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ある中学生の転落死をきっかけにそれぞれの登場人物の想いが描かれている。いわゆる完全無欠な登場人物はいなく、それぞれに様々なコンプレックスや屈折した思いを持っており、それが今後どう物語に絡んでくるのか楽しみな展開。かなりの長編なのでじっくり腰を据えて読みたい作品。
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こういう宮部みゆき待ってた!まだまだ1/6だけど、もう面白い。でもまだまだ序章。事件は起こった、でもまだ何か起こりそう。
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流石に女流作家で、たった一人の自殺か他殺かわからない一つの事件が今後の展開に向けて実にねっとりとしっとりと、ここまで登場人物の心情と背景を描くので、先の長さがわかっているだけあって、ここで挫折する人もいるかもしれないが、ここは我慢のしどころだろう。
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幼さは、若さは、全て同じ弱点を持っている。待てないという弱点を。事を起こせば、すぐに結果をみたがる。人生とは要するに待つことの連続なのだという教訓は、平均寿命の半分以上を生きてみなければ体感できないものなのだ。
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物語の始まりは、
いつも不可解で、
そこに登場する人々は、
とても多くのことを抱え込んでいる。
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男子中学生の死亡という物語のきっかけの"事件"が起き、恨みやら逆恨みやらの気持ちを抱えた今後の展開を彩るだろう人物が2~3人ほど登場したところで終了。
死亡が自殺なのか殺人事件なのかは不明だが、犯人と疑われる3人の不良少年達に対する同級生、家族、教師、その他の大人達等の接し方が物語の主題なのかなという雰囲気はかもし出されている。
6部作らしいので、盛り上がってくるのは3冊目くらいからか。
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いつもながら、くるくると場面は変わりつつバランスよく焦らしながら日常崩壊のストーリーは進んでいって、飽きることがない。
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上巻は、それぞれの事情の紹介で、これからそれらがどう絡まってくるのか、ってとこだね。14歳っていうのは大人みたいな考え方もするけど、知識や経験が不足だし、カッコつけて強がりたいけど弱くて未熟で、だからどうしようもない家族だと思ってもじっと耐えるしかない。そのストレスが向かう先がどうなるのか。
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まだ序章。話の内容は中学校で一人の生徒が学校から落下して死亡する。その子供の周りでのクラスメートを中心とした心のやりとりとその親の心情。まだ本当に始まりでまだ何があるかはこれから!
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ついに最終巻も文庫化されたので読むことに。
宮部さんのミステリーは久しぶりで、『模倣犯』も『火車』も楽しめたのでハードルは高い。
『ソロモンの偽証』という難しそうなタイトルもあいまってなかなか手をつけられなかった。
しかし、あらすじを見てみるとなんてことはない、学校内裁判の話しだそうだ。
これなら自分でも読める!と軽い気持ちで読んだのだがこれが間違い。
全体の6分の1、事件が起こったイントロにしかすぎないこの巻でもすでに面白い。徹夜必死。
しかも、中学生の考え方や行動が真に迫っている。自分でもこんな感じで考えてたな、なんてことが思いだされる。
これがあと5巻も続くだなんて、幸せだ。噛み締めて読みたいが止まらない。
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久しぶりの宮部本。
しかも、ガッツリのミステリー。
まだ一巻なので、なんとも言えないけど、期待を裏切らない作家さんなので、これからの展開が楽しみ。
『概要』
クリスマス未明、一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。彼はなぜ死んだのか。殺人か。自殺か。謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。さらに、過剰報道によって学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まった―。一つの死をきっかけに膨れ上がる人々の悪意。それに抗し、死の真相を求める生徒達を描く、現代ミステリーの最高峰。
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中学生の社会と大人の社会の双方が丹念に描かれている。死んだ少年は自殺か他殺か、という謎が軸にあるが、それ以上にその少年の生前の素顔とか考えのほうが大きな謎として、提示されている。
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長い長い物語の、始まり始まり、という感じ。まるまる一冊かけてやっと物語が動き始めた感あり。普通の作家ならそもそも書かせてもらえないんじゃないだろうか
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やっとこさ6巻のうちの1巻を読み終わり。
まだまだこれは長い序章にしか過ぎないんやろうなぁ。
2巻を読み始めなきゃ。
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ひいー!もう上巻を読み終えてしまった…
やっぱり10月に全て文庫化するまで待つべきだったんだよ…
感想・評価は最終巻にて。