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紙の本
ことばの歳時記 (角川ソフィア文庫)
著者 山本健吉 (著)
古来より世々の歌よみたちが思想や想像力をこめて育んできた「季の詞」を、歳時記編纂の第一人者が名句や名歌とともに鑑賞。「季語・季題」への思索を深めた名随筆。【「TRC MA...
ことばの歳時記 (角川ソフィア文庫)
ことばの歳時記
05/09まで通常774円
税込 387 円 3ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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商品説明
古来より世々の歌よみたちが思想や想像力をこめて育んできた「季の詞」を、歳時記編纂の第一人者が名句や名歌とともに鑑賞。「季語・季題」への思索を深めた名随筆。【「TRC MARC」の商品解説】
■上皇陛下と上皇后陛下がおふたりで毎朝、音読している本として話題!
宮内庁「上皇陛下のご近況について(お誕生日に際し)」より
・日本テレビ「news every」(2019年12月23日)で放映されました。
・フジテレビ「Live News it!」(2019年12月23日)で紹介されました。
・テレビ朝日「報道ステーション」(2019年12月23日)で紹介されました。
季節のことばとは、私たちの住むこの風土を認識することば。たとえば「春一番」「青葉潮」「やませ」――季節感だけではなく、喜怒哀楽に満ちた生活の知恵をも感じさせる。古来、世々の歌よみたちが思想や想像力をこめて育んできたそれらの「季の詞(ことば)」を、歳時記編纂の第一人者が名句や名歌とともに鑑賞。生活習慣や気候が変化する現代においてなお、感じることのできる懐かしさや美しさが隅々まで息づいている。
解説・宇多喜代子【商品解説】
目次
- 【春】
- 春 その一/春 その二/立春/春めく/水温む/春一番/フェーン/東風/霞/末黒の薄/若草/
- たんぽぽ/黄色い花/夜の梅/椿/桜鯛/魚鳥の季節/春暁・春昼/日永/麗か・長閑/春の蝶/
- 蛙のめかり時/囀/雨の名風の名/花曇/花 その一/花 その二/花 その三/春の暮/三月尽
- 【夏】
- 新緑/深山霧島/山時鳥 その一/山時鳥 その二/青葉潮/筍流し/卯の花腐し/雨の文学/
- 薫風/あいの風/やませ/南風/雲の峯/風知草/落し文/麦秋/萬緑/底幽霊/泳ぎ/
- 河童/鵜飼/涼し/花火/真夏日/赤富士/夜の秋
- 【秋】
- 踊/月/雁/秋がわき/野分/青北風/虫/虫のいろいろ/ごりと鰍/鶉/鵙の草ぐき/うらなり/
著者紹介
山本健吉
- 略歴
- 1907年~1988年。長崎生まれ。本名、石橋貞吉。父は評論家・小説家の石橋忍月。慶應義塾大学国文科卒。改造社に入社、「俳句研究」の編集に携わる。文芸評論家として古典から現代文学に至るまで幅広い評論活動で知られる。『芭蕉』で新潮社文学賞および日本芸術院賞、『古典と現代文学』で読売文学賞、『いのちとかたち』で野間文芸賞を受賞。1969年、日本芸術院会員。1983年、文化勲章受章。『俳句鑑賞歳時記』、『俳句とは何か』(共に角川ソフィア文庫)、『基本季語五〇〇選』(講談社学術文庫)など著書・編著多数。
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古くから、人々が思想や想像力を込め育んできた「季の詞」を心から味わえる一冊です!
2020/04/27 09:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、古くから歌の詠み手たちが思想や想像力を込めて育んできた「季節をあわらす言葉」(季の詞)を、その名句や名歌とともに紹介し、当時の季節感や、読み手の喜怒哀楽に満ちた生活の知恵を読者の心に感じさせてくれる一冊です。同書には、たくさんの「季の詞」の説明が掲載されていますが、例えば、私たちがよく知っている「春一番」や「青葉湖」、さらには「やませ」といった詞を改めて、同書で読むことで、また一味も二味も違った印象をもつことができます。ぜひ、同書とともに、我が国の言葉の文化に今一度、触れてみてください。
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季語のエッセイ
2021/06/12 15:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
俳句研究に携わり文芸評論家として著名な作者が折々に書き留めていた季語に関するエッセイ。季語は俳句の世界だけのものではなく四季の国に万葉の時代から尊ばれた自然を愛でた言葉。国語と風土という二つの言葉に帰着すると言い、群れの芸術の日本文学史上見事な創造物として表している。季節ごとに分け書いているが春の季語の分量が多い。日本人がやはり春が好きなためであろうか。重なる文章も見られるがそこはいろいろな小冊子に書いていたためであろう。気候変動で昔の季語の季節とは違った季節感を味わっている今日。昔の季節を感じて読むのも一考。