紙の本
私たち日本人が最も親しんできた中国の古典『論語』にエッセンスを解説した入門書です!
2021/01/10 14:31
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、中国の思想家・孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書物である『論語』を初心者にも分かりやすく解説した一冊です。『論語』は、『孟子』、『大学』、『中庸』と併せて朱子学における「四書」の一つに数えられる有名な書でもあり、私たち日本人にもっとも愛されてきた中国の古典でもあります。2500年前に生きた孔子が残した言葉には、どんな時代にも共通する「人としての生きかた」の基本的な理念が凝縮されています。同書は、東洋学者で評論家である加藤伸行氏によって丁寧に解説されており、短くテンポのよい言葉のリズムと音の響きを楽しみながら内容を味わうことができる一冊です。
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投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ、日本の古典と中国の古典はほぼ揃えてます。部分抜粋ですが、読み下し文と訳文と解説と原文が並んでいて、入門編にはよいと思います。定番の論語。教科書に載っていた所は結構覚えていた。
電子書籍
孔子の人生が分かる
2021/11/20 11:19
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投稿者:雪と華 - この投稿者のレビュー一覧を見る
孔子の人生を前半で詳しく分かりやすく書かれている。論語の現代語訳付きの文庫本をいきなり読んでも、聞きなれない地名や人物がたくさん出てくるので、初心者は、ハテナの状態になってしまう。孔子と弟子たちの人間関係、孔子が旅をした足取りとかをざっと頭に入れておいておくと、より理解がしやすい。
後半の解説編は、テーマごとに、筆者が章句を整理してくれている。訳付きの文庫本を読む前の入門書としてはちょうどいいかもしれない。
ただ、筆者の主観や価値観が述べられている部分は、人によっては合う合わないがあるかもしれない。
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今まで難しそう…と思っていましたが、
ここまで分かりやすく書いて頂けると大変有難いww
内容はとっても為になるし、なるほど〜!と、つい言いたくなる!
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「孔子の為になるお言葉」位の知識しかありませんでしたが、
原文をそのまま読むのは難しいですが、書き下し文と解説がわかりやすいです。
何度も読んでみようと思います。
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全体的にみたら政治に関すること文言が多いが、人生にかんする指針も書いてある。絶対読む価値があるし、わかりやすい。とくに今の堕落政治家どもは論語でも勉強しなさいと言いたくなる。孔子に学ぶことは多い。
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自分は論語など読むがらではないのですが、この本を買ってみました。ときどきテレビでやっている論語に興味があったからです。解説などがありとてもわかりやすく書いてあるので読みやすかったです。
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子供生んだら仁て名前にしようとおもった。
なんでって、あったかいラグのうえに二人の人間が
くつろいでいるさま。なんだって。
そういうことが難しい言葉でかいてある。
ってことをやさしく解説してあります。
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論語の入門書。儒教学の第一人者による、『論語』121章の抄訳と解説。
二部構成で編まれており、第一部は孔子の生涯に関連する章句を『論語』からチョイスし、第二部では家族、友情、学問、生き方、幸福論など九つのセクションに分けて書かれています。
この作品は「中学生にも分かるように」というスタンスで書かれており、特に第二部では人としての在り方を示す内容になっています。それは中学生に限らず、その範となるべき大人(オトナ)にとっても意味のあるものだと思います。
また、加地伸行先生は講談社学術文庫刊の『論語』全訳注もあり、これも良書です。
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孔子の論語の解説本。
本の前半は孔子の生涯を孔子の言葉と共に紹介し、
後半はいくつかのジャンルに分けて論語を解説している。
本書の論語は原文と書き下し文と現代語訳文で紹介されているため、
現代語訳文と原文とを読み比べながら読むことができる。
個人的に大事だなと思える言葉としては、
「過ちて改めざる、是を過ちと謂う」
この言葉は結構好きだ。
中身は平易に書かれているので読みやすい。
漢文の知識がなくても全く問題なし。
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なんとなく難しいかも、と思いがちな「論語」の世界にすんなり導いてくれる。たしかに入門書ではあるが、論語そして儒教のエッセンスをしっかり押さえてある。第一部で、孔子の一生について俯瞰してくれているので、なおさら味わい深い。実は私達にとっても身近な論語。論語のすばらしさを改めて垣間見ることができた一冊。本書を皮切りに、同著者により最近刊行された『論語 増補版 (講談社学術文庫) 』に本格的に取り組むのもよい。
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角川ソフィア文庫のビギナーズクラシックスは、古典を知るのにお勧めします。ただ論語の話を載せてるだけでなく、孔子の話が色々と載っています。楽しく読めます。
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論語をさらりと一読する必要にかられて購入。内容のみならず、孔子の生い立ちにも前半で触れている。後半の論語とその解釈に、時々意味がよくわからない翻訳があった気がする。
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美しい人生を歩むには?という問のヒントにしようと読んだ。
孔子は人生の様々な場面における名言を残しているため、どの言葉を気に入るかは各人で異なるだけでなく、同じ人でも年齢によって違うだろう。
今の私は以下の言葉が気に入った。
朋有り遠方より来たる、亦楽しからずや。
君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔く。
朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。
駟も舌に及ばず。
小利を見れば、即ち大事成らず。
遠慮なければ、必ず近憂有り。
この本を読んでお気に入りの言葉を探して実践することはとても有益だと思う。
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前半は『論語』ひいては、儒学の成り立ちについて孔子の生涯を追いながら解説していく。
後半は『論語』をジャンル別にピックアップして、原文・書き下し文・口語訳を載せている。
あまり、きっちりとした解説はないので、『論語』の入門として読むのによい。