紙の本
タイトルに難
2017/11/13 14:07
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容はなかなか。問題は如何にも日常の謎系っぽいタイトルが本の内容と合っていない事。「葡萄荘のミラージュ」か「眠り姫を売る男」にしたほうが良かったのでは?
電子書籍
ちょっと無理がある
2016/12/20 17:10
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投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭の「夜の床屋」から、日常の謎系ミステリーかなと思っていたら、後半は様相が一変する。そして全体が1つに繋がる、ということなんだが、やっぱりちょっと無理があるかな。後半の葡萄荘の話は島田荘司っぽいけど、島田荘司ほどの腕力はない。面白くなくはなかったが、全体的にもうひとつかなあ。
紙の本
評判ほどでは
2015/04/05 21:27
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投稿者:長脛彦 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本のタイトルとなっている「夜の床屋」、その次の短編くらいまでは、ほどほどだった。紅斑の人魚ものになってからは、ミステリーなのか、伝奇ものなのか分からないストーリーになり、半端な話になってしまって失望した。評判に期待して読んでみたが、なぁんだとう感じ。
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全編読んでエピローグまでたどり着かないと、面白味半分。
作家が、意外と年齢高いので驚いた。文章が若い。それがいいことかわるいことかの判断は保留とさせてもらうが。
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最初、カテゴリーを「ミステリー」にしていたのだけれど、読み終わった今、「ファンタジー」にすべきか「ホラー」にすべきか、迷っている。
これは、「看板に偽りあり」と言われても仕方ないかもしれないでした。(^^;)
ただ、わたしとしては、内容よりも、なぜこの主人公が謎解きや不思議な出来事に関わることを他人から求められてるのかが、しっくりこなくてそこが読んでて据わりが悪かった。「主人公だから」ってのは、納得できる理由ではないよな…と。
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「夜の床屋」(第4回ミステリーズ!新人賞受賞作)ほか、連作短編集7編。
「インディアン・サマー騒動記」改題。
無人駅で野宿することになった大学生が、寂れた町の潰れたと思しき床屋が深夜に営業しているのを目撃し好奇心に駆られるところから始まる短編。
2作目も1作目に出てきた登場人物がリンクしている程度の連作かと思いきや、後半の作中作までこんな風に繋がっていたのかと面白かった。
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こういう連作短編があってもいいものか?最初と最後で自分がどういうジャンルの作品を読んだのか感想が変わりました^^;これを無理矢理と思うかすごいと思うかは好みの問題?私は嫌いではないけど賛否は分かれるかもかですね…私的には面白かったです!
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短篇集。
登場人物やちょっとしたお話が少しづつ
繋がっているお話し。
最後には驚きのつながりが・・・
ありそうで中々ない短編で面白かったです。
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掛け値なしに面白い。
ひとつひとつの短編に、ただ一人、佐倉だけが登場し続けるのは、彼がこれらの日常ミステリー(本当は…違うのだが)の謎を解き明かす、いわば探偵なのだと思っていた。
しかし…違うのだ。彼は全編を見守り、その一連の物語を繋ぐ糸を、私たちの目に見せてくれる存在。第三者としての証言者であり、狂言回し。ストーリーテラー。
この物語群は、奇怪で荒唐無稽な伝説を真実として受け止めなくては消化できない。
私が消化できた理由は、おそらく漫画家の高橋留美子の作品を愛した歴を持っていたからだろう。
今からでも遅くはない。この小説を読む前に、彼女の人魚シリーズを是非読んでほしい。
そうすれば、この「夜の床屋」から始まる、短編集に見せかけた一本の怪奇小説が、あなたの心にも必ず届くはず。
作者の筆力には脱帽した。久々に、作品世界に没頭した。震えがくるほどの恐怖を私の心に刻んで…。
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一見、関連のないように見える幾つかのエピソードが、実は全て繋がっているーーという手法は、ミステリでは珍しいものでもありませんし、昨今ではベストセラーの中にも散見されますね( ^ω^ )伊坂作品とか、イニシエーションラブとか( ^ω^ )
謎の部分だけを抜粋すると、「日常の謎」がテーマのようにも当初は思えたのですが、読み進めていくとどうもいつもの日常ミステリとは勝手が違います。
一見、微笑ましくも見えるミステリの裏に秘められた、恐ろしくも哀しい真実達。
それらが少しずつリンクしていく後半、この小説は一体何なのか?という帯の言葉通り、冒頭と着地点の世界観があまりにかけ離れていることに、茫然としました。私、なんかよう分からないけど、すごいの読んだのかしら?!みたいな←
上記に書いた「名状し難い世界観」の他にも、外せないのは「探偵の不定着」でしょうか。七編中六編に出てくる青年が主役=ホームズ役かと思いきや、他の作品ではワトソンになり、傍観者になる。そして最後は、神の視点に立ち、混乱する読者に真相を開示するのでした。うーん、なんかうまく説明できないけど、私、すごいの読んじゃったんではないかしら?!←←
とにかく、オススメなのです( ^ω^ )最近の短編はアタリ多いなあ〜嬉!
◎夜の床屋…深夜の理髪店に突如ともった明かりの謎。
◎空飛ぶ絨毯…寝ている間にベッドの下に敷かれていた絨毯が消えた謎。
◎ドッペルゲンガーを捜しにいこう…少年達は、何故ドッペルゲンガーを追跡するという奇妙な謎をついて青年を騙そうとしたのか?
◎葡萄荘のミラージュⅠ,Ⅱ…葡萄荘に隠された秘宝の謎。
◎『眠り姫』を売る男…監獄の中で起こった殺人事件と、犯人の正体を知る囚人の語るフェアリーテイルの謎。
◎エピローグ…全ての物語が一気にリンクする、驚愕のラスト。
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タイトルとあらすじを鵜呑みにしていて、これがミステリーということをすっかり忘れていた!
まさかの「そっちに話をもっていく!?」というオチ。このどんでん返しがミステリーの醍醐味、久々に純ミステリーを読んだという気分になる。ラストの加速感が本当に気持ちいい。
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本屋さんでプラプラして見つけた本です
最初の「夜の床屋」の話の納まり方で
あれ?と思って、2編くらい読んで
また、あれ?なんか、違うんじゃと違和感を持って
それでも、読み続けて、最後の最後に大どんでん返し
想像もしない結末に、ちょっとドキドキしました
奇妙なミステリーですが、
わたしは好きです
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短編は嫌いだったけど最近はおもしろい(*^^*)はじめは普通の推理ものか…と思ってたら、いい意味で裏切られて満足♪
作者の違う本も読んでみよう~
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スケールが大きいというか、どうも視点が違いすぎる感じがした。一緒に推理を楽しむという感じではなかった。ただ全体的に嫌いではない。
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すごく良かった。この人の小説をもっと読んでみたい。刊行予定の長篇がとても楽しみ。
タイトルから日常の謎系の短編集を想像して興味を失いかけたのだけど帯で興味復活。読んで良かった。