紙の本
ノワールの迫力。
2020/07/17 16:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
離婚した妻から一人娘が帰宅してこないと連絡が入る。警察を辞めて警備会社に勤める主人公は元妻からの言葉に違和感を覚える。
そこからどんどん底なし間に引きずり込まれる。
ノワール小説をお好みの人に引き込まれるだろう。バイオレンス描写の苦手な人には難しい。
紙の本
果てしなき渇き
2023/10/13 10:09
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
娘の加奈子が失踪した!元妻からの連絡を受けた元刑事の藤島は加奈子を探し始めるが、加奈子の周りには驚くべき状況が待ち受けていた・・・・・。
藤島はいい父親でもなんでもなかったですね。挙句の果てには暴力団の殺し屋にまで堕ちるとは。予想外の結末ではありましたが、読み応えもあり面白い作品でした。
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桐野夏生っぽいのが好きで、きちんと落ちのついた話が読みたい人に向いていると思います。あらゆるところに救いがない。解説で、このミス選考員が口々に「こんなの読みたくない」と言いつつ票を入れていたというのもわかる。
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人生悪く回転する時は、俯瞰して見たらこんな感じなのかという話。登場人物の行動だけが示されるので、読んでる最中はまるで共感がないのだが、一度各人物の気持ちをそれぞれにインタビューしたくなる。
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主人公に全く共感できません。
でも続きが読みたくて止まりませんでした。
面白い・・・とは違うけど、すごい引き込まれた。
もう読みたくないけど(笑)。
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狂った作品ですね。
2つのストーリーが終盤に繋がっていく。
一人の謎の少女。
狂った父親。
読んでてちょっと慌しく、辛くもなります。
それとは裏腹に一気に読んでしまう魅力も感じる作品でした。
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殺人現場シーンがリアルに描かれていて、その場の情景や匂いがありありと想像できてしまう…。
まだ冒頭の数ページしか呼んでないけれど惹きこまれてしまって少し恐かったので一旦休止中。
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加奈子を探す父親。加奈子は人をおとしめたりひどい事をしている子だった。担任に殺された加奈子。堕ちていく父親。
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主人公の狂気について行けなくなって、引き気味になりつつ、文体や構成は良かったので読破。主題は好きじゃないけど、カナコの動機は好きかな。
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ハードボイルドになるのかな?読んでいて気持ちのいいものではなかったです.好みにまったく合っていなかったです.描写がうまく,引き込むものがあると思います.読んでいて気持ち悪くなる場面がいくつかありました.
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果てしなかった。読むのが止まらなかったのが不思議なくらい、辛い話。人間はこんなにも堕ちてしまうのかと思う。
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第3回『このミス』大賞受賞作と言うことで読んでみたけど・・・・おいらにはちょっと合わないかな?感情移入もできないし、共感できるところもなし・・・疲れました・・
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久しぶりに読んだミステリー小説。
じっくりと読んだ方が面白いですよ。
登場人物一人ひとりの葛藤が面白かったです。
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2つの時間軸ででストーリーが進む。
読者のミスリードを誘うような仕掛けはないが、文章を一気に読ませるひきつける力がある。
ただ、登場人物の暗部がどんどん明らかになっていくストーリーのため、読後の爽快感は期待できない。
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こんなに救いようがない話だったなんて。読者を作品に強く引き込む力があるのは間違いないです。途中でページをめくる手も止められず、一気に最後まで読んだ。しかし、読み進めるにしたがってどんどん憂鬱になる。とにかく主人公も最低だし、その主人公が探す娘も最低だった。出てくる人物全てが最低で、好感を持てる人が一人も出てこない。面白くないのに、それでも先が気になって読まずにはいられない。いや、やっぱ面白いんですかね。人に薦めることはできない面白さですけど。