をとって、アートやメディアなどを軸に、ホームレスの詩人やピアニストのマネジメントを行ったり、若者の就労支援をしたり、野宿のことを考える夜回り、高齢者が暮らすアパートの管理受託をしたり、分野にこだわらず越境しながら活動してきた。また行政とともに粘り強く文化政策に関わり続けてきた。この地域で多様な人々との出会いと出会い直しの場づくりと、やがて直面する孤独死に向き合い、2014年ヨコトリにも出場した「釜ヶ崎芸術大学」の活動へと進化してきた。そして、新事業・地域に根ざしたゲストハウス運営に乗りだした。
先駆的なこの活動は、多くの研究者やアーティストなど、表現者の注目を集め続ける。
本書では、公共、福祉、多文化・多世代共生、地域社会、消費の社会、貧困と格差など、現代の多様な問題と事柄に、「釜ヶ崎」で孤軍奮闘してきた時代から、国内外問わず支援者を獲得し、広がってきた今に至る約15年の歩みを、著者の振り返りと、関係者たちの証言でまとめた。
これからの社会デザインの在り方を考える際の最重要資料として、また、表現・創作活動をする人に寄り添う本として、さらに場をつくるすべての人にとって、必読の1冊。
谷川俊太郎/鷲田清一/森村泰昌×著者との対談3本、栗原彬の特別講演録を収録。
西川勝、坂上香、岸井大輔、猪瀬浩平、倉田めば、松本裕文、アサダワタル、山田創平、劔樹人、岩橋由莉、 鈴木一郎太、甲斐賢治、横山千秋、山田實、他ココルームスタッフらによる寄稿。
ここにしかない「野生知」を生む場の実践と、釜ヶ崎の美学【商品解説】
収録作品一覧
釜ケ崎と詩 | 谷川俊太郎 述 | 22−35 |
---|---|---|
ココルームに始まる | 37−63 | |
Q1 何かやりたいけど何をやったらいいかわかりません。 | 西川勝 解答 | 68−71 |
著者紹介
上田 假奈代
- 略歴
- 〈上田假奈代〉1969年奈良県生まれ。詩人・詩業家。NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表。大阪市立大学都市研究プラザ研究員。文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
人生、人について考えさせられる
2023/11/16 21:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Monty - この投稿者のレビュー一覧を見る
この夏、大阪旅行に行った際に近くまで足を運んだけど、結局行けず仕舞い。ここに暮らす方々のことは想像することしかできないけれど、人とは何かという事と向きあっている方々なのかもしれないなぁと思った次第。会社が会社ごっこをしているような気分。