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決してつまらなくはないのだろうが、あまりの読みにくさに途中で放り投げた。
他の方のレビューにもあるように、時系列がバラバラで話の流れが掴みにくく、キャラの相関関係もわかりづらい。地の文にそこはかとなく漂う暗さは割りと好みではあるのだが、たまに入り込むラノベ調の雰囲気に苛々する。どっちかに徹底してくれたらいいのに、と思うのは、彩雲国でも思ったことだ。彩雲国はレーベルがレーベルであっただけにその辺りは我慢できたが、もうちょっと何とかならなかったのかな……? という気分。
おそらく、全てが終わってから纏めて読めば面白く読めるのかもしれないが、面白く読めるところに辿り着くまでにわかりにくすぎて挫折する感じかもしれない。
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一度読んで、世界観を何となく理解してから、そのあとからもう一回読むといい感じにキャラクターが配置されてくれるので二回読みが必要でした。
彩雲国のように、ヒロインらしいヒロインはいません。あれも大概メインキャラがくるくる変わっていましたが、それ以上にめちゃくちゃです。時系列が何しろ変わりまくるので、時々混乱するのが考えものです。ていうか最初の一ページがラストシーンです。たぶん。。。ですが、世界設定とキャラクターがしっかり作り込まれていることは分かるので、二巻以降にどう展開させていくのか、収束させていくのか、楽しみです。☆は期待含みで3。
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今回は西洋ファンタジー。前回に引き続き魔法の類いや、強すぎる登場人物が出てきます。カタカナの登場人物や地名を頭にいれるのが大変でした。まだ1巻なので登場人物の魅力はこれからぞんぶをやに発揮されることを期待します。
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時間軸が変わるのでなかなか話に入り込めなかったな。あと愛称のせいか、誰が誰だかわからなくて人物紹介を何度も見てしまった。でも書いてない人はいまいちわからないまま。海外ロマ本読みでカタカナ名には慣れてるとはいえ、それでも読みにくかったよ。大河小説と銘打ってあるので長くなるのか。。ヒロインちゃんを助けてくれた仮面の少年は精神的には大人だよね。とりあえずレナートとギィ他主要どころが亡くならなくてよかった。過去の3人を拘束、そして支配していた辺りのこともそのうち書かれるのかな?
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【内容紹介】
未来(このさき)に待つのが、奈落で笑う、あなただとしても。
帝国と王朝が長年争う世界。帝国の軍事を担う魔女家当主・オレンディアの元に育った少女・ミレディアは、幼い頃に森で拾われた身。彼女は森で出会った青年・アキのことをずっと想ってきた。が、その念願の再会は、やがて世界に悪夢をもたらした。今、17歳となったミレディアは魔女家名代として、仲間と帝都へ向かう。両国の休戦、次期帝国皇帝候補の後見、そして、愛する彼を殺すために。
雪乃紗衣:ユキノ・サイ
茨城県生れ。2002(平成14)年、『彩雲国綺譚(さいうんこくきたん)』で第1回ビーンズ小説賞の読者賞と奨励賞を受賞。翌年、これを改稿した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』でデビュー。10代から70代という幅広い読者層に支持された同シリーズは、2011年に完結し、累計650万部超の大ヒットを記録した。そのスピンオフで2012年刊行の『彩雲国秘抄 骸骨を乞う』も話題を呼んでいる。2014年、『彩雲国』シリーズ以来となる、著者10年ぶりの新シリーズ『レアリア』を発表。
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深い暗闇の中出会った名前を持たないミレディアと名前を捨てたアキ。
再度出会った時は更に深い暗闇の中。
言葉に表し切れない憎悪と愛を捨て切れずに出会った謎の道化師。
彼らに世界は揺らぐ。
彩雲国シリーズの大ファンとして雪乃さんの新作が出たら読まずにはいられません。
読んでみると時系列が飛びまくって、まぁ読みづらい。しかも時系列がずれても登場人物は変わらないので余計把握するのに時間がかかります。
ただそんな読みづらさを感じ、早く次に進めよ!と思う中でも飽きさせないのは流石だと思いました。
そして彩雲国どうよ、山のような伏線があります。個人的にはミレディアは過去にどうやって脱獄したのかが疑問。
そしてまた読み進めている内に伏線とも思っていなかったものが伏線だったりもするのでしょう。
★5にできないのは、先を読めば更に面白いと感じれる予感があるからです。
次巻に期待。
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彩雲国の作者、雪乃紗衣さんの久しぶりの新作。
彩雲国とは、打って変わって西洋もの。
正直いうと読みづらい。時系列は飛んでるは、登場人物はみんなヒロインの昔からの知り合いで、説明があんまりない。情報量が多すぎて最初は何が何やら。
でも、さすが雪乃さん!後半一気に引き込まれます。仮面の少年の正体や、魔女たち大人組の過去、謎がすごく気になります。
今回は、登場人物が出揃うまでが長かったですが、次回話がもっと展開するのを期待します!
