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前回の疑心では序盤、竜崎が振り回され読んでいてやきもきした。
だが、
今回は徹頭徹尾、竜崎フルスロットル。
相変わらずの原理原則で事案を片付けていく様は爽快。
とはいえ、
署長になって時間も経ち、
周囲の環境もあってか竜崎の心境に変化が。
最後の竜崎の一言がやはり"それ"を象徴しているのかなぁ。
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今回はいろいろなしがらみが警察内にとどまらず、公安、外務省、厚労省と広がっている。それを相変わらずの竜崎節で事件解決に導いていく様は本当に痛快。隠蔽捜査5の文庫化が待ちきれない〜!
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★3.5 久振りに夜中2時半頃までかけての一気読み!変わらない竜崎の姿にスカッとする、隠蔽捜査シリーズ第4弾。
今回は、隣の管区で起きた殺人事件や、管内で起こったひき逃げ事件、麻薬捜査をめぐる 高圧的な厚労省麻薬取締捜査官とのやり取り、娘の彼氏が飛行機事故に巻き込まれたとの懸念、外務官僚との駆け引き、放火事件…等々に忙殺されながらも、バッサバッサとさばいていく竜崎が描かれる。
合理的であることを自らに課し、原理原則に忠実に理想を追求する竜崎が、周囲を巻き込み、信頼を得ていく様にワクワクした。様々に入り組んだ事件の糸が、竜崎や捜査員達によって解かれていく過程にもカタルシスを感じ、読むことをやめられなくなってしまった。面白かった。
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「隠蔽捜査」シリーズの5冊目。
最初の頃は正論だけの唐変木に思えた竜崎だけど、話が重ねるに連れ、相変わらずの正論なれど、伊丹がどういう人間か、戸高がどういう人間かなどを見極めながら話を進める姿に、この物語としての面白味は少し薄れるけど、反面の安心感は出て来た。
最初の頃、こういう正論だけで話が進めば苦労はしないよなぁと思えた話だけど、これで話が通っていく様が段々好ましく思えてくる。
帯に「4つの事件」とあったので短編集かと思っていたら、隣の所管での殺人、管内での轢き逃げ、おとり捜査を巡っての麻取りとの確執、異国での飛行機事故による娘の彼氏の消息不明などが一遍に起こり、所轄の署長としての身辺が一挙に慌ただしくなるという話。
優先順位をつけて一つひとつ片付けていく中、それらがひとつの線につながっていく様がスピード感もあって一気に読ます。
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【111冊目】竜崎のもとに次から次へと押し寄せる事件やトラブルの数々…快刀乱麻のように解決していく竜崎がかっこいい。相変わらずこのシリーズは面白いです。店頭で見つけたら迷わずに即買い。
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201405/今野作品は事件謎解き要素より登場人物達の立ち回りや心情のほうが面白いんで、シリーズモノになると愛着わきやすいってこともあるけど、安定の面白さ。
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事件やステークホルダーが絡み合う事案を竜崎が結果的に取りまとめ解決に導く、どんな時もぶれない信念、原理原則を徹底が、根底にあるとこのシリーズで1番感じる内容やった。交渉を逃げず望む姿勢、自分はできてないな〜と反省してしまった、、
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隠蔽捜査シリーズ第5弾。
相変わらず信念を貫き通す竜崎。
そんな竜崎と関わった人たちが、少しずつ変化していくのも見ものです。
今回は色々な事件が絡み合って、少々複雑な展開ですが、竜崎にかかればスルスル~っと解決。
さすがの竜崎も今回は少し悩んでいましたがね。
家庭の方でも、娘の恋人が飛行機事故に遭ったかもしれないという大問題が起き、なんだかんだ言いながらも娘の為に尽力するいいお父さんでした。
ほとんど出番のない息子の方も、しっかり心を入れ替えている様子が窺えて微笑ましいです。
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このシリーズもそろそろワンパターンで飽きてきた感じ。途中、集中力が途切れ途切れに。それでも最後の70ページくらいは一気に読めた。
