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みんなのレビュー191件

みんなの評価4.3

評価内訳

183 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ストーリーに無駄がない

2006/01/01 19:34

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まちこまち - この投稿者のレビュー一覧を見る

1巻で出てきた内容が、2巻や3巻でようやく意味を理解でき、ストーリーに全く無駄がない。マンガだと通常一回読めば終わり、すぐ古本屋に売っても損した気にはならないが、このマンガは新しい単行本が出る度に、何度も何度も最初の1巻から読み返してしまい、そして読む度に毎回新たな発見をする。たとえ、「20世紀少年」が完結した後も、何度も1巻から読み返しては新たな発見があるに違いない。それくらい、内容がしっかりしているマンガだ。

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紙の本

骨太の物語の語り部

2005/11/17 22:50

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさぴゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

僕は、天才浦沢直樹さんの特徴は、実はオーソドックスで骨太な物語の語り部であるということにあるのではないのか、と思う。というのは、オリジナル作品である『MONSTER』『YAWARA』『HAPPY』『PURUTO』等々は、すべてパロディに自覚的で、非常に単純で「ありがち」な設定の反復になっている。とりわけ、決してどれも独創性があるわけではない。プルートは手塚治虫先生の鉄腕アトムの傑作『地上最大のロボット』と彼のRobotの考え方のベースにあるアイザック・アシモフのロボット三原則へのオマージュになっている。また『20世紀少年』も、オウムに代表されれる終末的な世界観では、あまりにありきたりな内容の反復に過ぎない。いわば、駆け引きと刺激に慣れすぎた日本のドラマに飽きた世代が、03年ごろに韓流ブームでキスもしない純愛の韓国ドラマ『冬のソナタ』(ユンソクホ監督)に回帰したのに似て、断片的なパロディシステムではなく、骨太の物語への回帰をしているといえる。 では、それはレベルの低いということなのか?。もちろん、読者であれば、これがたとえ漫画を小ばかにしている大人が読んでも、真にものを判断する知性があるならば、そのメジャ−級のエンターテイメントの力に脱帽するほどの作品であることがわかっているでしょう。しかし、そんな「ありきたりの設定」でなぜここまで、見事なメジャー的な人気を保てるのか?。それは彼が骨太な物語の語りや漫画的手法の文脈を、洗練しているからではないかと思う。いってみれば、骨太の物語を語る上での浦沢的「文法」が極度に洗練されて構築しているからではないかと思う。詳細は省くが、例えば新興宗教や70年代のロックや昭和時代の文物などノスタルジーのパロディ的引用(池袋のナンジャタウン!)に非常に自覚的だし、『パイナップルアーミー』『マスターキートン』で完全に自分のものにしたヨーロッパや世界を描く手法によるスケールの広がり等々だ。とりわけ『MONSTER』以降の淡々と平坦に場面を描いておきながら単行本で一気に読むとサスペンスとしての全体構造が見事なくらい神の視点でまとめられているドラマツゥルギーの凄さは、読んでいる人には、一目瞭然だ。かなりSFとしては、マイナーであろうこの作品など、非常に丁寧で連載では平坦で読み飽きてしまうこともあるにもかかわらず、熱狂的なファンが数多く存在し、それがカルトレベルをはるかに超えてメジャー級として扱われる点も、非常に異例な作家だ。この「おもしろさ」の核心を短く言うならば、創造力の飛躍を核とするSFのセンスオブワンダーを含めて、骨太の物語を、日常から浮き上がらない形でわかりやすく丁寧に構築する技量を持っているのだ。そういう意味では、独創的なエンターテイナーというよりは技術者に近いのだが、逆に言うと骨太の物語の語り部こそが真のエンターテーナーなのではないかと、僕は思います。ある意味今の作家の中では質量ともにもう二度と現れない日本漫画文化の創始者天才・手塚治虫先生に最も近い存在といえるのではないでしょうか。

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紙の本

これからどんどん面白くなっていきそうな予感

2002/07/25 18:02

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る

コンビニ店長のさえないケンジは、姉が置き去りにした子どもカンナをおぶって仕事をする毎日。
そんなある日、ケンジの家の近所に住む大学教授が、一家そろって失踪する。
教授の家の柱には、あるマークが残されていた。
それは、ケンジが子どものころ、秘密基地に集まるともだちの間で、仲間のしるしとして使っていたマークだった……。

20世紀少年というタイトルを見たときは、少年が主人公の話なのかと思ってしまいましたが、読んでみると想像していた話とはずいぶんちがいました。
もちろん、うれしい期待のうらぎられかたで、私個人としては「MONSTER」よりもおもしろくなるのではないかと、そこまで思っているくらいです。

物語は、大人のケンジを中心に動いていますが、頻繁にケンジの子供時代が出てきます。
下手に時間を行ったり来たりされると、混乱してきてわかりにくい話の展開となりますが、そこは浦沢さんですから心配はいりません。
過去と現在を行き来しつつ、物語はどんどん進んでゆきます。
不気味な宗教団体(?)「ともだち」。
ともだちという、あたたかな響きのあるものを、悪の側に使用することで、ずっとおそろしさが増します。まだまだなぞは多くわからないことだらけですが、この先、おそろしいことが何か待ち受けているのだろうという予感だけは、読者にしっかりと伝えています。

浦沢さんは、どうしてこんなに、スケールの大きな話を描くことができるのでしょうか。
始まりかたが面白ければ面白いほど、この面白さはどこまで持続できるのかな、とか、あまり大きなフリをしてしまうと、後で収拾つかなくなるのでは、と心配になるのですが、浦沢さんなら安心です。
これから、どんどん、加速度をつけて面白くなるのは間違いないでしょう。

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紙の本

ともだちって何?

2015/08/29 04:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:paguapgu - この投稿者のレビュー一覧を見る

不思議なマークをほどこしたともだちって何なんだろう。謎は深まるばかり。過去と現在を交錯させながら物語が進んでいくので、色んな所に伏線が張り巡らされていそうで丁寧に読んでいきたい。40、50代以上の方には多分懐かしい風景満載でそういったところも楽しめそう。

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2004/09/20 21:20

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2004/09/25 13:29

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2004/09/24 11:34

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2004/09/27 14:45

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2006/01/27 20:58

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2004/10/14 02:03

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2004/10/03 14:43

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2004/10/09 23:17

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2004/10/10 14:53

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2004/10/18 22:04

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