３月のライオン ５ Ｍａｒｃｈ ｃｏｍｅｓ ｉｎ ｌｉｋｅ ａ ｌｉｏｎ （ＪＥＴＳ ＣＯＭＩＣＳ） みんなのレビュー

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投稿者：みす・れもん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

棋士の厳しさを描いた前巻とは異なって、５巻では零や周りのみんなの心を描いている気がする。

高校２年になった零は、新しいクラスでもやはり誰ともなじめず、よき理解者だった林田先生は担任ではなくなり、またひとりぼっちの学生生活を送ろうとしていた。そこに手を差し出したのは、元担任。「将棋部、作ればいいじゃん」ってな話に。けれど、この高校で部員を募るのは難しい。「将棋？なにそれ？」というような反応ばかりが返ってくる。そこで目をつけたのが同じく部員不足に悩んでいた「放科部（放課後科学部だっけ？）」。そっちと一緒になっちゃおうぜ！となる。名付けて「将科部」。将棋プラス科学？！

これがまた上手いこといっちゃうんだから面白い。初めて「学生生活」らしい「学生生活」を味わう零。部員たちと冗談を言い合ったり、笑い合ったり。せっかく「逃げない」ために１年遅れで入った高校。やっと手に入れた学校での居場所。この巻の表紙を飾る画の背景を知ったときは胸が痛くなった。本当によかったね、と心から思った。

そんな変化を感じていた零と対照的な経験をするのが、川本３姉妹の次女ひなた。学校で悲しくて悔しい思いをする。それでも自分は間違ってないと言い切る強さを見せるひなたに零が手をさしのべる。

哀しさと楽しさと温かさと冷たさと。いろんな人の心が詰まったストーリー。
香子の恋人（？）である妻子持ちの後藤棋士にも何かしらの影がつきまとう。

それにしてもところどころで見せる３姉妹の末っ子モモちゃんのキリッとした顔で放つ名台詞がＧＯＯＤ♪　おじいちゃんもどんだけ孫が可愛いんだよ～♪　地味だけれどニャンコたちのリアクションもナイス！

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投稿者：ぽんぽん岩　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

少しのんびり巻(終わり以外)。棋士たちも高校生たちも春ですね。
二海堂と話してる零くんの話聞きながら「中学生デビューの神童さんはー」って心で思ってる棋士さんたちの零への思いが笑っちゃう。
最後のひなちゃんは心が痛い。

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投稿者：モカ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の私生活部分がやっと明るい感じになってきて、ホッとしたのに、こんな辛くこの巻が終わるとは。頑張って、皆。

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投稿者：タオミチル　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズの中のひとつの節目のようなエピソードで終わる一冊。川本姉妹の二女ひなたが、いじめに会っていた友人を庇うことで、次なるいじめの対象に。苦しみながらも「私のしたことは絶対まちがってない」と言い切る彼女を見て、ずーっとひとりだった子供時代の思いが救われる。この先、零とひなたの物語もはじまってゆくのかな。

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投稿者：きん☆ぎん☆すなご　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

学校でも将棋でも少しずつ前向きになって行っている零なのに…。やっぱりそうなりますよね、零が浮き上がると周りが沈む。アニメはここで辛くて見てられなくなったんだった。どん底まで沈んで、長く続くことだけは勘弁してください。後藤もやっぱりそう来ますよねぇ。

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投稿者：McTD　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻からの流れに始まり、最終版に大きくも重い変化が生じる本巻。
次巻ではこのうねりが大きくなって押し寄せて来ることがわかります。
前巻から感じされ始めたテンポの減退は変わっていませんが…

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投稿者：nazu　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

野口先輩がたくさん出てきてほっこりしていたら、後半でひなちゃんに意外な展開が。胸が痛くなります…先が早く知りたい。

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投稿者：はいね　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

後藤さんと香子。思いのほか切ないのね。
いろいろな事が切なかったり光が差したり盛りだくさん。
でも「サンダル？」に。。。きゅん♪