紙の本
医師とのコミュニケーション
2016/07/15 23:19
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投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
医師にもコミュニケーション能力が低い人がいる。このような医師は置いておいて、医師としては患者さんとのスムーズなコミュニケーションを望んでいます。そのことができる人が一流患者です。患者学とも言えるものを身につけてください。
電子書籍
能動的に医師とコミュニケーションを取る
2022/10/19 17:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビ番組に上野先生が出演されているのを拝見し、
著書を読んでみたいと思いました。
医師に言われるがままではなくて、「例えばこういうことは
出来ますか?」といった質問をして、自分が納得する
治療や方針を医師とともに考える。自分の身体に決して
受け身にならない・・・そのようなメッセージを受け取りました。
そのためには、受診前には
限られた外来診察の時間に質問事項や、自分の状態を
短い時間で医師に発信できるように準備が必要。
医師によってスタイルは異なるとは思うが、
ご自身も大病をご経験されている上野先生の考え方や
命の終え方に対する心の持ち方など、読むことが出来て
良かったです。
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20160424 一流の患者になろうと思った。自分の今の状態では救いになると思うので。まずは今の症状を理解するところからだ。
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■日本では主治医制のもと,最初にかかった診療科の医者の権限が非常に強くなる傾向にある。最初に外科で診察を受けた患者はどうしても手術をメインにした治療に傾きがち。ない香苗ら抗がん剤治療というように何がベストの治療かということよりも最初にかかった診療科が治療の方向性に大きく影響してくる。
■大切なことはWHYを常に問う姿勢。
・なぜこの病名なのか。なぜこのように診断したのか。
・なぜこの薬を出したのか。
・なぜこの薬が効かなかったのか
■エビデンスレベル
①無作為比較試験
②症例対照研究
③患者調査
④専門委員会や権威者の意見,症例報告
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医者である著者ががん患者になった経験を活かし、一流患者から三流患者までを綴った一冊。
自分で主体的に調べ、セカンドオピニオンを有効活用する一流患者に対し、自分の症状さえ説明できずクレームばかり付ける三流患者もいることを知った。
そして自分も三流患者にならないように気を付けようと思った。
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自分の体について、無知すぎる。お薬手帳をつけるところから。確かになーということがたくさん。物を買うときはこれでもかってくらいに比較、検討してから買うのに、一番大切な自分の体のことになると、お医者様まかせ。それが正しいはずがない。自分の人生は自分で決める。
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テキサス大学のがんセンターの教授を務める著者は、自身もがんを経験して狼狽した。
その経験や、日米の診察風景の違いから、医療者側でなく、受け手である自分の体を治すという「患者格差」を実感した。
医者任せにせず、自分の病気を自分で知り、納得するまで質問する。ネットで調査し、メモを取り、薬をのむ理由を理解する。説明上手になる。他に考えられる病気はあるのか。
何でも医者まかせの「三流患者」と自分が主体の「一流患者」。たとえ病気になっても、自分の行動一つで、受けられる医療は大きく変わると、患者力を高める本。
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治療をマラソンにたとえると、
一流患者はペースを守って走り続けられる
二流患者はペースが乱れたり立ち止まったりしてしまう。
三流患者はルートを外れたり後ろ向きに走ってしまう。
一流患者は主体的、二流患者は医者におまかせ、三流患者は文句ばかり言う。
大抵の物事は交渉や比較があるが、医療の場合はそれが極めて少ない。医者におまかせする、という人が多い。
僕自身は(病気ではなく怪我だが)治療方法の選択で、少々後悔していることがある。多少質問もしたりしたり、一流と二流のあいだぐらいだったかもしれないが、一流でいるための情報や心構えが足りなかったようだ。が、僕が一流患者になったら医者は嫌だろうなあ。交渉事は相手のことなんか気にしてたらいけないのかもしれないが。
サブタイトルは「医者から最高の医療を引き出す心得」だ。著者は医者である。このサブタイトルからは、医者は常にベストを尽くしていないのか、と言いたくなるが、本書の言い分は、医者だけがベストをつくしても、患者のことがわからなければ最高の医療にならない、ということだ。
まあ、とにかく次は後悔しない患者になることだなあ、と思った。