紙の本
しずかなお話
2018/12/19 20:41
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
北欧の国の、こびとのお話です。
サンタさんの絵本ではありませんが、なぜかクリスマス近くなると読みたくなる絵本です。
とても静かな気持ちになり、夜の読み聞かせにぴったりです。
紙の本
ささやくように読みたい絵本
2016/01/20 21:42
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪深い森の中にある古い農家に住み着いてる小人。
冬の夜、家人が寝静まったら見回りをします。牛、羊、鶏、犬、子供達、大人たち。眠ってる耳元に優しくささやきながら。
閉鎖的な雰囲気と静謐で澄んだ空気感が溢れてます。ささやくように読みたい絵本です。
紙の本
おやすみ本に
2016/11/25 07:37
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
寝かしつけの絵本ではありませんが、なぜか効果的に寝てくれます。静かな内容の絵本なので眠くなるみたいです。
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厚く降り積もった一面の雪。
白銀の月夜。
小屋の暗闇の温もり。
こびとのまなざし。
ながめて冬を暖かく。
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古い農園の寒い冬の夜。
きて、またさっていく日々の一部を切り取ったおはなし。
リンドグレーンの文章にキティ・クローザーが絵をつけた、昔ながらの絵本。
この絵本は、夜にゆっくりゆっくり丁寧に読むのがいい。
ずっと昔にすみついたこびとは、よごと農園を見回る。
牛小屋、馬小屋、羊小屋、鶏小屋、犬小屋、人間の部屋。
こびとは毎日毎日農園を見回る。
なんのために?は描かれない。
きこえない言葉、みえない姿、でもみんな、こびとがいることを知っている。
きこえないけどわかる声で挨拶をして、気づかれなくても見守り続ける。
それだけの、美しい話。
キティ・クローザーの絵は光がきれいだ。
雪の、月の、カンテラの明かりとその影。
しなびた朝鮮人参みたいなこびとはぜんぜんかわいくないけど寂しげで優しげで暖かい。
部屋の窓が消えたり本がわいて出たりするのは少々気になる。
このこびと、なやのどこに部屋をつくって生活道具はどこにおいているんだろう。
私はそういう細かい部分もきちんと決めてある絵の方が好きだ。
まあこの絵はこの絵で好きだけど、好きだから残念。
見返しが子供の遊びみたいな飾り切りになっているのが可愛い。
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スウェーデンのサンタクロースともいわれる農家を守る妖精、こびとのトムテ。
古い詩をもとにリンドグレーンが1960年代初頭に書いたお話
静かでやさしい文章そして絵
冷たい風景なのになんてあったかいのでしょう
《 真夜中に そっと見回り 語りかけ 》
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いやー、こびとさんちゃっかりしてますね。
って、そういうところに目を向けるもんじゃないのかもですが、楽しく読めました。
著者のリンドグレーンは、長女の好きな作家のひとりのようです。
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農場でひっそりと(人間には姿が見えない)こびとのおじいちゃんが住んでいて、夜になると見回りをしている。いろんな動物、人間も見守るこびと。すっごくじんわり素敵な絵本なんだけど…。こびと?いや、人間のこども位の大きさじゃない?ちょっとデカすぎない?…って思う、夢のない大人のわたし(笑)
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冬の夜 たったひとり、おきているのは
みまわりこびと
みんなが寝静まる真夜中にそっとみまわり。
そして こびとの ちいさな ことばで
そっとはなしかける。
牛小屋から馬小屋と…
みんなにそっとはなしかける。
冬はきて、また さっていく もの
夏はきて、また さっていく もの
冬なシーンとした音のない世界でこびとが、そっと話しかけながら動いているのが素敵に思える。
静かなのがいい。
そっと そっと話しかけるのがいい。
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息子8歳6か月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
読んだ◯
何度も読む(お気に入り)
その他
やさしいちっちゃなおじさん「みまわりこびと」。
きっとわたしのそばにもいる。
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「雪のうえに残った、ちいさな足あと。それは、冬の夜、雪にとざされた農場を、順々にこびとがみまわっているのです。牛、馬、ひつじ、にわとり……そしてにんげんの子どもたち。長い冬のあとには夏がやってくると、勇気づけるように語りかけていくこびと。
北欧ではおなじみのこびとのトムテはスウェーデンのサンタクロースともいわれる農家を守る妖精。そのこびとについてうたった古い詩をもとに、児童文学作家アストリッド・リンドグレーンが1960年代初頭に書いたお話が長い年月を経て再発見されました。その文章にアストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞作家であるキティ・クローザーが絵を添えてできたのがこの絵本。ふたつの才能が見事にぶつかり合った、奇跡のコラボレーションによる珠玉のクリスマスストーリー。」