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あー、雪乃先生の文章だ。と、最初の1頁目を読んで嬉しくなった。風景描写の美しさは相変わらず素晴らしく私にはまだ書けないなぁと思ってしまうほど。張られた伏線もたくさんあるのだろうけど、ただただ純粋に雪乃先生がまた文章を書いてくれて嬉しく。彩雲国が終わったときにもう書かないのかもしれないと思ってしまったから。
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新潮文庫から新しいレーベルが出たので
試しに2冊購入したうちの1冊。
まだ途中ですが、たまに会話をしているの?と
聞きたくなるような文章(というか単語でぶつ切り)
があり、これがこの作者さんの味なのかと
しばらく読んでから納得しました。
これからどういう展開になるのか、楽しみです。
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うーん、読みづらい…。面白いし、引き込まれるけど、ごちゃついてる印象を受けた。視点がごちゃついてるのはいいんだけど、説明が足りないまま進むのでいまいち状況や世界観が掴めない。多分、巻が進んだ後に読み返すと理解できるんだろうけど、今の段階では入りづらいの一言。でも、アキとミレディアの関係性はとても好きなので、続きが気になります^^ 物語はどう展開していくのか。辿り着く先は奈落の底なのか。
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すごく長い序章のような一冊。正直読むのが苦痛に感じてしまいました。面白くなりそうな要素はあるものの、全体に流れる空気が重くて暗くて・・・救いが感じられない。けれど、きっと2も読むと思う。
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うーん、この作家さんの本って、こんなに読みづらかったっけ。
前に読んだ作品はもっと読みやすかったんだけどなー。
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今のところ、この世のライトノベル作家さんの中で私が最後まで堪えられるのは恐らく二人ですが、雪乃紗衣さんはそのうちの一人です(もう一人は桜庭一樹さん)。
待ちに待った最新作。前作の面影がなんとなく残る舞台装置と登場人物たち。
個人的な、勝手な感想としては、前作『彩雲国物語』では詳しく描かれなかった王位争いの時代(「暗黒の大業年間」だったっけ?)が出発点になっているのかな?と思いました。
雪乃さん文章の魅力は、静も動も笑も哀も自在に書き分けることの出来る文章力、蜘蛛の巣のように張り巡らされた伏線、そしてどこまでも広がる想像力です。
前作の香りを纏う登場人物たちが、今後、どのように脱皮していくのか、期待しています。
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作者の代表作、彩雲国シリーズを、未読のため、この様な評価になったのかもしれない。あるいは、この手の小説に読み慣れていないからかもしれない。
世界観はファンタジー。ラノベ調なキャラクター中心に物語は巡る。視点が変わったり、キャラクターによって相手への呼び名が変わったり、時代が変わったり、かなり詰め込んだ話しの構造ではあるが、最初から本編とキャラクター設定と繰り返し読む、という動作を何度も行う、厄介な代物で、作者的には読者に名前を覚えさせるという意図があったのかもしれないし、キャラクター個々にそれぞれに対して印象を文章化せずとも呼び名で表現するためのものだったのかもしれないが、ページを捲る指は重かった。
暗い物語と聞いて手に取ってみたが、どこか浅さというのか、結局はご都合主義で片付きそうな印象を受けた。しかし、設定はともかく、作中の雰囲気は好きだった。ただその他(時系列とか複数の視点とかの組み込みのバランス、キャラクターの性格)がいただけなかった。
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もう既に世界観ができすぎていて、説明不足のように思えた。徐々に慣れて来たら面白くなってきたので、次巻に期待。政治的なところとかはまた面白いんだろうな。