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朴念仁の警察官僚 竜崎が主人公の隠蔽捜査第4弾
ますます四角四面で正論を押し通す姿が多くなってきた様に感じる。ちょっと書きすぎかな。
この巻は、TVドラマを先に見ているので、どうしても俳優の顔が浮かんでしまう。
大きな目的、原則を見失わず、理想を追求する中、警察内の関係者や家族との相互理解がすこしづつ進む。
まだまだ続きそうな気配。どこまでいくかなぁ。
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先日までTBS系で放送されていたドラマ『隠蔽捜査』は、現在まで刊行されている原作シリーズを繋げたものだったようである。隠蔽捜査シリーズ第4作である本作も当然含まれていて、後から原作を読むことになってしまった。
短編集を含む過去5作と比較して、ここまで色々な事件が同時多発し、複雑に絡み合ったことはなかった。近隣署管内で外務省職員の他殺体が発見され、大森署管内では悪質なひき逃げ事件が発生。さらには覚醒剤捜査を巡って、厚労省の麻薬取締官、通称麻取りが怒鳴り込んでくる。公安も動いているらしい。
大森署は連続放火事件など他にも案件を抱えているが、ひき逃げ事件の捜査本部に人員を出せという。警察小説ではおなじみだが、所轄署にとって捜査本部ができるのはありがたい話ではない。現場の士気にも配慮しつつ、難しい調整を迫られる…。
…はずなのだが、竜崎の手にかかればちっとも難しいように見えないのである。本庁の部長クラスだろうが麻取りだろうが理詰めで納得させてしまう。普通の人が嫌がる折衝を、竜崎は厭わない。外務省相手の駆け引きには、さすがに神経を使っていたが…。
同期で警視庁刑事部長の伊丹も、すっかり竜崎に丸投げしてしまう。伊丹がやった調整など、お安いものだろう。竜崎は民間企業でクレーマー対応をさせても優秀に違いない。結局竜崎がすべて取り仕切ることになるのはお約束。
十分水準以上に面白かったとは思うけれど、展開がトントン拍子すぎる感があるかな。本作では竜崎はほとんど悩まないし迷わない。海千山千のエリートたちの懐に入ってしまうのは、竜崎の人徳なのだろうか。伊丹だったら門前払いかもしれないが…。また、恒例の竜崎の家庭事情との絡みはやや強引だったか。
しかも、こんなオチまでついていて、もう笑うしかない。今後またシリーズの番外編が書かれることがあったら、是非彼を主人公にしてほしい。すっかりスーパー署長になった竜崎。いつまで大森署に留まるのだろう。満更ではなさそうだけど。
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早く読みたくてたまらなかった、シリーズ第四弾♪
ますます面白い♪ もっと読みたい♪
今回もまた、しっかり一気読みでした。事件が同時多発して、公安だの外務省だの麻取だの交通捜査課だのがやたら絡んでくる中で、伊丹の無茶ぶりがメチャ楽しい♪
いいなあ、こういう関係♪ 信頼しているからこそ出来るトンでもない無茶ぶりと、それに応えてキッチリ結果を出す竜崎が、カッコ良すぎる♪
もう第五弾が読みたくなりました。早く文庫で出してくれ~~w
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隠蔽捜査第四弾。大森署 署長 竜崎です。とすっかり板についたセリフで、警視庁、警察庁、外務省、厚労省をまたがる事案を取り仕切る痛快感。面白かったです!2014/5 読了
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今野敏の人気警察シリーズ「隠蔽捜査」の第4弾。この内容は既にテレビドラマで放送されてしまい、ストーリーがわかってしまっていたため、これまでのようなワクワク感が持てなかったのが残念。
テレビドラマでも人気が高かったように、この隠蔽捜査シリーズは、実に面白い。映像との比較でいくと、圧倒的に本が面白いと思うが、伊丹刑事部長と古田新太が重なってしまうことが残念。
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まぁ
いつものように竜崎変わり者?
カッコいい?
てなぐあいに話は進む
っていうような
でも今回は、竜崎の悪い部分も弱い部分なく、ただ、かっこよくしすぎで
あまり……………