- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |
紙の本
宇野亞喜良アートワーク
2019/09/16 05:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
前回 1964年の東京オリンピックの記録書籍のデザインから、2010年代に入っても雑誌『ユリイカ』の表紙、椎名林檎さんをはじめとするアーティストのアルバムジャケットなどなど。半世紀を超えて活躍する宇野亞喜良氏の年代を追った作品集です。
紙の本
宇野亞喜良の全貌がわかる大型本
2022/02/13 15:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
宇野亞喜良という名前を知ったのがいつのことだったか、もう定かではない。ただ、いつのまにか氏の描くイラストレーションや絵本、ポスターなどなどを見つけると、どこか惹きつけられるものがあり、つい買い求めてしまう自分がいた。だから、そんな絵本や画集が何冊か手元のある。
そして、氏が80歳になった折に編まれたのがこの『宇野亞喜良クロニクル』だと言うことだ。今までは書店などで目に留まった時にしか手にしていなかったので、こうして氏の作品をまとめて観ることができるのはそれだけですごいことだ。
しかも、クロニクルというだけあって、氏が意識的にイラストレーションなどを手掛けるようになった若きアマチュア時代から始まり、本書が刊行された2014年までをほぼ年代順に、年譜も織り交ぜて並べられている。これが圧巻で、始めから順に観ても良いし、気が向いたページを拾い観ても良い。ただ、300ページを越えるA4版の本(しかも画集なので紙質も良い)で、物理的にも圧巻で軽くはないので、持ち歩くものではなく、どこかで落ち着いた気分で座って眺めるのが良いだろう。
それにしても、どの年代の作品を観ても惹きつけられるものばかりだと言うことを再確認してしまった。
最近は時代物の絵や、CDアルバムのジャケットといったやや雰囲気の異なるものもあるが、なんと言っても惹きつけられるのは少女や女性たちのあの(!)眼差しなのだと気づいた。それをエロティシズムだとか何とかと言っても良いのかもしれないが、それらも含めてAquilaxの世界なのだろう。
そして、クロニクルとなっていることで改めて気づいたのは、宇野亞喜良のグラフィック・デザイナーとしての作品群もまた魅力的だということだ。もっとも、氏と同世代のイラストレーターは皆デザイナーでもあったりしたマルチプレイヤーな方が多いので、普通に様々な作品を作り出していたというだけのことかもしれないが。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |