紙の本
理系でも色々ではありますが
2021/11/18 20:24
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
理系といえばキムワイプ。やはり、本書でもキムワイプは登場している。逆に数字を0から数えるというのは分野によるのではないか。自然数に0を含める流派と含めない流派が存在しているのであるから、これはやはり理系といっても一括りにはできないだろう。統計も分野によって馴染みがある人とな五人がいるだろう。もっとも、文系の大半は統計学を理解していないだろうから、理系がこの分野に明るく、誤差などを理解しているのは間違いない。
クリーンウェアが汚いというのはなるほどそうなのかもしれない。コンタミという言葉は理系らしいように感じる。
日常で完成の法則やドップラー効果を感じるのは理系だからなのか。文系でも同じようなこと考えているようにも思えるのだが、そうではないのか。花火と炎色反応は確かに、理系だとそういうことをついつい考えてしまうというのはありそうだ。
天文では、一般的な観測を行わない領域に興味を持つ人が多いようだ。なるほど、地球に近い月や惑星などは古くから研究されつくしてしまっているのだろう。一方で、遥か遠い場所には、地球と類似した星であったり、面白い何かがあったりなど期待できる。一方で、星座などはあまり研究に関係ないのだろう。
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面白かったです
2020/04/28 12:19
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はガチガチの文系人間なので、当書で取り上げている「理系あるある」の項目は、新鮮に感じることが多く、読んでいて面白かったです。
「そういうものの考え方があるのか」と驚きの連続でした。
新書ですが、実質ムック本の体裁です。気軽に読み進められます。
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全部、ではないけど、確かにあるあるとニヤけてしまう話題がいっぱい。「車内広告の数学パズルについ熱中する」が1番のツボ。取りかかり中の気分も含めてあるある!
宇宙に行ってない日本人宇宙飛行士は2人じゃなくて3人だよ!と読みながら筆者にツッコんでしまうのも理系の性。
なにより、研究者なのにユーモア溢れる軽妙な筆致が羨ましい。
なのに、自分の専門である「天文あるある」になると、他より肩に力が入る感じに「あーこれこそ理系あるあるだなあ」と思ったり。
あと、「論文審査はドキドキ」の項は、このご時世だと突っ込まれそうなのが少し気になったかな。気分的にはあるある、なんだけどね。
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理系といわれる人たちには、救急車のサイレンが通り過ぎるのを聞いてドップラー効果だと喜んだり、車のナンバープレートなり切符のナンバーを見て素数かどうか確認したり、など独特の振る舞いがあり、それを”理系あるある”として紹介した本である。
なぜならとか、だからどうだ、という考察や蘊蓄などはないので何も考えずに読むことができる。しかし、理系の人にとってはなにも目新しいことはないし、非理系の人にとっては全く関心ないし、誰を読者と想定しているのか分からない。
このような”あるある”をまとめたことに意味があるのかもしれないが、雑学大好きな人以外には勧めようとは思わない。ただ、ところどころに描かれているイラストはちょっといい感じである。
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自分がついやってしまう事と本書の内容、相関関係高いです(^^;; おもしろさは「理系クン」「理系の人々」「シュレディンガーの妻は元気か」などの文字版かな。
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文系人間には面白く読めるが、とたんに着いていけなくなるところもある。
理系人間なのに、文章のセンスに、キラリと光るものがあり、凡人文系人間は立つ瀬がない。
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ありがちな理系人の言動・振る舞いの数々を紹介。理系と言っても分野は多岐に亘るし,全部があてはまる人もいないのだが,何となく「ワカル」「あるよね~」とほくそ笑んでしまうネタが多い。ドップラー効果とか,「共洗い」とか,キムワイプネタとか。
一見相矛盾するようなネタも。一方で擬似科学を嫌悪するのが理系と言ったかと思えば,他方では自然農法礼賛,添加物・遺伝子組換忌避の理系もいるとする。一貫していないようだが,確かにこれは実感として現実に即している。理系といえどもいろんな宗派があるということで,実際世の中はそういうふうにできている。共通点はあっても,別に一枚岩というわけではない。
人間観察以外にも,純粋に理系心をくすぐる数学ネタ・科学ネタもところどころにちりばめられている。たとえばこんなの↓
宇宙が平らだったとして,
観測可能な範囲いっぱいに広がる円を描き,その周長を原子の大きさの精度で測る。
そうして得られる円周率は,
…たったの40桁にも満たない。
内外を正多角形で挟んで17世紀までに手計算で出せてたレベル。
4桁の数の各桁の数字を使って計算結果を10にする問題(数字の順番は変えて良い)。
全1万問のうち,
四則演算に限れば1853問,
羃乗を使ってよければ685問,
羃乗根まで使ってよければ669問の解けない問題が残るらしい。
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帯に「論文には必ず、突っ込まれるとヤバイ秘密がある」と書いてあったので、理系の研究室・研究所にありがちなマニアックなネタがあるかと思って買ったが、内容的には、特に専門家でなくても”理系”の人間であれば思い当たるような”理系”的には普通な話ばかりだった。
理系といっても幅広いので、自分的には第1章の数学あるあるの所しか実感と共感をもって読める所はなかったが、他の所も親しみを持ちながらへーと感じながらは読むことはできた。
ただ1点残念だったのが、「標本の大きさ」のことを「標本数」と書いてしまっている点。これこそまさに理系の人間が、一般の人が何とはなしに使ってしまう言葉に突っ込みを入れる箇所なので、間違えてはいけない(むしろ理系あるあるの一つの例として取り上げてもよい)所。まあ、著者の専攻の宇宙物理学ではあまり気にしないで標本数という言葉が使われているのかもしれないが…
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理系出身なので、よくわかる部分が多い。小保方さんが登場するなど、今の理系の「あるある」がよく書かれている。「論文には必ず、突っ込まれるとヤバイ秘密がある」などと書かれていて、そういえば、自分の卒論のプログラミングも、バグがちょっと残ったままだったことを思いだした。
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○科学関係の著作のある小谷氏の作品。
○「理系」の人が感じる「あるある」を、テーマごとにまとめたもの。
○確かに「あるある」のものもあるが、何となく企画倒れな印象。マニアックとかとは違う、なんだか中途半端な作品。
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理系の人にありがちな、振る舞いを紹介。
でも「理系」と言っても色々な分野があるので、全部には「あるある!」とは思えませんでしたが、
ドップラー効果、共洗い、キムワイプ、花火
などは、共感してしまいました。
4つの数字を四則演算で、10にするというのもわかります。
子どもの頃通っていたそろばん塾で「クリプト」というカードで10にする
ゲームをやってました。
でもそのときは、括弧を使った計算は禁止でした。
なんと、べき乗、べき乗根もありだとは!
つい、車のナンバーとかでやってしまいます。
他に私の周りの化学系あるあるは
・お酒を注ぐときラベルは上向きに。
瓶にベッタリ手をつけず、なんとはなしに手の平は瓶から離している。
・コーヒーミルクをスプーンに沿わして注ぐ
・臭いをかぐときは、鼻を近づけず、手で仰いで臭いだけ、鼻元に集める
・滞っている箇所・人のことを、つい「律速(律速段階の略)」と言ってしまうが、化学用語らしく、化学系の人に理解されない
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後半、天文学者ネタがおおいような。。。4ケタの数字を見ると反応するとか、素数か確認するとか、共感できるあるある多い。ただし「理系」という括りでは、広すぎるのか、一部の人は共感するんだろうなー、ってのが多くなってしまう。広すぎる括りにしないとネタが集まらないのか、キャッチ―にしたかったのか。
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文系で理系に興味のある人には楽しく読める。
3σやドラップラー効果、慣性の法則などがより身近に感じられて勉強にもなる。
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理科や数学の先生と話していると、
話題に出てくるネタがちらほら。
文系あるあるってないのかしら。
理系あるあるほど、インパクトはないか。
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あるあるかなぁ?w よくわからないってことは俺は理系ではないのかもしれない(文系でもないが)。なんだよ理系文系って!!ここで、理系?
あるあるをひとつ。
かき混ぜる行為を撹拌という奴は大体理系。