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デミアンを通して語られる哲学や宗教観はひとしきり頭を悩ますけれど、読後感はとても気持ちが良いものです
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やっぱ青春の一冊といえば、これ。
色々なエピソードが自分の血と肉になり、今だ僕の中で息衝いてます。
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私の人生を変えた一冊で、多感なハタチぐらいの頃そりゃもう繰り返し読んだもんだけど、何がそんなに気に入ってたのかなあ? すごく端的にあらすじを説明すると、気弱な主人公がある友人との出会いを切っ掛けに成長していく物語なんですけど、純文学によくある、全てを明確にはせず結局 読み手側が考えるとゆうニュアンスが多分私好みなんでしょう。どうやら割り切れないものが好きみたいです。
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中3の頃読んで、以来人生の伴侶です。語りかけ、眼差しを投じ、こうべをなでてくれるような作品。シンクレールのように、デミアンの顔をわたしもよく描こうとしたっけ。ヘッセ崇拝の起点。
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「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。鳥は神に向かって飛ぶ。神の名はアプラクサスという」
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「鳥は卵の中から抜け出ようと戦う。卵は世界だ。
生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。
鳥は神に向かって飛ぶ。神の名はアプラクサスという。」
自分とはなにか、をヘッセが追求した作品。
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デミアン少年のような同志が欲しいと思いました。この魅力的な少年と対話すべく、彼の言葉を何度も味わいました。
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読んでいる時は、様々な矛盾を感じてしっくり読めなかったのですが、繰り返し読んだりこの本が書かれた時代背景を考えたりしながらして入り込めました。当初からこの手の本はさらっと読んでしまうのですが、大切にしたい作品の一つです。一つ大きな人生の波みたいなものが、ヘッセの中にもシンクレールの中にも生じて、恐らくそういったものが過去を流してしまったのかもしれない……デミアンの描かれ方は当初苦手でした。読んだのは大学の頃。弟に勧められて。
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高校時代に読んで、大感激して以来(多分)久しぶりに再読。ラスト、第一次大戦の勃発による「新しい時代」への“偉大な(?)犠牲”には疑問が残った。第二次大戦への狂気を知らなかったこの時、ヘッセは未だ幸福でもあったのだろう。
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現実を超えることを模索していた時期に出会ったので、忘れられない作品の一つ。ヘッセの後期作品は全てそうです。
「私は、自分の中からひとりで出てこようとしたところのものを生きてみようと欲したにすぎない。なぜそれがそんなに困難だったのか。」
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出版社によって和訳がちょっと違ったりするみたいですが、私は新潮文庫さんのを読みました。
前半と後半でずいぶんと雰囲気が違います。
前半は落ち着いた感じだけれども、後半はなんかぶっ飛んでる。
デミアンカッコいいですよ・・・!
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内容の多くが、明るい世界と暗い世界という対比構造で書かれている。一番好きな小説。
「きみが殺したいという人間はけっして某々氏ではなくて、それはきっと仮装にすぎないのだ。われわれがだれかを憎むとすれば、そういう人間の形の中で、われわれ自身の中に宿っているものを憎んでいるのだ。われわれ自身の中にないものは、われわれを興奮させはしない。」
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物凄く感動するとか、揺さぶられるような凄い話というものではなかったけれど、じわじわと染みてくるものがありました。ヘッセは小学生の時に読まされた本が凄く嫌いで、以来手をつけてこなかったけれどデミアンは読んで良かった。
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10月、学校の図書館。
溺愛サイトさんのオマージュの詩を読んでから読みたくてたまらなかった。この、中期ど真ん中のヘッセの「象形(憧憬)としての少年」と「悟り」が並び立っているのが!地上の奇蹟。高橋さんの訳もことばが古すぎず、でも雰囲気があってよかったです。しかし、ヘッセを原文で読める日は来るのだろうか…(遠い目)
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中学生時代,何度も読んだ。その時に感じたことは,覚えていない。だめだ,近いうちに読み直さなければ・・・・・・。