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紙の本
政府はもう噓をつけない (角川新書)
著者 堤 未果 (著)
パナマ文書のチラ見せで強欲マネーゲームは最終章へ。大統領選、憲法改正、監視社会、保育に介護に若者世代…。全てがビジネスにされる今、噓を見破り未来を取り戻す秘策を、気鋭の国...
政府はもう噓をつけない (角川新書)
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商品説明
パナマ文書のチラ見せで強欲マネーゲームは最終章へ。大統領選、憲法改正、監視社会、保育に介護に若者世代…。全てがビジネスにされる今、噓を見破り未来を取り戻す秘策を、気鋭の国際ジャーナリストが明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
世界を揺るがす「パナマ文書」の知られざる真相、カネの流れを辿れば見えてくるアメリカ大統領選の本質、憲法改正の入り口としての緊急事態条項をはじめ日本に忍びよる強権的「ファシズム」の怖さ、ISDS条項をはじめTPPに埋め込まれたた罠……。世界でも日本でも、違和感だらけの世界が広がっている――。でも、大丈夫! 政府がシステムで国民を縛るなら、私たちはシステムの外で動き出せばいい。世界でも日本でも、新しいうねりが動き始めている。今こそ、脳内世界地図を更新し、取るべき行動があなたにはある!【商品解説】
パナマ文書のチラ見せで強欲マネーゲームは最終章へ。「大統領選」「憲法改正」「監視社会」「保育に介護に若者世代」。全てがビジネスにされる今、嘘を見破り未来を取り戻す秘策を気鋭の国際ジャーナリストが明かす【本の内容】
パナマ文書のチラ見せで強欲マネーゲームは最終章へ。「大統領選」「憲法改正」「監視社会」「保育に介護に若者世代」。全てがビジネスにされる今、嘘を見破り未来を取り戻す秘策を気鋭の国際ジャーナリストが明かす【本の内容】
目次
- プロローグ:パナマ文書の何が悪い? ~慌てるアホウに笑うアホウ~
- 第1章:金の流れで「アメリカ大統領選挙」が見える!
- 第2章:日本に忍びよる「ファシズムの甘い香り」
- 第3章:違和感だらけの海外ニュースも、「金の流れ」で腑に落ちる
- 第4章:「脳内世界地図」をアップデートせよ!
- エピローグ:18歳選挙~どんな未来にしたいですか?
著者紹介
堤 未果
- 略歴
- 国際ジャーナリスト。東京都生まれ。ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連、アムネスティ・インターナショナルNY支局員、米国野村證券を経て現職。日米を行き来し、各種メディアで発言、執筆・講演活動を続けている。多数の著書は海外で翻訳されている。『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で日本ジャーナリスト会議黒田清新人賞、『ルポ 貧困大国アメリカ』(3部作、岩波新書)で日本エッセイストクラブ賞、新書大賞受賞。近著に『沈みゆく大国アメリカ』(2部作、集英社新書)、『政府は必ず嘘をつく 増補版』(角川新書)がある。
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紙の本
強欲資本主義に奪われたものを取り戻そうとするもう一つの闘いが始まっている
2016/09/24 07:25
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
リーマンショックの時に世界中が目にしたように、今アメリカの政治を実質的に動かしているのは金融業界です。
そういわれても不思議に思わない程、アメリカに限らず世界中が強欲資本主義に翻弄されている。
堤さんの書籍を読むと暗澹たる気持ちになるが、世界中で強欲資本主義に何もかも値札をつけられて売りにだされてしまったものを取り戻そうという闘いが始まっている。
全く主張が違うようにみえるサンダース氏とトランプ氏も同じコインの裏と表
アメリカの民衆がグローバル化という名の強欲資本主義に反旗を翻しているのだという。
アメリカの抱える真の病理が個々の政策などではなく、それを束ねて飲み込んでいく「政治とカネ」という構造そのものだという事。国家としての力を失い超富裕層だけが潤う「株式会社国家」になってしまったアメリカの悲鳴がトランプ・サンダース旋風を巻き起こした。
労働よりも資本が、製造業よりも金融業が重視され「今だけカネだけ自分だけ」が暴走する流れの中で、立ち止まってもう一度人間にとって「幸せとは何か」と見直す人が増えている。
欲にのまれて道を踏み外す一方で、人類が進化の中で創り出したもう一つの財産「共同体」や「憲法」「民主主義や人権」「すぐに結果が出なくても時間をかけて育てていくことの喜び」そして私たち日本人が世界に誇る他者への優しさに満ちた「お互いさま」の価値観。
守るべきものが見えてきている人が増えてきている。
欧州のメディアがほとんど報道されなかったアイスランドの「鍋とフライパン革命」
強欲資本主義を牛耳っている1%の力は大きくあきらめそうになるけどあきらめてしまっては終わりなのだと改めて思った。
紙の本
一握りの大金持ちに平和を壊されてはたまらない。
2016/08/28 09:52
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカウォッチャー堤さんの最新刊。
アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく、日本はアメリカの忠実な僕とも言われているので、アメリカの動向は日本国民としてもきちんと把握する方がよい。
最近の情勢では大統領選挙を巡る情勢だ。トランプとサンダースが指名選で一躍脚光を浴びた。両社は同じコインの裏と表だと喝破する。なぜならヒラリーは政治献金を膨大に得て、大企業の言うがままだからというのだ(ここらへんも日本の自民党と同様だ)。庶民は、庶民のための政治を望んでいると、その不満が移民など弱者に向かっているか、弱者のための政治を本気でやろうとしているかどうかに違いがあるが。
また、お金の流れでみると海外のニュースもふに落ちるという。「テロとの戦い」は儲かりすぎてやめられなくなっているのだそうだ。
一握りの税金逃れまでしている大金持ちに平和を壊されてはたまらない。
紙の本
アイスランドの奇跡
2016/08/18 17:57
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
堤氏のライフワークである新自由主義糾弾シリーズの最新作。
米国の手先だった小泉に始まり、安倍が深化させようとしている米国流新自由主義。少子化対策や社会福祉は口先だけで何も進めようとしていないのに、教育・介護・医療・教育・農業等の外資への叩き売りは、着々と進んでいるようです。
『「政治に関心がない」、「選挙は重要じゃない」と言う人がいるが、政治を放棄することは少数者に支配を許すことにつながる(ホセ・ムヒカ)(223ページ)』。国民一人一人が、政府の動きをしっかり監視しないと、後の祭りとなるかもしれないと、本書を読んで痛感しました。
ところで、米国の国益にとって非常に重要な貿易協定であるはずのTPPが、米国の貧困層の怒りで漂流しようとしています。一方、日本ではTPPこそが日本の国益に最重要だと、相変わらず喧伝されています。本書や類書を読んで、米国の貧困層の怒りの内容を理解することが、今後の日本にとって何が最善かを知る第一歩のような気がしました。
ただ政権与党に対峙しなければいけない野党の酷さは言語道断です。この前の東京都知事選での稚拙な対応を見ると呆れるばかりです。日本のもっとも深刻な事態、それは政権の選択肢がないということかもしれません。
紙の本
気になる方は是非とも一読を
2019/07/29 00:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いなとみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
当時のトランプが大統領に選ばれる必然性がこの本を読んでいるとわかる気がする。
彼女は他の著作でもそうだが、豊かな情報収集を駆使して書かれており、読む価値は十二分にあると思います。