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生きるための視点
2016/12/14 19:37
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投稿者:AR - この投稿者のレビュー一覧を見る
生まれつき障がいを持ったことで開けた、人生で大切なこと、それを余す所なく書かれていらっしゃいます。目からウロコな視点もたくさん。読み始めから終わりまで一気に読破。何度も繰り返して読みたいと思います。素晴らしい!! 多くの人たちに読んでほしいものです。
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非常に興味深い。死ぬなというメッセージもわかりやすい。
仕事は厳しい競争の世界でもあり、健常者だって他人にない強みを持たなければ競争に負けるのは目に見えている。
人の嫌がることができるのが最大の強み。なるほど
コンプレックスはむしろ生きるための足場を築いてくれる。
できないことはできない、わからないことはわからないと言った方が勝ち。
良い仕事をするためにも、自分に求められていることは何かを正確に見極めることは必要。
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苦しみや悩み 心の問題以前の思い込み
借金返済 風俗、マグロ漁船、南洋の島のコンクリート補強
メンツは捨てるためにある
メンツにとらわれると損をする
「わからない」とはいえないエリート
できないことは「できない」、わからないことは「わからない」と早く言ったほうが勝ち
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タイトルがキャッチ―だ。こういう、だれ宛てなんだろう、みたいな本は好きです。
生まれつきの障害、五度のがんの発症。たしかに、置かれている立場はこれでもか、というほどに険しい。大変な人生の記録だと思ってよむだけでも、おもしろいと思う
このひとのそういう人生もあってか、やくざや風俗のなかにいるひとたちに対して、やさしい。なにがなんでも生きる、という「生きること」にしがみつくたくましさが大切らしい。
自分の強みだとか、自分がまわりからなにを求められているのか、をきちんと見極める、というあたりの話は、なるほどたしかに、と思った。
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職場で必要とされるためには、自分に求められていることは何かを正確に見極めることが必要である。あるがままの自分を生かせる場所はどこかを考え、実際に探し始めることが、問題解決の突破口になる。
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・働くことは社会の中で自分の存在意義を確認するための手段の一つ
・働くことは社会人としての誇りを与えてくれる
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先天性脊髄分裂症の著者による自伝。生まれてから2週間以内に死ぬだろうと言われ、その後もn歳までは生きられないと言われ続けるほどの重度障害者。それにも関わらず、なんだかんだで生き続け、それなりの地位にいるからすごい。
こういう人の本を読むと、「誰が言ったか」は重要であると再認識する。健康で金の心配が無い人間が言っても響かないが、排泄すら自分でコントロールできないこの著者が言うと重みがある。著者は財務整理の仕事をしている時に「生かし屋」と呼ばれたそうだが、そうなるのも納得である。
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生まれつきの障害のため下半身が不自由で、学校に通うのにも周囲の助けが不可欠。苦労して大学を出て会計事務所での職を得るも、膀胱がん・白血病など5回もの「がん」に襲われ、自らが立ち上げた会社は倒産し、全財産を失う...。一般に言われる「苦労人」の何十倍もの苦労と不幸に遭いながらも、ファンドマネージャーとして百社を超える企業の破綻処理に携わった著者が、それでも元気に生きて行く人間の使命について語る。「ただ生きていればいい」「メンツは捨てるためにある」...。珠玉の金言が弱り切った心を奮い立たせてくれる一冊。
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あまりにも特殊な人生であり、並外れた才能の持ち主なので直接参考になるものは少ないが、それでも『生きているだけでラッキー』という前向きな姿勢には勇気をもらえた。でも本当に心が弱っている時に読むとキツイかな。